AS-189 EP6RRCの結果
この朝にEP6RRCを運用されたRA1ZZ VasilyさんからJA Pilot局を担当されましたJA8COE高橋さん宛のメールがCcで私にも送られてきました。内容は割愛しますが、JA向けにかなり奮闘されたことがうかがえました。
私も30mCWで可能性をうかがい、高橋さんのクラスターレポートによりかかるようにワッチを続けましたが残念ながらその信号をコピーすることはできませんでした。さらに残念なことですが、Wanted Listに参加いただきましたワイヤー系アンテナ使用局はほぼ全滅でありました。
クラスターレポートの多くはEUばかりとイメージしていましたが、IOTA-chasers Forumに投稿されたRA1ZZのレポートからは、
NA - 1625 QSO
W6 - 103 QSO
JA - 1487 QSO
SA - 243 QSO
OC - 118 QSO と、分類して報告してありました。NA-1625、うちW6-103と思います。
その合計は3473QSOとなり、EP6RRCの総QSO数26,281 QSOsを差し引くと22,808の86%がEUやAF、JA以外のASになります。JAも頑張ったと言えますが、残念ながらEUのための移動運用になったという結果は否めないと思います。
御礼のメールを次の内容にて送っておきました。
「AS-189 EP6RRC運用の大成功を祝福します。
当初からC9-IOTAsとEP6RRCは私のアンテナではコピーできないと予測していました。しかしながら、JA8COE Taka-sanのPilotによりほとんどのクラスターレポートを一週間ほどワッチしていました。
聞こえないと思っていましたので、その結果は当然のことと思っています。
私はIOTA局と交信することも大切にしていますが、私のアマチュア無線の目的は海外交流です。ロシアの皆さんとIOTAを通して今後も交流したいと願っています」
このチームは来年にもAS-204P R0F Kuril’skiye Islands North、AS-205 R0X Bering Sea Coast East groupから運用のプランを持っています。AS-204は元日本領の占守島(しゅむしゅとう)か幌筵島(ほろむしろとう)から運用するでしょう。
【追記】
AS-189 EP6RRCのパイロット局JA8COE高橋さんのブログにRA1ZZの記事が掲載されました。EP6RRC側から見たJA対応が書かれており参考になります。ぜひご確認ください。
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