JA0RQV 田村さんへのサポート fer OC-123 A35JP/P
2017年2月12日の昼過ぎにJA0RQV田村さんからのメールが届きました。
昨秋に中止になったOC-123 A35JP/Pの再トライのご報告でした。中止のお詫びとなんとか3月下旬に再トライできそうだとのご報告でした。
私は数年前からOC-123へのお願いを田村さんへ続けていました。一昨年にOC-191を実行されましたので、なんとかOC-123も実行してくださるであろうと大きな期待に2016年8月に応えてくださいました。本当に有難い、忘れかけていたころのメールでした。
しかし、現実はそう簡単に許してくれません。
2006年12月にJA7GAX長嶋さんにより実施されましたOC-191 A35TN/Nも電源が無く、トラック1台を借り切ってそのバッテリーで運用したという苦い話がありました。
また、昨年の夏もA35をよく御存じである田村さんのウエブに「There is no water supply (only rainwater is available)」とありましたので、びっくりして現地の水でお腹でも壊されるといけないと思い、お水代3千円をお送りしました。従来のドネーションという感覚はありませんでした。そうならば千円か10USDで十分です。
前回、中国製の古いプロペラ飛行機が故障で遅れましたため、中止されるか否かご相談のメールをいただきました。命にかかわることはなさらないでとお話しましたらきっぱりと中止し、また企画を再考したいとおっしゃって終わっていました。今回は船であることから相当危険を感じる飛行機であることが分かりました。
2月5日の初めてのメールからわずか1週間でしたが、かなりのメールやり取りをさせていただきました。今回の要点を田村さんの個人情報部分などを除いてご報告します。
①今回はトンガ海軍艦船をチャーターする。ただし、サイクロンが発生すると完全に中止。
②パトロール任務が優先されるとの条件付きなので、日程の詳細はギリギリまで流動的。
③14MHz以下が中心になりそうです。オンエアは平日夜間と、週末を挟めれば週末、おそらく現地滞在は4~5日になる。
④個人的には10MHzをリクエストしました。7/10/14MHzCWがメインとなりそうです。
⑤OC-123はトンガタプ本島から約600km。途中の島に物資運搬などしながら片道丸二日の船旅になります。海軍艦船といっても写真のような漁船に毛の生えたような小船です。
⑥船酔いに弱いとのことで酔い止めを送ろうと思いましたらすでに準備しているとのこと。
⑦ネットはほぼダメです。現地でネットがNGだった場合、JN6RZMへなんだかの方法で連絡し、JN6RZMブログにアップします。
⑧クラスターアップなどご協力くださると助かるとのことです。
⑨JAのIOTAチェイサーの皆様はできる限り1~3QSO以内にとどめていただき、遠方の海外局に機会を譲ってください。
⑩3/1に成田出発、3/19まではトンガの首都で仕事、3/20からOC-123へ向かう予定。乗船後は船任せ。OC-191へも滞在の予定ですが、最後までわかりません。帰国は4/5頃の予定です。
⑪西日本ハムフェアの講演に参加したいが無理(笑い)ですとのこと。
⑫IOTAは海外移動が落ち着いたらQSLカード整理、そして申請したい。Club Log QSO Matchesシステム開発の寄付をされたそうです。
⑬OC-123とは別にOC-191に出た場合、同じA35JP/Pで運用し、頻繁にOC-123かOC-191を打つそうです。
⑭サイクロンなどの天気の関係、海軍の都合などでOC-191からのQRVや日程など動いたり、最悪の場合はキャンセルもあるそうです。
メールやり取りの中でいつも感じますことは田村さんはたいへん積極的な方と思いました。この心意気を暖かく見守りましょう。
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