AF-023 S9YYをアパマンアンテナで撃ち落とそう
DX newsに昨年2016年10月に実施されましたAF-023 S9YYの運用が2017年も10月1日から10日まで実施されると発表されました。
わたしは長いQRTの末に平成4年(1992年)12月にCWが無性にしたくなり免許申請を行いJN6RZMで再開局しました。マンションから無線ができるアンテナAPA-4を購入し、翌年1月からFT-840 100ワットのシンプルシャックにてまずはSWLを数か月楽しみました。そのときに強烈に強いCW信号を毎晩送り続けていたのがS92SSでした。
このS92SSはアメリカ人のKY4P Charlesで30メーターハイのビームを使っていました。数年後にはメールアポイントもとれてアメリカから来島の度にメールを送り続けSkedの依頼をしました。パイルアップの一番上をいつもとっているのでそこを狙いなさいとアドバイスをいただきましたが、2002年を最後にS9へは来なくなりました。
途中でS92SSからS9SSへコールサインが変更になりました。おそらくJAからは3エレくらいのビームアンテナがあれは1~2年で14MHzCWにより交信できたと思いますが、10年以上追いかけましたがNGでした。
2000年代中盤からはペディション頼りとなりましたが、IOTAペディションのようなアットホームな対応は少なく、「DXCCペディションだぞ」という感じの返事が多く、IOTAとしてのAF-023は19年連続で空欄状態でした。
2016年9月にS9YYのペディションが発表されました。オペレータがDK8YY DL6KVA DJ5IW DL1AOB DG5AA DL3RKS DL1AWDとEME担当のDL1RPL、QSLマネジャがDH7WWと発表されていました。S9YYのコールはリーダ役のDK8YYからきたと直感し、DK8YYとマネジャのDH7WWへメールを送りました。詳細は次のURLから。
10MHzCWの信号はとても強く、Solid copyでした。無事にばっちりアパマンアンテナで交信できました。その嬉しさよりも23年の長さに感慨深いものがありました。
S9YYのQRZ.comにはDH7WWが次のように書き込んでいます。
(2017年)
This team is active from 1 - 12 October 2017:
DL1AWD, DL1AOB, DG5AA, DL8ALU and DK8YY
Log Search:
https://secure.clublog.org/logsearch/S9YY
(2016年)
This team was active from 8 - 23 October 2016:
DL1RPL, DL3RKS, DL1AWD, DL1AOB, DG5AA, DL6KVA, DJ5IW, DK8YY
Log Search:
https://secure.clublog.org/logsearch/S9YY_2016
30mCWのとても強い信号に巡り合えました。おそらく10MHzが乗るダイポールアンテナでも交信可能と思います。チャレンジ意欲のある方はご一報ください。昨年のお礼を兼ねてDH7WWへ連絡するとともにわたしの友人のJA****さんが10MHzCWで交信を望んでいますとお伝えしましょう。
最初からビームをあげていましたら1~2年で終わることなのですが、わたしは23年かかりました。まだAF-023でない、AF-044 Principe Islandが残っていますので、また20年くらい追い求めてみたいと思います。
2017年1月6日に受領しましたQSLカードはここに掲載しています。
« AS-069 RI0C Iony Island Video & QSL starts | トップページ | AS-039 RI0ZF Club Log uploadの問い合わせ »
« AS-069 RI0C Iony Island Video & QSL starts | トップページ | AS-039 RI0ZF Club Log uploadの問い合わせ »
コメント