Club Log MatchingをメインにしたIOTAチェイシングの紹介
IOTAを始めたい、IOTAをやりたいが云々と私のところにはご相談のメールがときどきまいります。昨年2016年7月からClub Log Matchingが利用できるようになり、IOTA申請には3つの方法がそろいました。
①Paper QSLカードをウエブへKey boardから入力後にCP(チェックポイント)を送る方法
②毎年7月末に実施されますIOTA Contestの参加局が提出したログを使用する方法
③交信相手局が登録したClub Log QSOデータとMatchingさせる方法
の3つです。
先日、ご相談の局はIOTA未申請ですが、すでにRSGB IOTAウエブに数十件のIOTAを登録されたリストを出してこられました。拝見させていただき、ほとんどが③のClub Log Mathingで登録されていました。①の紙のQSLは数件でした。なるほどと思いました。
ある意味では目から鱗でした。多くの皆さんへIOTAを奨めていますが、「たくさんのログ、たくさんのQSLカードを確認することは至難の業」と回答されることが多く私もそのままにしてしまいました。
いま、本日現在RSGB IOTA webの中のClub Log Matchingデータ数は3,607件まで増えていました。これとMathingすれば1時間程度でIOTA件数を知ることができます。
その方法は、次の①~④のとおりです。簡単です。
①RSGB IOTA webのパスワードをウエブを通して依頼する。
②電子ログ(ハムログ)からADIFファイルを抽出する。
③そのADIFファイルをClub Logへ登録する。下記のPDFをご参考ください。
④RSGB IOTA webにパスワードからログインし、「自分のクレジット」からClub Log Matchingへ進む。
数秒でチェックされ、過去ログとマッチングされます。もちろん、昔のQSLカード回収の必要性もなく、したがって回収コストもかからず、いいことづくめで貴局のIOTA件数を知ることが可能です。
RSGB IOTA webのClub Log Matchingのデータ件数3,607はIOTA LtdのIOTA Validation Teamが2016年以降はK3ESTが、2015年以前はVE3LYCがメールにて交渉を続けているそうです。IOTAにご興味がある方、将来やってみたい方はぜひお試しください。ご自身の立ち位置が上記の作業を行うことにより分かります。
でも、すでにそういう発想でClub Log Matchingを主体にしてIOTA100などを目指されている局もいるということです。
【追記】
頭が固くなっていました。RSGB IOTA webのパスワードは中嶋さんへメール等で依頼と思っていましたが、改めて調べるとRSGB IOTA web内で入手することができるように変わっていました。ますます利用しやすくなっています。
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