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AS-105 Yeongjong Island(仁川国際空港)からのIOTAサービス

IOTA directoryのAS-105 HL2 の中のYongjongとYongyuの二つの島の間が埋め立てられ、仁川国際空港が造成されたためにIOTAルール上での取り扱いはどのようになるかをIOTA Ltdに問い合わせました。翌日10月26日に副社長のVE3LYC Cezarさんから回答が届きました。その旨をお伝えしましたが、目的は表題にあるJAの皆さんが仁川国際空港へ行かれたときに、そこからAS-105から運用サービスをと言うのが主旨です。

IOTA LtdウエブのNEWSにその扱いが掲載されるのではと毎日チェックしていますが、しびれを切らしましたので記事を掲載することにしました。まずはIOTA Ltdからのご返事原文の和訳です。

(2)龍游島龍宗島、AS-105」

ヨンジョンとヨンユが結ばれたというのは全くその通りです。また、AS-105のもう一つのカウンターである三木島も上記とつながっています。少し前に、韓国人の名前の綴りにいくつかの変更が加えられました。そのため、Yongjong の新しい音訳は Yeongjong で、これは仁川国際空港がある島全体の名前です。

上記を考慮し、Yongjong の名前を Yeongjong に変更し、AS-105 のカウンターリストから Yongyu と Sammok の両方を削除します。

これらの問題についてご指摘いただき、誠にありがとうございます。

QSLカードに記載する島名などはAS-105 Yeongjong Islandに統一されます。

韓国から運用する場合は免許申請が必要です。JARLのウエブに詳細のPDFが掲載されています。

ダウンロード - e99f93e59bbde5858de8a8b1.pdf

「韓国での運用申請手続き」の詳細が記載されています。JA8COEさんが/HL4で過去に運用された記憶があります。近場のIOTA DXpeditionとしてご参考ください。 

韓国のIOTAは下記の通り13件です。(IOTA CP JAウエブより転記)

KOREA (SOUTH)
AS-105 HL2 a. KYONGGI-DO PROVINCE group (=Ach’a, Changbong, Chawol, Chebu, Ch’ochi Isls, Chumun, Hyong, Ipp’a, Kanghwa, Karigi, Kukhwa, Kyodong, Mal, Mibop, Mo, Muui, P’almi, Porum, Pul, P’ung, Sammok, Shin, Si, So, So’bol, Sogom, Soman, Son’gam, Song-jae, Songmo [別名 Sokmo], Soyonp’yong, Taebu, Taeyonp’yong, T’an, Tongman, Tori, Uum, Yonghung, Yeongjong, Yongyu) (注:Tokchok Isls, Taenanji 及びHL3エリアの島は含まれません。Soman, Yongjong, Yongyuが埋め立てにより地続きとなったため、島名をYeongjongに統一しました。)

AS-122 HL2 b. KYONGGI-DO PROVINCE WEST group (=Paengnyong, Soch’ong, Taech’ong)

AS-090 HL2 c. KYONGGI-DO PROVINCE (TOKCHOK ISLANDS) group (=Kadok, Moktok, [Chi, Hagonggyong, Ka, Kakul, Kum, Kurop, Muk, Mun’gap, Paega, P’i, Sanggonggyong, Sasunghwang, Son’gap, Sonmi, Soya, Sungbong, Taeijak, Tokchok, Ulで構成される] Tokchok Isls) (注:Chawol は含まれ ません。)

AS-080 HL3 d. CH’UNGCH’ONG-NAMDO PROVINCE group (=An, Anmyon, Ho, Huk, Hwang, Hwonggyon, Kaui, Koa, [Kungshi, Kyongnyolbi, Nan, Pukkyongnyolbi, Pyongp’ung, Sogyongnyolbi, Sok, Tonggyongnyolbi, Ubae で構成される] Kyongnyolbiyolto Isls, Nach’i, Nok, Oejanggo, Oeyon, Ong, Pyon, Sapshi, Sin, Sogilsan, Sonanji, Tae, Taech’ong, Taegilsan, Taehwasa, Taenanji, Tan, Wonsan, Yondol) (注:Kaeya, Och’ong, Yon 及びHL3エリア以外の島は含まれません。)

