NA-070 KL7RRC中止は痛手
NA-039 AdakとNA-070 Kiska Islandのプランは昨年に発表後に2度の延期となりようやく実施されました。その上での中止は今後のKL7RRC運用プランには大きな痛手になりそうです。危機とか痛手とか書きますがどうしたのでしょうね。残念です。来年のリピートはたいへんです。NA-070 KiskaやNA-064 Attuは中止になったことが数回あったような気がします。簡単ではない場所と今回再認識しました。
KL-IOTAはJA有志とともにKL7RRCチーム、K6VVA/KL7、VE3LYC/KL7などをサポートし世界中のIOTAチェイサーへNew one提供のお手伝いをしていました。そのツールがIOTA-KL7 Wanted Listでした。彼らからよく聞いたのはUSA本土内の航空運賃と比べ、USA本土からKL7への航空運賃はとても高いとよく聞いていました。さらにアリューシャン列島はAdakが基点となりその奥に位置するIOTAへは大きな船代がかかるそうです。金額などは聞いたことはありません。
2000年代からKL7-IOTAの攻略のためいろいろ調べておりました。今回のNA-039 Adakは出てきそうでなかなか出てこないIOTAでした。私の場合は2012年6月にNA-039 KL2HD/Pと交信できました。KL2HD Jeffさんとはすぐに情報交換を開始しました。
ラッキーなことに所属がAlaskan National Wildlife Refugesであり、公務員でアリューシャン列島の自然保護をやっていました。運用が14MHzSSBのみでしたが、2015年6月にNA-070 KL7NWR Kiska Islandと彼のクラブコールで交信できました。2013年6月にはNA-064 KL7NWR Attu Islandでも運用してくれました。軍艦のような強固な船でした。
このKL2HD Jeffさんの運用で当時のJA有志の皆さんの多くが交信されていました。そのために今回のNA-070/NA-039へのドネーション局が少なくなってしまったと思われます。また、2018年まではKL7のIOTAペディショナーへはJA有志のご協力をいただき、IOTA-KL7 Wanted Listを作成しN3QQなどとプランを調整していました。今回はすり合わせなしで進んでしまいました。
Adakの写真を2枚。左側のマップは米ソ冷戦中に作られた軍港と滑走路2本を確認できます。滑走路の北側と南側に多くの建物があります。南側をよく見ると郵便局や教会の文字を確認できます。昔は学校、病院、映画館などもあったそうです。右側の写真はAdakの町の写真です。Googleで最初に出てきます画像です。明らかに米軍家族の住まいというイメージです。
テントを張って野宿という感じではありません。宿泊設備があります。DX-World.netにもアンテナの写真が出ていました。
まとまりのない文章になりましたが、IOTA申請者がその後増加しておりますので、まとめてみました。来年のKL7RRCが活躍することを願っています。
« 6mIOTA Club Log Matchingに続々とヒット | トップページ | OC-227 VK4EI Sweers IslandとのSked、参加希望者はお知らせください »
« 6mIOTA Club Log Matchingに続々とヒット | トップページ | OC-227 VK4EI Sweers IslandとのSked、参加希望者はお知らせください »
コメント