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2023年6月 5日 (月)

IOTA chasingのためのBY Prefix MapとBY Prefix List

6月3日~4日の週末のBG5VEC & BG5UVQとのSkedは見事に失敗してしまいました。HFでやるSkedとは異なり短時間のSked時間の中でバンドやモードの変更がほぼ6mのみになるためにパスが開かないと他バンドにQSYできないためです。そのことは2年前にIOTA-VHFを理解する中で体感していました。今回の失敗の原因は「BY4エリアが聞こえればBY5も...」という中国大陸におけるエリアの広さとJAのエリアの広さを誤認していたことにつきます。以前に上海市の面積は北部九州の福岡県+佐賀県+大分県と同じくらいの面積であることを書いた記憶があります。

そこでBY Prefix Mapを探し出しました。
https://www.mapability.com/ei8ic/maps/prefix/china.php

By-prefix-map

BY4エリアは上海市を中心にその北側一帯の遼東半島(ピンク色)まで広がります。南北の長さは福岡から名古屋くらい離れています。マップではこのピンク色のBY4が3つに区分されています。上海市が「4A」、遼東半島のエリアが「4I」、真ん中のピンクのエリアが「4Q」と書いてあります。これはもう一つのBY Prefix Listに明細が掲載されていました。https://www.mapability.com/ei8ic/contest/bypre.php

BY4エリアがさらに3つに区分され、Suffixが上海の場合、AAからHZとAAAからHZZが割り当てになっているようです。

4AA-4HZZ Shang Hai 24 44
4IA-4PZZ Shan Dong 24 44
4QA-4XZZ Jiang Su  24 44 

BY5エリアも3区分されており「5A」、「5I」、「5Q」とマップに付してあります。これもBY4エリアと同じSurfixの付け方と同じです。

そこでマップをよく見ていただくとBY4Aの上海市のすぐ南側エリアは「5A」になっています。「BY4エリアが聞こえればBY5も...」という考えはある意味正しいのですが、Suffix別にみると大きく異なることがわかります。BG5VEC等が住むAS-138 Xiamen Island(アモイ島)はすぐ東側に台湾(BV)領の金門島が位置しています。そして上海との距離感をJA Mapと比較しますと、福岡から大阪くらいの距離です。

土日のSkedの読み間違いはここにありました。ご存知の通り6mのパスはどちらかというと局地的にオープンするため外してしまったようです。ここでの判断はBY4が聞こえていてもBY5のVコールが属するエリアは開いていない可能性があるということでしよう。ベストはBY5のQ-Zが聞こえれば交信できる可能性は高いと判断することになるでしよう。

原因を調べることによりまたひとつパワーアップしてIOTA-VHFのBY-IOTAを楽しめそうです。ご参考ください。

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