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2020年11月19日 (木)

Club Log Matchingを改めて考えてみる

昨日、JA6WJL前田さんと表題の件に関しまして、意見交換をさせていただきました。その中で、「最近気になるのは、IOTA Activatorの局がSKされてしまった後の処理についてです。誰かが当時のログを引き継いでQSLの発行をしてくれるか、本人SK後であってもClub LogやLoTWにログデータをuploadできるシステムに変えて行かなければ、後の祭りでは悲しいです。」と。

また、「アナログの手書きログは少なからず残るでしょうし、データ化されたログもただPCに眠らせていては、いずれ消滅してしまう運命にあります。QSL-MGRも含めた当人の了解(遺志)を継いで、ログデータを第三者がClub LogやLoTW等の管理機関に預けられるシステムに発展することを祈りたいです。」とのご意見をいただきました。現状を書きにまとめてみました。

4年前の2016年6月にClub Log Matchingが提供されました。システム開発費用を賄うためにIOTA-Worldウエブにおいて「Friend of IOTA(FOC)」というプロジェクト名にて現在でも募金の依頼が続いています。詳細はウエブを参照ください。多くのIOTAチェイサーが協力されています。

IOTA Validation TeamのVE3LYC Cezarさんが2016年6月以前に運用されましたIOTA Activationsに関しましてClub Log/Club Log Matching登録推進を担当され、2016年6月以降をK3EST BobさんがIOTAクレジット承認を含むClub Log Matching登録推進を分担して担当されました。その年の12月までにClub Log Matching利用のためのマニュアルを提供する予定でしたが実現されませんでした。

私もClub Log Matchingを人に説明できるようになるつもりでおりましたが、数年間は頭でわかっていても身体でわかっていないような状態でした。記憶力も悪くなったと痛感していました。それはようするに使うことがないからマスターできないことをしっていましたので2018年10月から思い切って新規のIOTA申請提案活動を開始することによりClub Log Matchingの知識が身体に染み込み始めたようです。

そうなると次々に私自身のClub Log、Club Log Matching化を進めました。ハムログには2005年から2020年の15年分のみの登録でしたので、開局した1994年から2005年5月までの11年分の約6割を追加登録を行い、Club Logへも100%のQSOデータを登録しました。そして、QRZ.comのQSL欄にも「Club Log Matching only」とQSLカード発行をしない宣言をしました。

新規IOTA申請者からのClub Log Matchingの質問が山のように届きます。可能な限り回答できるものはご返事していましたが、そうでないものはCP JAの中嶋さんへ問い合わせさせていただきました。中嶋さんもそれに応えて、項目ごとのマニュアル化を一気に進めていただき、9月には長年使用されましたIOTA CP JA ホームページをIOTA Check Point JAホームページにリニューアルくてくださいました。
https://jim0836.wixsite.com/iota

2020年1月にYB-IOTA Needed List 2020を開始し、ニーズの高いYB-IOTAのActivationをあげる支援を行いました。残念なことに新型コロナの影響で移動が制限されてしまいました。現在は固定のResident局にたいしてClub Log Matchingの提案とお手伝いの支援をさせていただいております。

2020年のコロナ禍の影響で残念ながらAS-207 R207RRCと今回のOC-298 TX0Tの2件の新規で終わりそうです。前者へはドネーションを事前に送付し、+3USDのMagnetの注文料を合わせて送りました。そのPayPalメモに「QSLカード送付不要、Club Log Matchingを申請に利用します」と。後者にも「QSLカード送付不要、Club Log Matchingデータを使用し、2022年1月に追加申請をします」とお願いしています。

QSLカードを廃止したいわけではありません。QSLカードはvia Bureauで入手し、送付に関するコストを廃止しようという考えです。QSLカードコレクターやSWLの皆様にご迷惑をかけるつもりはありません。

