VE7ACNのNext IOTAペディションを予想する
私は以前よりIOTAペディショナーへ積極的にメールを送っております。新しいIOTAペディションのプランや運用、そしてドネーション支援などの配慮を可能な限り努めています。金銭のみならず、JA向けの運用の提案をお互いの交流のもとに行っています。
数年前からVE7ACN Mikeさんが素晴らしい運用をVE7-IOTAで実施し始めました。コンディションの悪化にも関わらず強力な信号を送り始めました。すぐに「とても強い信号です。アンテナは何を使っていますか」というメールを送ったことが知り合うきっかけでした。
今回のNA-042とNA-157のペディションは個人的には既にクレジット済みでしたが、その先を鑑みてJAからのドネーション支援をお願いし26名からのご協力に達しました。
MikeさんはドナーへはQSLカードを自動的に送付するとウエブで報告されていました。その様な状況で今回のペディション時に気になる発言がありました。「NA-157 Kayak Islandに来て観て、なぜ20年間もペディションが実施されなかったか理解できた」という言葉です。
ニュアンス的に「こんな所に無線をしにきて、高額な費用をかけて」という感じがしました。おそらく、Mikeさんはこれ以上KL7-IOTAに入り込まないように感じました。残りのVE7などのIOTAに戻りそうな感じでした。GDXFやIREFの支援依頼も薦めましたが利用しなかったようです。残念です。
ウエブの中の写真でも分かりましたが、発電機を2台持参していました。ワイヤー系のアンテナシステムも写真にありましたがおそらくリグもスペアを持参されていると思います。目的の島に公共の電源が無い場合は発電機が必要ですが、2台持参とは驚きです。
過去に失敗経験があったのでしょう。さらにガソリンも必要です。地元で高額な燃料を水や食料とともに購入します。こういうものが加算してコストをあげるのでしょう。旅行費用に含むものとそうでないものに分けられますが、そうでないものが加算されるとNext IOTAペディションは破たんしていくでしょう。
一度、IOTAペディションを辞められた局が再び復活することはなかなか難しいようですね。あまり記憶にありません。前回のコストダメージ(?)からの回復はなかなか厳しいと思われます。やはり少額でも多くの局が支援に関心を持っていることが継続力を高めると思います。
最近のIOTAウエブには予想総コストを記載しているものが出てきています。今後、もっと深く調べてみたいと思います。
①AS-069 RI0C $18,000 (Jul 2017)
②OC-216 VK9AR $30,000 (Nov 2017)
③AN-002 3Y0Z $610,000 (Feb 2018)
個人的にはウエブでドネーションを求める場合は終了後の収支計算書を公表しなくても、ドナーへは報告すべきではないかと思っています。
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