OC-138 VK4/JA8COE Thursday Islandを調べる
JA8COE高橋さんに叱られそうですが、改めてOC-138 Thursday Islandを調べてみると面白いことがわかります。ちょっと遅いですね。
Thursday Island(木曜島)と日本との関係はJA8COEウエブサイトに詳しく掲載されています。
私の方は地理学的に調べました。まずはOC-138の位置です。

OC-138はVK4のヨーク岬半島とパプアニューギニアの間に位置します。P29パプアニューギニアの近海までOC-138 VK4として存在していまることを初めてしりました。
ご存知の方も多いと思います。パプアニューギニア自体が3つの国の植民地時代があったことです。オランダ領(現在のインドネシアYB9)、ドイツ領(現在のP29の北半分)、イギリス領(現在のP29の南半分)。昭和50年代にVK9二つが合体してP29として独立しました。
同じようにOC-216 Ashemore Reefもチモール島に近いのですが、オーストラリアが管理しています。昔からインドネシアの漁場だったために現在でもインドネシアからの漁船の立ち入りと漁を許可しているそうです。
マップにありますとおり、先般P29NIで中止になりましたOC-153 Daru IslandはぎりぎりでP29側に位置しています。マップをしっかり確認するとVK側に属することはできなかったようです。
OC-138に属する島の内、北側の3~5島はオーストラリアとパプアニューギニアとの国交によりOC-153 PNG's coastal Islands Southグループに所属したかもしれません。
このような歴史に基づく経過がIOTAの区分にも影響していることを掘り下げることもまた面白いと思います。
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