都道府県別IOTA申請局数を様々な角度から見てみる
2019年のIOTA年次リストがIOTA Ltdより発表され、IOTA CP JAホームページにも「都道府県別申請者数の推移」リストを掲載されました。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/ja9iff/iota/result2019.html
そこからデータをコピーし、エクセルの機能を使っていろいろな角度、切り口から「おらが都道府県は?」を分析してみました。
まずは、都道府県順位です。左側が2019年、右側が2018年です。(SWL、V/UHF、クラブ局含まず) 皆さんの都道府県の人数と順位を確認ください。
トータルは2019年が216、2018年が191です。1位東京、2位神奈川、3位大阪、4位埼玉、5位愛知の順です。愛知は一昨年に一気に増えて5位をキープしました。
増加の伸びで見ますと、0件から4件の徳島が堂々の1位でしょう。0件から2件の長野が2位、3件から5件の宮城が3位というところでしょう。赤色の県はもっと伸ばせると判断した都道府県です。しかし、数件の増加による一位二位です。1件増えれば一気に増加します。
長野、徳島、佐賀、宮崎は「ゼロ」を脱出できました。素晴らしいと思います。徳島を除いた3県はすべて第1号のIOTA申請局誕生となりました。
SKになられたり、5年間未申請ルールによるリスト削除というマイナス要素があります。上記のURLに日本語版IOTA Directory2018が掲載されていますのでそのルールをぜひご確認ください。リスト削除になった局と先日お話ししました。「知らなかった」との回答でした。
再登録をお願いしました。復活は間違いないでしょう。
次にハム人口の割合で並べてみました。
左から都道府県名、IOTA申請者数、都道府県ハム免許数、1申請者数当たりのハム人口数の順位です。総務省のアマチュア無線局免許件数からの数字です。41万3千件に対して1IOTA申請者割合が1,900件の免許数になります。
IOTA申請されている皆さんは1,900人のハムの中の一人です。ある意味で選ばれたヒトなのかもしれません。
1位大阪、2位奈良、3位新潟、4位富山、5位東京、そして6位に徳島となります。毎年定期的に開催されています東京ハムフェア、関西ハムフェアの影響が明らかにでているようです。JARL活動にIOTAが絡んでいるとか、定期的な情報交換の場がある、IOTAに熱心な活動をされているなどが感じられます。特に大阪と奈良はすばらしい数値です。
まだまだ大きな数字(ハム免許数)と小さな数字(IOTA申請局)との比較です。ちょっとした簡単で地道な活動でやり方によっては一気にトップに立つこともできそうです。
例えば、今回4名増の徳島県が毎年4局ずつ増やすイベントなどをやってくださると5年で東京の数に追いつけそうです。
Club Log Matchingを手ほどきしてお手伝いすればDXCCをたくさんなさっておられる局でも、開局間もないDXingを希望するニューカマーでも参画できそうです。
昔、大学生の頃は中学生や高校生くらいのラジオ小僧がよく訪ねてきたものです。あのイメージでIOTAのご指導をしてあげたいです。Club Log Matchingにより回収コストがかからないシステムをうまく使うように伝えたいです。あの頃のイメージでしたら爆発しています。
茨城県は少ないのではなく、見方を変えると促進では一番美味しい県ということでしょう。
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コメント
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おはようございます。
都道府県別に関する記事を見るたび、心苦しいのですが・・・。
栃木県ローカル局の参加内諾を得ていますが、申請料負担の事もあるので「申請は今では無い」と思っています。
2020年1月のアニュアルリスティング締め切り前に推進します。
それまでQRXです。
投稿: JO1CRA | 2019年3月14日 (木) 05時47分
気にされないでください。(笑い)
すべてIOTAの勉強と思ってブログに情報を流しています。
昔は無線をやっている、DXをやっているだけで意気投合して夜中まで語り合うようなアマチュア無線だったと思います。とても新鮮味の鮮度が高かったと思います。
私が一番好きなタイプの人は「すぐにご自分のIOTAポイントを知りたがるひと」、そして「それを知るためにすぐに行動されるひと」。さらに、「一生懸命にIOTA Directoryを徹底的に読むひと」です。
提案活動をやっていまして先週に新しい発見がありました。初度登録は22年前のことで方法もがらっと変わっていました。申請料How much?と質問されておたおたしてしまいました。
システムが自動的に110件まで7大陸を選択し条件チェックをしてくれる「カンタン登録」があることを初めて知りました。しかもコストはイチキュッパに偶然に似ている1,875円(レート変化あり)でした。先般のVE3LYCへ送ったドネーションより低いですよ。
80名くらい提案しましたが、申請料の件は一度もお話ししたことがなかったので考えてもおらずびっくりしました。考え方がいろいろありますが、無理にやっていただく必要はないと思います。IOTAの面白さを真にお伝えすればよいと思います。
ご提案活動も良いこともあれば嫌なこともあります。これもIOTAの勉強と思って、全体の発展を願ってやっております。
CRAさんのお役目は栃木県の8,228局のIOTAの代表と思って、これらの皆さんへIOTAという幸せを運んでいただければよいと思います。
投稿: JN6RZM Shu | 2019年3月14日 (木) 08時54分