IOTA大国はどの国か調べてみました
昨晩、久しぶりに1997年日本語版IOTA Directoryを調べ事で開いていましたら、その29ページに「Honour Roll/Annual Listing by Country」という国別IOTA申請者ランクリストを見つけました。1996年のIOTA申請者をDXCCのエンティティ単位にリスティングしたものです。
1996年のIOTA大国ベスト3は、①W 202局、②G 120局、③I 119局でした。当時IOTAはヨーロッパが盛んと固定概念がありましたが、DXCC中心と思いましたWが堂々のトップでした。ちなみにJAは6位の35局でした。JA3AER荒川さんがイギリス駐在中にIOTAを体感され、日本で作られたのがこの日本語版IOTA Directoryでした。本当にバイブルです。
最初は1995年版を日本語化されましたが、CQ出版の支援により大大的にIOTAのPRを実施されました。
1994年にJN6RZMにて再開局しましたが、CW中心のアパマンハムでDXCCを細々と楽しんでいました。そして、7MHzから28MHzCWまでの7バンドにてDXCC100エンティティを達成しました。なにか新しくやることを探していましたら、4X局からIOTAナンバーを尋ねられたことがIOTAとの出会いです。
当時、「島集めなんて、DXCCの二番煎じ」と思っていました。ところが、この日本語版IOTA Directoryを入手してIOTAにのめりこんでしまいました。以来、18年もIOTAチェイシングを楽しんでいます。このように長く続けられるのはIOTAのおかげと思っています。
そのポイントは最初の取り掛かりはリスト作りです。楽しく作ること、これですね。
1997年のJA 35局にはもちろん私も入っていません。これを見てから開始しました。そして、この朝に2015年版「Honour Roll/Annual Listing by Country」ができあがりました。
2015年 1996年
1 W 254 202 52
2 DL 208 79 129
3 I 152 119 33
4 JA 151 35 116
5 UA1 100 12 88
6 G 88 120 -32
7 UR 56 7 49
8 SM 52 21 31
9 F 43 28 15
9 UA9 43 2 41
11 EA 34 44 -10
11 PY 34 7 27
13 VE 29 27 2
13 HA 29 5 24
15 HB 27 11 16
16 ON 21 19 2
17 CT 16 16 0
18 OE 15 12 3
18 9A 15 3 12
20 OZ 10 4 6
21 SP 9 2 7
21 SV 9 2 7
23 VK 8 5 3
23 XE 8 8
25 GM 7 9 -2
25 PA 7 4 3
25 YO 7 7
28 EI 6 2 4
28 S5 6 2 4
30 4X 5 5 0
30 OH 5 4 1
32 OK 4 2 2
32 OM 4 1 3
34 GW 3 6 -3
34 CU 3 1 2
34 EU 3 1 2
34 HL 3 3
34 LZ 3 3
39 ZL 2 5 -3
39 5B4 2 2 0
39 KH6 2 2 0
39 E73 2 2 0
39 HK 2 1 1
39 LA 2 3 -1
39 YU 2 2 0
40 A6 1 1 0
40 BA 1 1 0
40 C31 1 1 0
40 CE 1 1 0
40 CO 1 3 -2
40 EA8 1 3 -2
40 ER 1 1 0
40 GJ 1 1 0
40 H44 1 1 0
40 IS0 1 3 -2
40 KL7 1 4 -3
40 LY 1 1 0
40 GD 1 1 0
40 GU 1 1 0
40 SV9 1 1 0
40 UN 1 1 0
40 VR2 1 1 0
A9 1 -1
CT3 1 -1
EA6 1 -1
EA9 2 -2
FR 1 -1
GI 1 -1
HC 1 -1
LX 1 -1
LU 2 -2
P2 1 -1
VK9N 1 -1
YL 1 -1
YO 1 -1
ZP 1 -1
-----------------------------------------------------------
Total 1,508 866 642
-----------------------------------------------------------
AF 1 7 -6
AN 0 0 0
AS 208 44 164
EU 956 551 405
NA 295 237 58
OC 13 15 -2
SA 35 12 23
たいへん見づらいのでエクセルファイルがをどうぞ。
19年間のIOTAの変遷が見えます。
2015年もIOTA大国は①W 254局、②DL 208局、③I 152局がベスト3で、JAはタッチの差で第4位でした。再下段の大陸別ではヨーロッパが大半をしめています。しかし、IOTAのお膝元のG、とEAが大きく減少しています。
国別では、ドイツ、日本、ロシア、ウクライナが大きく増加させています。
JAのIOTA大国ベスト3入りのために、どうぞ未申請のOM様方、2016年1月末までの申請にご協力くださいますようお願い申し上げます。
なお、PDF判の日本語版IOTA DirectoryやIOTA申請方法がRSGB IOTA CP JAのホームページに掲載されています。まずはイタリアを抜いて第3位にご協力ください。
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