九州DXer's MeetingとJA6UFFとIOTA
JA6UFF税田さんが7月23日にSKとなられたとローカル局から連絡が数日後に入りました。税田さんはKDXM(九州DXer's Meeting)の事務局長を担当されていました。2019年4月にIOTA申請者数世界一位を目指していた関係で税田さんと接触を開始しました。
最初のメールはKDXMウエブ(http://kdxm.web.fc2.com/ )において、2013年の参加者のJS3CTQ稲葉さんのコールサインが間違っていることを伝達したことが初めてのやりとりで知り合いました。
私は1972年7月29日にJH6DVLのコールにて開局しました。現在のJN6RZMを通してちょうど50周年に到達したところです。学生時代は実家にタワーにビームアンテナをあげてDXを楽しんでいました。CWが大好きでした。就職、転勤、結婚などですべてをなくしましたが、CWだけは鼻歌で思い出したようにCQを出していました。
1993年にJN6RZMを取得し、福岡に戻りました。もうタワーを建てるようなことはせずCWをメインに翌年の1994年1月にアパマンハムで再開局をしました。1996年にKDXMは福岡県篠栗町で開催されたと思います。DXerのミーティングにアパマンハムは合わないと判断してしまいましたことを覚えています。しかしながらコンディションもよく、7~28MHzの7バンドでDXCC100を数年で完成し続いてIOTAに飛びつきました。
以後はIOTA三昧でした。飛ばないのはわかっていましたので電子メールを活用し、Skedのお願いやらなんやらとメールのほうがQSO数より多い状態でありました。特にYB-IOTAはメールでつながった場合、しっかりと交流しないとNew IOTAへは動いてくれないなどを体験しました。
税田さんの話に戻ります。2019年4月に実行されるAS-049 JA6UFF/6の情報が流れてきました。ウエブを開設されていましたので一読させていただき、すぐに6年ぶりの挨拶とアドバイスのメールを送りました。IOTA AS-049へ行かれる手順等はしっかり手配されていましたがAS-049として認定されるための手続等に足らない部分がありお手伝いさせていただきました。
そこから毎日のようにIOTAに関する質問をいただきました。いま確認しましたが、税田さんがその以前に実行されたAS-036壱岐対馬も手続き可能かメールの中に質問がありました。IOTAウエブのAS-036の中にJA6UFF/6 IkiとNagaで登録されていました。残念ながらFT8運用のJA6UFF/Pに違和感を感じられたためか、電子申告可能な運用の登録はできないままで止まってしまいました。
九州中の島の運用をすべてClub Log Matchingに登録する、ローカル局のV63運用も掲載してもらうなどなどと終わりのないほどのIOTAの要望に対するアドバイスも求めてこられました。途中からIOTA validation teamのK3EST BobさんやCP JAの中嶋さんへの相談も加わっていました。
そして、6月に熊本にて開催される第43回KDXMに突入されましたが、私と中嶋さんで作成しましたIOTA申請のフローチャートなどを配布し、税田さんが説明することになられました。サポートにIOTA申請をされたばかりのJA6WJL前田さんが入られました。
ご本人はIOTAチェイシングの楽しみ方などをPRされたかったようですが、お仕事が多忙なうえ、FT8の申請手続きをたくさん頼まれているなどまわりの方に大いに頼りにされておられたようです。
2019年4月にはじまった私と税田さんのメール交換も7月30日で急に止まってしまい、翌年には新型コロナが始まりました。税田さんが運用されていましたKDXMのウエブも2020年2月に同年6月開催予定の第43回KDXMのコロナによる中止を最後にメンテナンスが止まってしまいました。44回の柳川の話も記憶に残っていますので、このころから体調を壊されていたのかもしれません。
ご冥福をお祈りいたします。と、ともに止まっているKDXMのウエブが再開されることを願います。
【追記】
JA6UFF税田さんの40数件のメールを再読しましたが、一番印象に残っている言葉をご紹介します。KDXM開催時の反応です。
「いつも、IOTAの話題にはなるのですが、詳しい人が居なくという事でそのままで終わっています。そもそもIOTAをイオタ、アイオタ
どう読むのとい所からです(笑)」
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