AS-148 HL4 e. CHOLLA-BUKTO PROVINCE group (=Hawangdung, Kaeya, [Munyo, P’angch’uk, Pian, Shinshi, Sonyu で構成される] Kogunsan Isls, Korun, Och’ong, Sangwangdung, Shibidongp’a, Sik, Wi, Yon)

AS-060 HL4 f. CHOLLA-NAMDO PROVINCE group (=Amt’ae, An, Anma Isls, Ap’ae, Chaewon [同名の島が2つ], Chang [同名の島が2つ], Chang Isls, Changma, Changsan, Chara, Chaun, Chilbal, [Chang, Cho, Chuk, Kakhul, Kap, Kok, Kol, Kumho, Kunham, Mo, Paengmo, Samma, Sin, Song, Taesam, Taesodang で構成される] Chin, Ch’o, Ch’oran, Choyak, [Hwa, Kai, Myon, Myongdok を含む] Chung, Ch’ung, Ch’wi, Gansu Jedo, Hang, Hat’ae, Haui, Hosa, Hujung, Hwang, Hwangje, [Hwagari, Oui, Sot’aei, Su, Taet’aei を含む] Imja, Kae, Kalmyong, [Chobu, Chuji, Hyoi, Kadok, Kwangdae, Ma, Oegong, Panggu, Song, Taesodong, Yangdok を含む] Kasa, Kijom, Kijwa, [Changjuk, Che, Chinmok, Cho [同名の島が2つ], Chok, Chongdung, Chukhang, Hagai, Hajo, Han’gan, Hyongje, Kakhul, Kalmok, Kilma, Koch’a, Koktu, Kwa, Kwanmae, Kwansa, Maenggol, Mo, Nabae, Naebyong, Nurok, Oebyong, Ok, Omi, Paegya, Pulmu, Pyongp’ung, Saja, Sanggai, Sangjo, Sinui, Soma, Song, Songnam, Sosongnam, Suok, Taema, Tokko, Turyang, Yanggan So, Yugum でを含む] Kocha Isls, Kogum [同名の島が2つ], Koha, Koi, Komun [同名の島が2つ], Ku, Kuja, Kumdang, Kumo [同名の島が2つ], Kurye, Kwang, Kyongch’i, Maehwa, Maemul, Manjae, Milmae, Mohwang, Mosa, Muhak, Naenaro, Nang, Nu, Nul, Oean, Oedal, Oemo Isls, Oenaro, Ok, Paegil, Paegya, Paek, P’algum, Pigum, Pok, Puksong, Punam, [Bu, Deogu, Gu, Maemul, Seob, Sodeogu を含む] P’yong-il, Pyongp’ung, Saeng-il, Sangnagwol, Sangt’ae, Saok, Shin, Shinji, Shisan, Soak, Soborok, Sogijom, Soguja, Sokhwang, Son, Song-i, Sonjuk, Sonu, Sorok, Soryong Dan, Such-i, Taebich’i, Taenorok, Taesambu, Taeya, Talli, Tangsa, Toch’o, Tungnyang, [Chuk, Hwa, Hyongje, Paek, Pi, Soui を含む] Ui, Wan, Yeogman, Yok, Yon, Yoso, Yul)(注:Chi 及び他のグループにクレジットされる島は含まれません。)

AS-093 HL4 g. CHOLLA-NAMDO PROVINCE (HUKSAN ISLANDS) group (=Chungt’ae, Hat’ae, Hong, Manjae, Sangt’ae, Sohuksan, Taedun, Taehuksan)

AS-085 HL4 h. CHOLLA-NAMDO PROVINCE (SOAN ISLANDS) group (=Bulgeun, Ch’ongsan, Hoenggan, Jaji, Nohwa, Nop, Pogil, Soan, Somo, Taemo)

AS-084 HL4 i. CHEJU-DO PROVINCE (CH’UJA ISLANDS) group (=Hach’uja, Hoenggan, Jeolmyeong Seo, Jiggu, Nog, Sangch’uja)

