SA-008 QSLカードがSA-049に変更になったお話し
昔からDXingを楽しんでおられ、近年にIOTAを始められた局の中にLU8XW/Xという局と交信された経験をお持ちの方はおられませんでしょうか?
私は1994年1月にJN6RZMにて4階ベランダからAPA-4を振り出してCW onlyのDXingを開始し、1997年5月からIOTA chasingを開始しました。翌1998年1月末に170件にてIOTA申請をしました。そして、1998年3月28日にSA-008 XQ8ABF Tierra del Fuego Islandと交信し、5月2日にQSLカードを受領しました。1999年1月末に178番目のSA-008のクレジットをいただきました。
このSA-008 Tierra del Fuegoは南米の最南端に位置する大きな島で、CE8とLU-Xの2国のプリフィックスが使用されます。
そして、2000年2月16日の夕方に14MHzCWでSA-008 LU8XW/Xと交信し、ログインしました。紙ログにSA-8と記入していましたのですでにクレジット済みのSA-008でしたので請求していませんでした。当時からダイレクト請求分はすべて記録を取っていましたがこの分はありませんでした。代わりに2000年4月に交信したSA-085 AY0N/Xはきちんと請求して受領しています。
手元にLU8XW/XのQSLカードがおそらくJARLから届いたのでしよう。QSLカードを見ると間違いなく左下に「SA-008」と印刷されていることを確認ししまい込んでしまいました。
3年後の2003年秋に偶然にSA-008 LU8XW/XのQSLカードを見直す機会がありました。2001年1月1日分の交信から「島名表記」が必要になりましたのでその意識が高くなっていました。/Xが付いた意味を見つけるためにQSLカードの中に何気なく「Redonda」という文字を見つけました。IOTA DirectoryとチェックするとなんとなんとSA-049のグループの島ではないですか。
そのころはまだ電子メールを使って海外とはやり取りをしていないころだと思います。おそらくCP JAの中嶋さんにお世話になって「SA-049 LU8XW/X Redonda Island Tierra del Fuego's Coastal Islands」でクレジットを受けられるようになりました。その時に中嶋さんからSA-008 LU8XW/Xでクレジットを受けられた局が世界で3局存在し、SA-049へシフトされました」との報告をいただきました。とても嬉しかった記憶が残っています。
その後メールでLU8XWのクラブメンバーに連絡ができ、JARL経由でQSLカードの左下のSA-008がSA-049に変更されたカードを入手することができました。
この記事をそのうち書こうと思いGoogle検索でSA-049を調べたら私のブログの過去記事ばかりの中に1998年や2005年(?)にもSA-049 LU8XW/Xが運用されていたことがわかりました。やはりもう一度紹介記事を出そうと思った次第です。IOTA SA-049未交信の方でログサーチにてLU8XW/Xを検索確認をお勧めします。世界で3局ほどSA-008からシフトしたという実績(?)を持っています。ハイ
【追記】
QSLカードの写真です。
コールサインのすぐ下に「Isla Redonda」とあります。よく見るとタワーが4本立っています。ハム専用のロッジのようです。これならば2000年前後に何度も実施されている可能性が十分にありますね。左下のSA-049の下にはSA-008が薄く見えています。
電子照合可能な運用には登録されていません。そのためMatchingは取れないと思います。IOTA Contest Matchingで検索してもよいかもしれません。コンテストに参加されているかもしれませんね。LU8XWはSA-008では有名なクラブ局ですから。
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