IOTA申請済みYBの8局中7局が2023年IOTA リストから削除される
OC-221 YB8XM/P(2021 Nov)の対応をしていて気づきました、IOTAリストから8局のYB申請者が削除されていました。
2015年から2019年まで国別IOTAリストを作成し当ブログの記事としてその動向を報告していました。IOTA Ltdが毎年2月下旬に発表されるPDF版のIOTAリストをコピーし、国別にプリフィックスを付けて並び替え、国別にカウントして分析していました。調子に乗ってCheck Point別リストも作成していました。コピー&ペーストの作業が結構たいへんで3日くらいかけて作っていました。
CP JAの中嶋さんが2019年に新しいウエブを開設されたときに取り込んでいただきようやく解放されました。(笑い)
そこで、ファイルに残っていた2016年からYB局のIOTA申請状況です。数値はPosition/Callsign/Totalです。
2016年
無し
2017年
722 YB5QZ 600 YB
1158 YB1AR 241 YB
2018年
748 YB5QZ 599 YB
1013 YB1AR 359 YB
1157 YB1UUN 261 YB
1228 YB9WZJ 229 YB
1298 YB3MM 206 YB
1338 YB2TX 186 YB
1397 YB1TJ 144 YB
1401 YE1AR 142 YB
(中略)
2023年
611 YB5QZ 705
2017年にYB5QZとYB1ARの2局が初めてYBからIOTA申請をされました。2016年6月にClub Log Matchingシステムが提供を開始し、多くの局がIOTA申請に利用されました。翌2018年はYB5QZは1クレジットを失い(おそらくKingman Reef)、YB1ARは118件のクレジット追加をしています。さらに6局が追従するように新規申請を実現しトータルで8局となりました。とても嬉しいYBからのIOTA申請でした。
残念ながら、その後のIOTAアップデート申請はされず、今回のIOTAリスト2023ではYB5QZ以外の7局が消えてしまったようです。2019年以降は私はリストを作成していませんので気づいていませんでした。間違いなく7局はアップデートを5年間しなかったのでしよう。ひょっとしたら、5年間申請しなければリストから削除されることを知らない可能性もあります。さらにアップデートの方法を知らない局もいるかもしれません。
YB9WZJ、YB3MM、YE1ARなどはYBのIOTAペディショナーとして大活躍された局です。おそらくIOTAウエブのPDFを見ていないとともにご自分がリスト削除になったことも知らないのではないでしょうか。今後のペディションも期待できなくなります。
IOTA Newsもほとんど見られていない傾向があります。IOTA Ltdから同報メールで全申請者へ随時送りつけるなどの施策をしませんとマイナスは抑えることをできないのではないでしょうか。
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