AS-026 HL4 j. CHEJU-DO PROVINCE (CHEJU ISLAND) group (=Biyang, Cheju, Hwa, Kap’a, Mara, U)

AS-081 HL5 k. KYONGSANG-BUKTO / KYONGSANG-NAMDO PROVINCE group (=Bu, Changsa, Ch’angson, Ch’ilch’on, Chishim, Choa, Ch’u, Chwasari, Daegwangi, Eoeui, Gajo, Galsan, Ha, Hansan, Hong, Hwangdeog, Isu, [Pusanの近くの] Jo, Kadok, Kal, Kalgok, Kao, Ko Am, Koje, Kolli, Kuk, Maemul, Mok, Naebuji, Naejora, Namhae, Namhyongje, Namyo, Nodae Isls, Oebuji, Oejora, Ogok, Oryung,Pijin, Pongam, Puk’yongje, Pungnyo, Pyonsan Yolto, Sandal, Sang, Sangnodae, Saryang, Shinsu, Soguulbi, Sogwangi, Soji, Somaemul, Su, Suu, Taebyongdae, Taeguulbi, Tumi, Tungga, Yeon, Yokchi, Yondae, Yongcho, Yonhwa)(注:Pusan 近郊のYong は含まれません。)

AS-045 HL5 l. KYONGSANG-BUKTO PROVINCE (ULLUNG ISLAND) group (Tok [別名Liancourt Rocks], Ullung)

AS-168 HL2 m. KANGWON-DO PROVINCE group (北緯 38º12 にあるCho, 北緯 38º15 にあるChuk)(一般的な注意:韓国の島名の多くは、島を意味するdo又はto 、諸島や列島を意味する gundoで終わります。) 

間違っても韓国旅行にポータブルリグを持参し、仁川空港から免許手続きもなくCQ CQとやらないようにご注意ください。もちろん免許取得済ならば常識的な場所であれば大丈夫でしょう。

2025年11月 8日 (土)

IOTA申請者数ゼロとクマ騒動

8年ほど前から都道府県ごとのIOTA申請者数を把握し、中嶋さんのIOTA CPウエブに採用していただいています。当時から申請者ゼロの都道府県をなくし、47パーフェクトを皆様のご協力により達成しました。

残念ながら7エリアのOMさんにご協力をいただき、JA7秋田県から2名の新規申請者を得ることができました。しかし、5年後の一昨年に2名ともにDXCCがメインでありIOTAは今一つとのことで5年間未申請のルールによりリスト削除となりました。以来、秋田県はIOTA申請者が「0」を続けている状態で47都道府県中、唯一であります。https://jim0836.wixsite.com/iota/app2025 (ご参考)「都道府県別申請者数の推移」

2年ほど秋田県のIOTA申請者探しをいろいろときどき調べて何としても1名の申請者を探しております。

数日前のニュースで「秋田県のクマ騒動」の番組を拝見しました。他の都道府県より群を抜いてクマの報告や被害が多いそうです。昨年や今年の夏の40度に迫る酷暑の影響でクマのエサがとても少なくなっていることが大きな要因とのこと。さらに、秋田県の過疎化率が全国トップであることを報告していました。秋田県の人口は90万人を割り現在89万人まで減少しているそうです。

最大は135万人だったそうですが、年平均で18000人ずつ、約2万人くらいのペースで減少しつつあるそうです。多くが離農が占めており、山-農地-街と土地が構成されるなかで真ん中の農地が人の手が入らず草木が生えてしまい山と街の境が消えてしまっていると報告していました。

一体、秋田県にはハム免許者が何人いるのかネットの無線局検索で調べてみました。「アマチュア局」、「秋田県」で検索すると41ページ分ヒットしました。社団局も含まれます。1ページが100局でした。最後の41ページ目が2局でしたので、100局X40ページ+2=4,002局となりました。この数が多いか少ないかは47都道府県すべてを抽出する必要があります。

無駄な仕事になりそうなので、約4,000局の中から「私がやる」という方を見つけ出すことの方が重要と思います。もちろんハム免許をお持ちで、地理が好き、島が好き、IOTAに少しでも興味がある方なら、1時間程度のパソコンの簡単な操作でIOTA申請ができます。

