IOTA諸々報告
6月中にJAの216局へ「 IOTA申請者世界一位にご協力ください」とのタイトルでお願いのメールをご送付いたし、7月10日に過去3年のIOTAベディションHPのドナーリストよりJAの未申請局28局へいきなり思いついて同じタイトル、文章を加工してお送りしました。いろいろな反応がありましたので下記5点をご報告いたします。
(1) リモート運用局の都道府県
CP JAのJA9IFF中嶋さんにご相談し、居住地ではなく、リグ・アンテナがある免許を受けている都道府県市区町村を管理していただくことに決めていただきました。IOTAプログラムのルール上では存在しませんが、JA-IOTAの都道府県までの管理上必要不可欠になったためです。今後、都道府県ごとの増減を始め、管理強化とサービス向上につながると思われます。
(2) IOTA申請ボーダーラインについて
IOTA申請は100件のクレジット取得とその中に南極を含む7大陸のクレジットを含むことが条件です。
(3) 別コールの合算
例えば九州の福岡市のJN6RZMのみではなく、このような場合でも合算してIOTA申請に利用できます。九州内を移動したJN6RZM/6、沖縄も含みます。JN6RZM/JR6などです。九州を離れて東北や北海道まで移動したJN6RZM/7やJN6RZM/8、もちろん中継地の岡山や高松、大阪、名古屋、長野、東京などすべてOKです。ただし、DXCC上、別エンティティになるJD1は不可です。
私は学生時代にJH6DVLというコールで運用していました。もちろん、利用可能です。IOTA DIRECTORYを穴が開くくらいしっかりと何回も精読したおかげで、1998年1月の最初の申請の時から使いました。実際には関東や関西の大学やら、転勤で日本中のコールサインを取得している場合のQSOも利用可能です。
(4) Club LogやClub Log Matching、LoTW QSO Matchingがうまく行かない場合
ご提案をしまして、このご返事が戻ってくることが結構あります。残念ながら提案者の私には解決は無理でした。IOTA CP JAの中嶋さんに多くの挙手者を救っていただけました。ウエブのパスワード等をお渡しして対応される場合もありますが、完璧に前進できています。その後、パスワードは変更していただければ完璧に保護されます。「動かない場合は中嶋さんへ」が鉄則です。CPがいない地域はたいへんですよ。
(5) Club Log 並びにClub Log Matchingを簡単に考えましょう
2016年6月にClub Log Matchingが提供されました。2020年2月以降、その利用率は90%に迫る勢いです。IOTA CP JAホームページでもタイムリーにClub Log MatchingやLoTW QSO MatchingがIOTA運用別に細かく中嶋さんがレポートされています。私もお世話になっていますが、近年視力や物覚えに衰えを感じるようになってきました。
特にClub Log Matchingは覚えても常時使わないため半年も使わないとClub Logの追加方法も忘れてしまいます。QSOが終わったら常にClub LogへのMergeを実行することです。そうすると忘れません。慣れてくると週間、旬間、月間と身体が覚えてくれるようです。
そして、Club Log並びにMatchingをある程度体得できましたら交信相手にQSLカード交換よりもClub Log Matchingに切り替えるアプローチをしてください。このシートをメールで送るのみです。皆さんがそうすれば90%を超えるマッチングシステムに代わります。SWL局の分を残しておきましょう。
ダウンロード - club20log20matching20manual2028english20version29.pdf
ダウンロード - club20log20matchinge381aee6898be7b69ae3818d.pdf
上が英語バージョン、下が日本語バージョン。IOTA CP JAホームページよりダウンロードしました。
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