OC-240 P29RO Loloata IslandとのVHF交信の可能性
DX-World.netを通じて表題のOC-240 P29RO の情報が提供されています。ウエブも立ち上がりましたので細かくチェックしています。23件のP29-IOTAも私のアパマンアンテナで無事に2009年にOC-205と交信しすべて完了しました。それ以降はP29-IOTAにほぼ関心を示さなかったために10数年間の情報の空白ができていたことは確かなことです。
当時のP29-IOTA運用のリーダー的存在でありましたG3KHZ Derekさんもその後は英国国内IOTAやS21-IOTA、XZ-IOTAへと移ってしまいました。その間、Derekさんとも時々情報交換を行いました。八重洲リグのリレーのICが欲しいとのことで手配した経験もあります。Derekさんの年齢を考慮すると海外にでかける可能性はほぼなくなったと思います。
そのような空白の時間を埋めるようにOC-240 P29ROのプランが発表され、ちょっぴりワクワク感が出てきました。
ウエブの中にOC-240のIOTA番号記載はありますが、島名のLoloata Islandの記載がないのがご愛敬と思います。ウエブは多くのDXCCpeditionで洗練されたような感じを受けます。160-6mまでしっかりやるという印象を受けます。ウエブの内容をしっかり見ますとIOTA-VHFとしてチャレンジしたくなる意欲が湧いてきます。なんと10名のメンバーですので、6mもオープンすれば常時運用するというイメージを受けます。
G3KHZによるP29-IOTAの時代は積極的にJA friendsのご協力をいただき、30~40局からドネーションを預り、支援を続けました。そのことがP29-IOTAを完了できた大きな要因であることは間違いありません。今回もと思いましたが、6mのコンディションの難しさに腰が引けてしまいます。今年3月のVK4やFK8、3D2の6mの強い信号ならばなんとかなると思案しています。
立派なウエブを拝見すると6mでも簡単に交信できそうに感じてしまいます。
福岡からLoloata Islandまで約5,100kmです。VK4のQueens land州の少し手前です。1979年12月末に鹿児島発ポートモレスビー着のエアーニューギニーで飛んだコースです。ポートモレスビーで乗り換えてVK4のケアンズに渡りました。
IOTA OC-240はPapua New Guinea's Coastal Islands Eastでパプアニューギニアの東側半分の沿岸の島々です。約70島ほどあります。確か2000年にOC-153が分割して誕生しましたが、現在のクレジット率は50%を超えます。HFでは満腹状態でしょうがEUから見るとまだまだニーズが高いと考えられます。
昨年2021年9月から11月までの50MHzクラスターデータを確認しますとVK4がたくさんレポートされています。VK8やYBもあります。11月下旬になるとVK7やZLのレポートが多くなります。
1週間くらい6mにしっかりQRVしてくれれば可能性は十分にありそうです。P29ROの6mアンテナが大きなポイントになりそうです。
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