IOTA申請をたくさんすればクマの被害が少なくなるわけではないですが、世界的にもハムを楽しめるIOTAチェイシングの情報を受け入れる人がゼロということ自体が過疎化に拍車をかけているのではないかというような気もします。

【追記】

翌朝に無線局検索を再度使用していましたら、前日の計算式のようなやり方ではなく、秋田県の合計が表示されていることを見つけました。

4002

アマチュア局、秋田県を入れて検索ボタンを押すとトップに表示されていました。過去にも蒲郡市をはじめ、西之表市や隠岐などを検索して手でカウントしていました。

ちなみに私の住む福岡県は7,534局でした。IOTA申請者は7名(HFカテゴリ)でしたので、約1000局に対し1件の申請者になります。IOTAという話題を実行される割合が1000局1件ということならば、秋田県は4000局で0件。情報の交流が進めば4件くらいは新規申請者の可能性もあるというところでしょうか。

2025年11月 6日 (木)

愛知県蒲郡市の竹島はAS-007本州と陸続きか、それとも200mルールによりAS-206か

昨日に愛知県蒲郡市にお住いのJA2RBUさんから問い合わせの返信メールが届きました。同じ蒲郡市の知り合いのハムに竹島に関して情報収集や確認をしていただいたようです。メッセージ原文を要約します。

蒲郡市竹島は潮干狩りがとても盛んだそうです。おそらく全国的に4月下旬から5月と思います。竹島の対岸から島まで橋が架かっていますので歩いて渡れます。潮干狩りはその橋に沿って竹島まで行われているそうです。つまり、竹島までは歩いて渡れるそうです。特に蒲郡市の名物として市も力を入れられているようで、干潮時に潮に流される砂を追加して運び入れているとのことです。

また、蒲郡漁業協同組合のウエブ(https://www.city.gamagori.lg.jp/unit/kanko/shiohigari.html )でも写真で確認できそうです。結論として200mルールの適用は難しそうと判断されています。(潮干狩りシーズン以外の期間の確認はとれていません)

さらに、竹島は八百富神社が祀られており、初詣には遠方から沢山の方がお参りに訪れる神聖な場所であります。無線には相応しくないのではとおっしゃっています。

竹島のさらに本土から離れた三河大島は200m超であり、夏の海水浴場シーズンには渡船運航があり無線運用も可能のようです。

以上のご意見をいただきました。AS-206の判定は無理と判断できます。1年間現地で確認すべきでしょうが、「潮干狩りシーズンには人工的に橋の下の砂の流失を補う作業をやっている」点を考慮しました。

 

2025年11月 5日 (水)

IOTAとCWが好きで6mを楽しんでいます

私の設備は32年前にJN6RZMにて再開局して32年になりますがずっと同じです。一昨年に閉鎖された和歌山市のミニマルチアンテナのAPA-4ベランダアンテナとを4階から振り出し100ワットで、8割強をCW、残りをSSBで楽しみ、19年かけて目標としたIOTA700に達成しました。それ以後はIOTA普及に全力をあげていました。おかげさまで5年前に多くのJA局の力で世界トップの申請者数に到達し継続中です。

JAの業績を評価されたようで、IOTA Ltd社長のG3KMA RogerさんがHFとVHF同時申請の申請料金カウントの統一による低減、翌年にはIOTA V/UHFカテゴリ普及の目的としてIOTA V/UHF50を新設してくださいました。昭和の40年代に開局しました私は6mは中高生の連絡用というイメージであったのですが、アンテナもAPA-4に無理やり乗せて2021年5月にIOTA-VHFへ第2の世界トップを目指しチャレンジを開始しました。

当時のIOTA-V/UHFの申請状況は次の通りです。5年9カ月前と4年9か月ほど前です。
Iota-vhf-2020_20251105071601Iota-vhf-2021_20251105071501

2020年1月は世界全体で24局、JAからの申請者はJE3GRQさん(120)、JI1IXWさん(117)の2局。ここでG3KMAの二つのIOTA-VHF施策が入り、2021年は世界全体で29局。JAはJH6BPGさんとJA1UAVさんが加わり4局と増え始めました。これらがIOTA-VHFの「Before」です。

