NA-036 VE7JH Vancauver IslandとのSked成功
この朝にJA1のU-OMのサポートのため3回目のSkedを表題のNA-036 VE7JH Gaborさんと実施しました。VE7JHは20メータハイの4エレ八木、U-OMは地上高50cmのバーチカルアンテナ、私は11階建てマンションの4階ベランダから振り出したAP-4です。4半世紀ずっとこのままです。
前回はGaborさんが失念されたために10分前にスタンバイのメールを送りますと、U-OMがすぐにスタンバイのメールを送られました。ところがGaborさんからのメール返信もなく、時間が過ぎ10分くらい経過したときです。VE7JHからメールが入りました。
Yes. I just worked JA1C**.
I uploaded to Clulog, EQSL and LOTW.
Gabor
私のところには全く入らずがっかりでしたが、見事にU-OMと交信が成立しました。NA-036 VE7JH、この局をなぜ記事に取り上げたかと言いますと、次の言葉です。「I uploaded to Clulog, EQSL and LOTW.」すぐにClub Log Matching登録の協力をいただいたからです。
話が飛びますが、2年前の西日本ハムフェアでIOTAの講演をしましたときの資料に「IOTAの面白さに固定局とのSkedを紹介し、700件Workedしたなかのちょうど1/3の230件を数えた」と発表しました。1,172件だと300 IOTAほど固定局(常駐局)がいると想定できます。想定というのは異動があるためにすべて把握できないためです。私たちJAも当然に全員この中にはいります。AS-007等です。
IOTA DXpeditionによるClub Log Matching化は2019年1月末のIOTA年次リスト締めの関係で急速、急激に進んだと思われます。ところが、残念ながら固定局に関しましてはほとんど意識されていないと言っても過言ではないようです。AS-007、AS-076、AS-077、AS-078、AS-017に住む私たち自身がClub Log Matchingのデータ提供者にほとんどなっていないからです。
本州から沖縄までの5島を除いたAS-117本州沿岸などは既報のとおり涙がでそうなくらい少ないです。多くのIOTAチェイサーがClub Log Matchingで何件ヒットするかにはかなり強い関心ですが、データ提供者にはなっていません。権利と義務の活用でしょうか。
原因は私も含めまだまだClub Log Matchingのことがよくわかっていないことがあげられます。ちなみにNA-036 VE7JHはClub Log Matchingの「Accepted Activations」に登録されています。Club Logは次の通りです。
Log to search: VE7JH
62,852 QSOs logged between 2012-04-20 01:25Z and 2019-03-24 01:09Z
見事にさきほど交信されましたU-OMの時間が含まれています。U-OMは毎日Club Log Matchingをかけてチェックしてくださるそうです。
過去に九州の各島を回られましたOMさんへClub Log Matching登録を提案しましたが、断り文句は①国内ばかりだから、②すでにQSLカードを発行済だからと言われることが多いです。国内こそ、IOTA促進のために登録していただきたいですし、QSLカードを探すのが面倒とか処分してしまった局もおられます。過去の島移動を永久に残すことができますのでClub Log登録、Matchingの手続きをしていただきたいです。
可能ならばもう一歩頑張ってIOTA申請もしていただきたいです。過去分のログ追加はMergeで私の場合は大丈夫でした。
世界中の島に住む固定局へClub Log Matchingのためのデータ提供登録を推進したいと思います。
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