OC-081 N5J Jarvis Islandの報告
2024年8月7日から始まった表題のN5Jは島の沖に停泊した船の中からの運用(AA7JV、HA7RY、K1DG、KO8SCA、KN4EEI)をIOTA OC-081と認め、それ以外の各大陸からのRemote運用はIOTA OC-081としては認めないと理解してチャレンジすることにしました。私の31年間使用しています100ワットリグに4階ベランダから振り出したAPA-4のセットでIOTA Oceaniaが残り11IOTAの中の1つでありましたのでぜひ交信したいと思っていました。
8月17日(土)までの10日間の運用であるため、数日はワッチに徹することにしました。もちろん一番の関心は船からの運用とリモート運用をどのように区分するか、ここがどうしても引っかかっていましたのでドネーションもしないままでした。当初は各運用者がクラスターに例えば「今から始めるよのセルフスポット+コールサイン」を投稿するのではと予想しましたが全く違ったようです。
N5Jのウエブを細かく確認するとすでにN5J Award対象者リストが掲載されており、それらの対象者の交信数をクリックするとQSO済みリストが現れ、バンドVSモードごとに運用者が盛り込まれていることを見つけました。これだろうと判断しました。しかし、私はまだゼロQSOなのにすでに10数回の交信をされるOMさんがたくさんおられることに驚きました。アンテナの違いをしみじみ感じてしまいました。
運よく、10日(土)の朝8時過ぎに28027をワッチしたままでいますとN5JがCQを出し始めました。結構強くて599/599のレポート交換をしました。JA局が続きましたので本物だろうと思いました。ところが上記の船の中からの運用の5名なのかまったくわかりませんでした。10日の午前4時過ぎにClub Logに投稿されていましたので、11日(日)朝も午前4時過ぎに起床して確認していました。1時間少々で投稿されました。
残念ながら10mCWはリモートのCT1局のコールがでてきました。おまけですが、17mCWも交信していないのに〇が付いていました。このopもリモート運用者でした。これはたいへんだと思いました。とにかく残りの日にちでQSO済みリストの穴埋めに努めて、翌朝のClub Logのop確認をすることになってしまいました。 他にも方法があるのかもしれません。なんとも冴えないことになってしまったようです。
やっと交信できても、船からの運用とリモート運用を翌朝早朝に登録されるClub Logの結果を待たなければいけないとは。
終了してからのIOTA側の感覚でQSLカードやMatchingシステムでどのようにして船からの運用か否かを区分するかを考えてみました。QSLカードにOPのコールサインを入れて判断する方法。しかし、QSLカードの記載ルールにはOP名やコールサインでは判断しないことになっていると思います。Matchingはできるのか。たくさんのMatchingのサポートを行いました。いろいろ考えていますが、ベストな方法が見つかりません。
IOTAプログラム60周年記念を祝して、DXCCのルールに沿わせて船からの運用とリモート運用の区分をなくしてはいかがでしようか。
10日の朝に続き、11日朝も10mCWにて28027で強力な信号が入ってきました。昨日はCT1のリモーター、今日もデュープ覚悟でコールしましたがコールバックがなくほっとしたり、船からのOPではなかったかなと後悔しきりでした。
この記事を書きながら21285のN5JとSSBで交信できました。明日の朝にopがわかります。なんとも冴えない味気ない喜びの少ないIOTA OC-081の獲得作業です。
【追記】
現時点で気づいたことですが、QSO済みの点取り表をチェックし続けていますと、AA7JV、KN4EEIの2局はopとしてはまだ運用していないようです。終わってみないとわかりませんが、マトリックス上でたくさん穴埋めできていても船からの運用から外れるケースも考えられます。
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コメント
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山本さん、ご無沙汰してます。私もIOTAのルールをDXCCに準ずることには大賛成です。そうすれば少しはIOTA人口増えるかも⁈。ところでSSB,CWはリモート運用がFT8に比べて難しいためか、前田さんもブログに書かれてますが、リモートはしないようです。FB IOTA
投稿: JF4VZT | 2024年8月12日 (月) 05時21分
おはようございます。
21MHzのSSBは、KC8SOAでしたね。おめでとうございます。
電子照合は難しそうですので、紙QSLが必要かも知れませんね。
カードのデータにOP表記と、OPによるIOTA有効性の記載がされるのではないでしょうか?
今回はまだ良いですが、今後もリモートOP問題では悩みそうですね。
私は幸い、90年 AH3C/KH5J でクレジットを受けていました。
(あれ、なぜ 83年 AD1S/KH5 では無いのだろう?)
GL!
投稿: JO1CRA | 2024年8月12日 (月) 06時39分
澤山さん、おはようございます。お元気でしたか。
IOTAのことも少しは考えてくれているんだと思い、N5Jのウエブを覗きにいっていましたが、今一つ具体的にわからずドネーションも控えていました。案の定、IOTAチェイシングを楽しんでおられる方からの寄付はかなり少ないと判断していました。QSLカードやMatchingなどが明確になった時点で実行するとおおまかに考えていました。
残念ながらチームの中にIOTAルールに詳しい方がおられないと思いました。私も確認方法などを調べましたがまだ別の方法があるような気もしましたのでまだまだ中途半端な状態でいます。
Local memberの5人のopとの交信でないとIOTAに認められない、対して「The remote operators - CW operator team」と「The remote operators - Superfox FT8 team」の約40名がおられ、5 vs 40で前者がIOTA OKという縮図となり6セットのリグを45名で分け合って運用されることになります。交信しても翌早朝のClub Log確認でようやくIOTA OKのQSOか否かの判断となります。適度にQSOできていてもIOTA Noとなる可能性の方も高いという運用になりますね。後者のチーム名にあるとおりCWとFT8はIOTA Noと考えても良いのかもしれませんが明確にはわかりません。
現在はQSLカードの回収方法のOQRSのみですが、IOTA OC-081 OKをQSLカード上で証明する方法も明確ではありません。Matchingを考えてみましたが、コールサインを分ける、Club Logが当初提供された頃に利用されたコールサインの後に島名や運用年月日を付けるなどの方法が可能なのかなと漠然としています。あるいはMatchingシステムは利用しない(できない)のかもしれません。
私のようなアパマンアンテナなどの設備が低いケースや、ご年配(私も両足が入っています)の方は、不明確さが漂うN5Jを諦めてIOTA離れされるケースも出てくるかもしれません。
いまできることは8月17日までにバンド・モードの点取り表を可能な限り埋めることしかないようです。
投稿: shu JN6RZM | 2024年8月12日 (月) 06時50分
四十物さん、おはようございます
澤山さんのメッセージ確認前にClub Logの更新状況を確認し、未更新でしたので、澤山さんメッセージの返信文を発信した後に四十物さんのメッセージを確認しました。まるで恋人同士ですね。(笑い) 気にかけていただきありがとうございます。
昨夕の21285SSBの交信がおそらく「アタリ」と予測していました。KO8SCA Adrianさん(Local member)のコールが出てきてやっと肩の荷が下りました。3年くらい前からVE3LYC等のIOTA DXpeditionのサポートに入っておられ大活躍されていました。IOTAの理解にもっとも近い局と思いますので、おそらく今日以降もAdrianさんが21285のSSBで夕方にサービスされるでしょう。ちなみに私の交信データは1652JSTです。
昭和51年秋に上映されたROCKYの「Adrian, I love you!」をそのまま差し上げたいです。ちょっと違うかな。
投稿: shu JN6RZM | 2024年8月12日 (月) 09時08分