2021年5月に開始した私は、AS-117、AS-007、AS-077、AS-024、AS-078と存じ上げていますIOTAチェイサー等にメールでお願いし、5月のグッドタイミングに乗り、あっと言う間にJAや近辺国のIOTAを6mCWで続々と交信していけました。

ところが、6mバンドコンディションもあまり知らないことと、6m自体の9割がFT8運用へとシフトしていったために、すぐに壁に当たりました。

しかし、もともとSWLを開局前に楽しんでいましたので数は増えなくても6mCWバンドを工夫して徹底的に勉強するように心がけました。とくにIOTA-HFを開始した1990年代は新しいIOTA番号と交信することに注力していましたため、近場のIOTAの状況を詳しく調べる癖がついてきました。数年後は6mCWだけでは多くのNew獲得は得られなくなりつつありましたが、resident局の開発などに邁進しました。

IOTA-VHFの「After」です。最新の2025年のリストです。
Iota-vhf-2025_20251105101101
世界全体で49局と倍増、そのうち20局がJAからの申請です(10倍増)。2026年も3局が100超の申請を予定されています。G3KMAの考えがしっかりと伝わって進捗しています。いつの間にか個人局トップは佐賀のJA6RJKさんが鎮座されています。6mDXCCをされていた局が、ご理解されて6mIOTAの申請をされています。可能ならば世界全体の50%をJAで占めたいですね。

昨日はOC-086 Saipan Island未交信のJG1UKWさんへKH0Wとの交信のお手伝いができました。私もIOTA-VHFに取り掛かる前はOC-086 KH0はあまりにもたくさん交信していましたので6mでもQSLカードを持っているだろうと思いましたがありませんでした。簡単に6mCWで交信できると思いましたがCovid-19の影響でKH0からの運用がほぼありませんでした。2年ほど前からJAからの運用がありましたが、6mFT8ばかりでした。

昨日午後の50130のKH0/KC0Wと50098のKH0Wは1603JSTからSSBで始まり、1648JSTにCWで終わりました。APA-4をベランダ内に収納していましたが、常に599+で入感し続けました。6mCWによる近場のIOTA狙いですが、HF時代は雑魚と思っていたら、VHFではワクワク感が生まれてきます。とても新鮮ですね。

6mを少しでもされています方はぜひ、ClubLogやLoTWで登録されたデータをHFのみならず、VHFでも確認できますのでそれぞれのクレジット数を簡単に知ることができまか。本当に簡単ですよ。

先日のAS-075とAS-105の埋め立てられた島をIOTA Ltdへ問い合わせたところ副社長のVE3LYCさんに対応してくださり、情報交換をしていましたら、なんと「私もIOTA-VHFを」と言ってくださいました。もう少し情報が進めば「 First IOTA-V/UHF application in VE Canada!」とお伝えしたいです。(笑い)

2025年11月 4日 (火)

FBニュース IOTA特集版「広げようIOTAの輪」 焼き直し再掲載されました

最近ではFacebookにロシアとスイスのYLさん達と写真が掲載され3人でかしまし娘(?)としてご活躍中のJP3AYQさんよりこの朝にメールをいただきました。

おはようございます。いつもお世話になります。
本日FBニュースが発行されました。
https://www.fbnews.jp/index.html

懐かしの思い出として、編集部さまには大々的に再掲頂いて本当にありがとうござい
ました。
そして、当時記事作成を助けて頂きました各局さま、ありがとうございました。
再掲に際しまして、記事の確認作業もして頂いて感謝です。
久しぶりに記事を読み返して、当時を懐かしんでおります。
これからもより大きな輪になりますように、IOTAの発展を祈っております。
ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いします。
急に寒くなってきたので、どうぞご自愛下さい。

JP3AYQ 眞田真由美

再掲載版は2017年1月から12月の12回コースでFBニュースに掲載されました。今回はその1、その8、その12(最終回)の抜粋ですが、3つの記事の最下段にはその1からその12まで選択キーがwindowとして掲載されていますので12回すべて読むことができます。8年の月日が流れましたがいずれも新鮮な内容に感じます。ぜひ再読をお願いいたします。

