World wide visitors

  • Google translate for visitor
  • Free counters!

最近のトラックバック

2023年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« 逃したIOTAオセアニア OC-286 ZL9A ANTIPODES ISLANDS | トップページ | YB-IOTAへのClub Log Matching登録提案 »

2020年4月29日 (水)

OC-070 YB8XM, YB8VRS Ambon Island QSL card question from DL6JGN

この朝にドイツのDL6JGN Hansさんからメールが届いていました。過去にも何度かメールの交換をさせていただいている友人です。IOTAは960だそうです。素晴らしいですね1000目前です。。先週、OC-070 YB8VRS Ambon Islandと交信し、すぐにYB8VRA宛へPaper QSLカードの入手方法に関してメールで問い合わせをされたそうです。しかし、反応がないそうです。

当ブログを読まれて私の友人であるJA1NQU局が今年の初めにYB8VRSと交信されたとあったがどのような方法を取られているのか知りたいとのご質問でした。ぜひ協力をしたいと願っています。

ここで、同じOC-070 Ambon Islandに住むYB8XM Joppyさんも含めて、状況をご説明します。Hansさんにはお手数ですがドイツ語へトランスレートしていただくようお願いします。

DXCCが盛んな昔からQSLカードを交換する習慣があるハム界ですが、各国の無線連盟を中心にBureauが設けられています。ビューローがない地域やDXベディションが実施されたエンティティなどはSAE+IRCでQSLカードを請求するスタイルが数十年続いています。

そのような中、1990年代にIOTAの人気が徐々に上がってきました。DXCCではたくさんの局が存在し、すぐにQSLカードもBureauで得られるニーズの低い国や地域がIOTAという切り口ではとても存在感を高めることになりました。

その最たる国がインドネシアと思います。59件のIOTAに区分されますので1200件弱のIOTAに対し、なんと5.0%を一国で占めることになりました。そのパイオニアとして大活躍したのがYB9BU Kadekさんでした。その要因としてYB Bureauの機能性が長い間低かったことにあると思います。

DXCCメインの時代では1回1エンティティで終了してしまうために世界中からのBureauの期待感や必要性が低く長年を経過しました。1990年代後半から一気にYB-IOTAのアクティビィティは高まります。JAからは21260を聞いていれば毎晩YBのNew IOTAが聞こえるほどでした。しかし、BureauではQSLカードが3年に一回の発送のようでした。待てない世界中からのIOTAニーズは当然に当時はSASEによる請求でした。

さらに円高ドル安の影響もありDXCCにおいても世界中でIRCではなく、GSを使用する風潮になっていました。また、タイミング悪く2000年にインドネシアではインフレが起きます。ガソリン代や郵便料などが大幅に値上げされました。このあたりからYBへ請求するSASEにGSを入れると事故が多発するようになりました。

YB9BUが音頭を取り、No Green Stamp, Only IRCと毎回念を押していた記憶が残ります。2006年だったと記憶していますが、郵便料が再び値上げになり、2IRC Pleaseに変わりました。JAでは300円です。高いと思いました。さらにIRCでも盗難に遭うようになりました。インドネシアの電子メールプロバイダのシステムがとても脆弱でメールは繋がらない、郵送は事故に遭うばかりで多くのIOTAチェイサーがイライラしました。

2007年からしばらく膠着しましたが、PayPalアカウントの取得、OQRSの利用など普及の支援を続けました。YB8~YB9エリアは他エリアと比較して文化的、経済的にも遅れていることを教えてもらいました。PayPalにはクレジットカードが必要ですが、その流通が低い8-9エリアではそれを理由にことごとくPayPalを断られた記憶があります。

2012年に定年退職後にYB8XM JoppyさんへOC-157 Banda Islandのプラン提案を行いOC-271 Babar Islandを実施してもらい、他のYB-IOTA活動も合わせて2016年まで大きくYB-IOTAの運用が花開きました。JA Friendsのご協力により中古リグやアンテナの提供支援を行いました。2015年4月に多くのIOTAチェイサーが59件のYB-IOTAを完了されました。

5年ほどYB-IOTAと離れましたがその間、YB8BRI RamさんやYB3MM Adhiさんが福岡に訪ねて来てくださいました。そして、JAのIOTA新規申請の皆様への支援として2020年1月にIOTA-YB Needed List 2020を20局の参加により作成し久しぶりにYB-IOTA支援活動を再開しました。その手始めがOC-070 YB8XM JoppyさんとのSkedでした。14MHzSSBで失敗した直後にFT8でJAの皆さんへサービスいただきました。

もともとYB8XMへはPayPal、Club LogそしてOQRSのセットアップ支援をしました。FT8の分をYB8XMへClub Log Matching登録をするように提案しました。びっくりマークのみの返事が2月中旬に戻りそのままになっています。

一方、YB8VRS GlennさんはYB8XMとはハムの師弟関係にあります。師であるYB8XMが利用しなければ弟子であるYB8VRAも乗らないと考えられます。YB8XMはQSLカードを保有しているが、欲しいならばSASEで請求しなさいというスタンスになっていました。ここ20年くらいである意味では私たちがそのようにしてしまったと思います。YB8VRAも同じ考えに染まると考えます。

YB8XMも2012年から2016年の間、OQRSを利用するためにClub Logに登録しています。YB8VRSはYC8VRAとして2014年から2018年4月までClub Logを使用しています。私の提案も3月28日に読んでくれています。そこで停止しています。

YB8XM並びにYB8VRS宛へ英語版のClub Log MatchingのPDFファイルを送付してお願いしてみます。すでに一定の期間を登録されている点が少し対応が異なり、面倒になっています。さらにOC-161 YC6RMTOC-141 YE4IJOC-151 YD6MCE/9のようなClub Log Matching登録をされているYB-IOTAグループのメンバーをこつこつと増やすことが大切でしょう。

【追記】

吉報です。17時30分にYB8VRSへ中嶋さん作成のClub Log Matching Manual (English version)を送りましたところ、GlennさんからClub Logを登録しました。次は?とメッセージが戻りました。

Yb8vra YB8VRSが送ってくださったClub Log登録の証明

すぐにClub LogのYB8VRSを確認しました。

Log to search: YB8VRS
418 QSOs logged between 2016-09-25 02:08Z and 2020-04-28 14:36Z 

2016年9月25日から2020年4月28日分の418QSOsデータを登録してくれました。次はVE3LYCへコールサインやIOTA番号、島名などを送るように伝えました。すでにYC8VRSは登録済ですのでうまく行くと思います。30日後までにClub Log Matchingでヒットするでしょう。その時はぜひアリガトウメールをお送りください。

やりましたね。たくさんの方がかかわってくださり、ご協力いただきました。OC-070 YB8VRS Ambon Islandが1か月後にClub Log Matchingで照合可能となります。OC-161 YC6MRTさん等3局もやっていますと夕方に知らせました。この方法でYB-IOTAのClub Log Matchingを増やしましょう。

« 逃したIOTAオセアニア OC-286 ZL9A ANTIPODES ISLANDS | トップページ | YB-IOTAへのClub Log Matching登録提案 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 逃したIOTAオセアニア OC-286 ZL9A ANTIPODES ISLANDS | トップページ | YB-IOTAへのClub Log Matching登録提案 »