もうひとつ、IOTA Check Point JAホームページにありますクレジット方法の推移にあるClub Log/LoTW Matchingの利用比率です。90%を超えています。おそらくJAのIOTA申請における比率はとても高いと思います。これを高くすることも冒頭の前田さんのご意見に対する回答ではないかと思います。また、括弧書きの数字がありますが、各Matching利用で申請できるのにQSLカードで申請された件数です。

2017年3月にJA9IFF中嶋さんご夫婦来福時に私とJA6EXO入江さんとの4人で会食をしました。中嶋さんの奥様が「毎年1月はたいへんです。宅急便、書留便、郵便などが次から次と送ってきて、云々」と言われました。当時150件のJA申請済各局からIOTA新規および追加申請がどさっと送ってくるわけですから、玄関のチャイムも鳴りっ放しだったと想像できます。

私も毎年IOTA追加申請をすべて郵送でやっていましたが、その大変さを想像した記憶があります。中嶋さんは他の面で時間を使って頑張っていただきますが、中嶋さんの奥様を宅配便や書留便の受付業務からできる限り解放してあげないといけないと思いました。はい、もちろん素敵な感じの奥様です。(笑い) 皆様のご協力をお願いいたします。

なお、海外局へClub Log Matching登録の提案のため、英文マニュアルも中嶋さんに作成していただきました。YB局へも送りまだ吸う件ですが登録に成功しています。個人おひとりだけではなく、世界中に多くの局にお役立ちできるという考えでせっせとメールでお願いを続けております。

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コメント

DXCCには「 DX Log Archive 」という制度が立ち上がっていました。

http://www.arrl.org/dx-log-archive

最近まで知りませんでしたが、先日、1982年QSOの「KX6DS」が私のLoTWでヒットし、
調べたところ、この制度を活用したものでした。

OP:K4TO By QRZ.COM

NOTE: As of July 14, 2020, I no longer have the logs for KX6DS or KC6TO for
my operation between December, 1983 and April, 1989. The logs have been donated
to the ARRL DX Log Archive. Anyone needing a QSL for my operation should contact
the ARRL DX Log Archive. 73 de Dave, K4TO

IOTAニーズの対応として、このDXCCの制度を活用し、データ化に協力するか・・・
同じような制度を「IOTA World」内でも構築し、運用出来ればと思います。

ログの電子化にはボランディアが不可欠だと思いますが。

「Club Log Matching」「DXCC LoTW」+「IOTA World Matching(仮)」 最強ですね。


四十物さん、こんにちは
要研究ですね。情報提供をありがとうございます。

JAのClublog/LoTW Matching比率は90%を超え非常に高いとのことで、少々耳の痛い話です。
当局が今回追加申請予定 210件のうち124件がQSL(旧QSLの掘り起こしのためかもしれませんが。)
その比率は59%と非常に低いです。(全体の比率を下げてしまいそうで申し訳ありません。)
中嶋さんご夫妻の1月の大変さをお聞きましたので、12月早々には申請したいと思っております。
チェック作業のことを考えると、QSL申請は1枚につきいくらかの有料化もありかなと思ったりします。

お久しぶりです。コメントをありがとうございます。
いえいえ、Club Log/LoTW QSO Matchingにヒットしない分のQSLカードによる追加申請はウエルカムと思います。こればかりは仕方がないと思います。それ以上に私が「QSLカードを探す必要はありません。Club Log MatchingでIOTA申請可能です」とご紹介したからです。Matchingシステムで新規申請をし、もっと数を伸ばしたいというお気持ちがわくと必ずQSLカード探し、ログ探しへと進むことが正解だと思います。だからこそ、Matchingシステムで送れる分は事前確認してQSLカードから変更していただきたいと思います。

はい、私もIOTAを始めた当初は1月27~28日くらいのギリギリまで待って追加申請をやっていました。順位を上げたいからでした。QSLカードを使ったゆとりある申請をするならば12月末で締めて正月を明けた初荷で送るのがおめでたくて良いのかなと思います。

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