RI0KVを追いかける(2015-10-03)
日本時間2015年10月3日午前6時の船の位置は次の通りです。
昨晩からシステムにおいて、プログラムのバグが現れたようでSomov号はロシア本土の陸地の奥へ進み始めました。
すでにご承知の通りSomov号の船マークをクリックすると船に取り付けられている前方、左右方向、後方のカメラ映像がリアルタイムに送られてきます。その映像を見ると海岸沿いを5-6km離れて航行していることが分かります。下記のメッセージがそのWindowの内容です。
Спутник: Am5
Судно: MihailSomov
Широта: 68.6450
Долгота: 177.3770
Угол места: none
Курс: none
Отношение сигнал/шум: 17.700001
Модулятор: none
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Время последнего обновления: 10/03/15 00:31:16
Google Translateで翻訳すると、
スプートニク:AM5
船:MihailSomov
緯度:68.6450
経度:177.3770
標高:なし
コース:なし
S / N比:17.700001
変調器:なし
写真:クリックすると表示します
写真:クリックすると表示します
写真:クリックすると表示します
写真:クリックすると表示します
最終更新時刻:03/10/15午後12時31分16秒
と、訳してくれます。
3番目の写真に陸地が見えますが左舷か右舷、あるいは後方の方向の判断ができません。そこで、経度と緯度をGoogleMap Russiaへ放り込んでみた結果が次の通りです。
上記の「緯度:68.6450経度:177.3770」 は、「北緯68度64分50秒 東経177度37分70秒」と、読み変えられ、上記マップの位置を示します。
北緯68度64分50秒 東経177度37分70秒のなかで度の最大値は180度まで、分と秒は60分60秒まででこれを超過していることがプログラムのバグであろうと思われます。おそらく北緯の64分が明らかに間違っています。さらに統計の70秒も最大値超過の状態です。
マップ上でシミュレーションしますとどうもやや西へ進んでいる気配のようです。また、AS-027 RI0KV Wrangel Islandはほぼ間違いなくQRTしたと判断できるでしょう。
【追記】(2015.10.03 0900UTC)
プログラムバグが午前中に復旧するとともに東進していたSomov号は昼過ぎに停止し、しばらくして西進しはじめました。これでほぼAS-065へ行く可能性は無くなったと思います。
RI0KV/PはAS-174 Shalaurova IslandとAS-038の可能性へ移行してきました。あるいはパスしてさらに西進し、R0QエリアやR0B、R9、R1Pエリアへ一気に戻るかもしれません。
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