YB-IOTAへのClub Log Matching推進 その1
インドネシアへのSASEによるQSLカード回収の事故率はまだまだ高いようです。2004年にYB9BUへ1万円を国際送金為替を使って送金したときはKadekさんの奥様の実家へ送りました。当時は為替による送金の具体的なことを知らずにやってしまいましたが、郵便局から直接お金が届けられると勘違いしていました。2020年1月にIOTA-YB Needed List 2020を作成し、たくさんのご意見をお聞きしいまだに事故は多いと感じました。
「Club Log MatchingこそYB-IOTAのためにある」と思います。
一昨日にIOTA List 2020が発表されました。YB局はIOTA申請を2017年に初めてYB5QZ Antonさんがされて、2019年1月現在で8局がIOTA申請をされたという実情です。そこで、2020年も加えてここ数年間のYB-IOTAの状況を調べました。
CALL-------2020-2019-2018-2017-CLM-----Club Log
①YB1AR 359 359 359 241 OC-021 83,075 QSOs logged between 1985-11-28 13:56Z and 2020-02-17 23:20Z
②YB1TJ 144 144 144 0 OC-021 31,953 QSOs logged between 2007-03-08 09:59Z and 2020-02-15 22:55Z
③YB1UUN 261 261 261 0 OC-021 21,335 QSOs logged between 2003-01-10 05:42Z and 2020-02-19 15:50Z
④YB2TX 186 186 186 0 OC-021 10,301 QSOs logged between 2013-02-10 12:40Z and 2020-02-23 23:26Z
⑤YB3MM 206 206 206 0 OC-021 15,229 QSOs logged between 2001-02-01 01:26Z and 2020-02-02 14:23Z
⑥YB5QZ 598 599 599 600 ****** 85,860 QSOs logged between 1983-01-26 16:41Z and 2020-02-23 15:32Z
⑦YB9WZJ 229 229 229 0 OC-034 16,725 QSOs logged between 1996-12-19 16:07Z and 2017-10-08 06:53Z
⑧YE1AR 142 142 142 0 OC-021 23,525 QSOs logged between 2001-04-19 16:24Z and 2020-02-20 15:38Z
左からコール、2020年~2017年のIOTAクレジット数、Club Log Matchingの登録(居住地)、Club Logの登録状況(2020/02/23現在)です。最初にIOTA申請されたのは2017年1月末締め①YB1ARの241とYB5QZの600です。翌2018年1月末までに他の6局が申請されています。それ以降は8局の追加申請と他のYBからの新規申請はありません。YB5QZの減少は2017年3月のOC-096の消滅などでしょう。
年度から判断してClub Log MatchingによるIOTA申請ができるようになったことが8局がIOTA申請をされた大きな要因と考えられます。⑦YB9WZJ Joniさん以外はClub Log追加をやっておられますので、今後の追加申請も期待できます。
この中で気になるのが⑥YB5QZ Antonさんの地元居住分OC-143 Sumatra IslandのClub Log Matchingが登録されてないことでした。
そこでIOTA-YB Needed List 2020におきまして唯一OC-143未交信のJA3VPA上田さんに協力を求めましたら、次のような主旨をいただきました。OC-143 Smatra Islandは日本で言えばAS-007本州と同じような感覚です。DXCCをやっているなかで過去にたくさんのスマトラ島固定局と交信し、IOTAを始めるにあたってOC-143の固定局YB5QZをはじめYB4NY、YB4NS、YB6DEなどにSASEを送ったが未回収状態とのこと。さらにClub Logを利用されヒットするがClub Log Matchingの登録をまったくされていないとのことでした。
OC-143のClub Log Matchingリストは次の状況でした。YB0MZI/4、YB3MM/5、YB4G、YB4IR、YB5BOY、YB5EHQ、YB5OUB、YB6EN、YB6HAI、YB6IXJ、YB6LD。YB71RI/6、YC6EN、YC6JRT、YD4IRS、YE6YEの16局でなかなか巡り合えない感じがします。
本日、上田さんのご了解のもとにYB5QZ宛へメッセージを送ります。以上の状況を踏まえClub LogはばっちりでありますのでClub Log Matching登録をVE3LYCへ提出してもらうとともに他のYB4NY、YB4NS、YB6DE各局へも同様の登録依頼をしていただくように依頼します。その内容はコールサイン、IOTA番号、島名、上記Club Logの内容とResidentのみです。とても簡単なんです。
YB5QZ Antonさんは12月にOC-269 YE7PのQSLmgr YB1TC Kardiさんの住所などを調べる協力をいただきました。このベディションにも参加され知り合いました。YB-IOTAのClub Log Matching化が進んでほしいですね。新しくIOTAを始められる局がストレスなくIOTAクレジットを得られる環境づくりにご協力ください。
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