2025年11月 3日 (月)

AS-007 Take Island に間違いないようです

愛知県蒲郡市の海岸に位置します竹島は本土から400mほど離れ橋が架かっていることで、AS-206 Honshu's coastal Islandsに所属するのではないかと検討しました。市役所のウエブに本州側から橋の周りで半分ほど潮干狩りが行われる写真を見つけました。現地のJA2局に確認のお願いをメールにて送りました。

み入れ替わるように愛知県生まれ育ちのJE6HCLさんからメッセージをいただき、「干潮時は橋の下が砂州で繋がり歩いて渡れる」とのご報告をいただきました。JA2の局超さんからのメールを待っていましたが本日18時時点で未着でした。

今年の3月にも神奈川県の江の島を同様に調べました。江戸時代に招かれた東海道五十三次の浮世絵に当時から江の島へ歩いて渡っていることを確認していました。同じ太平洋側で数千年もかけて作られた島が同じような気候や海流で作られていることに共通点を見出しました。

まさか、福岡のJR博多駅から蒲郡まで干潮時の砂州の確認へ行くこともないと考え、愛知県蒲郡市の竹島はAS-007と判断されると思います。

今回もIOTAルールの素晴らしさと面白さを感じました。

それは、私の福岡市内を歩き回った経験に基づきます。博多区に櫛田神社と美野島(簑島)、福岡市の中央区、早良区、城南区に草ヶ江、荒江、片江という地名があります。博多湾の入り口には金印が発見された志賀島がありますが、60年くらい前は橋が架かっていていました。現在は完全に陸とつながっており、島という名称は過去のものです。博多駅前の櫛田神社は現在の入り口は昔は裏口で、現在の裏口玄関前は船着き場でした。

博多湾の海からの上がり口に櫛田神社が存在していました。現在は中洲川端商店街の入り口にもなっています。さらに美野島はIslandでした。まさに時代が1300年くらい遡るとAS-012だったんです。草ヶ江などの江が付く地名はすべて船着き場(港)であった場所です。草ヶ江は大濠公園の南側に石碑が残っています。福岡城の西側に大きな堀、大堀が昭和元年に東亜勧業博覧会後に整備され大濠公園に改称されました。

福岡市は海を埋め立て、その跡で博覧会を次々に開催しています。「お金、入場料をとって多くの入場者に柔らかい地面を踏み固めてもらう」という方法で街を発展させています。

草ヶ江、荒江、片江などはすべて博多湾とをつながっていました。片江を流れる樋井川にかかる橋の名前にも島廻橋という地名が残っています。現在の博多湾の海岸線から15kmから20kmくらいは1500年くらいの間に埋め立てられてきたことが証明されます。美野島のように九州本土(AS-077)に埋め立てて吸収された名も残っていない島がいくつかあったことでしょう。

福岡の例をあげましたが、日本全国にも「島」が付いた地名は昔、むかし、大昔は本物の島だった可能性があります。調べてみると面白いです。IOTAの200mルールもそのあたりが考えられているのか否かわかりませんが、世界中の200mの経験から決定された可能性を感じてしまいます。なぜ200mにされたのか、機会があればCezarさんに聞いて見たいです。

 

2025年10月29日 (水)

AS-206 JA2 Take Island(竹島)と愛知県蒲郡市のアマチュア局

IOTA CP JAウエブの「IOTAデレクトリ」の42ページにAS-206があります。2018年発行のIOTA Directory製本版のAS-117と比較すると新しく表題の竹島が追加されていました。愛知県蒲郡市には海のスポーツが盛んのようで三河湾にはこの竹島と三河大島が蒲郡市に属しています。三河大島は船を利用しますが、竹島は380mの橋を利用し渡ることができます。車は橋のたもとにある駐車場に置けます。

地元のハム局に散歩ついでに「IOTA AS-206 JA2***/2 Take Island」運用を提案できないか考えはじめました。

まずはQRZ.comの検索に「GAMAGOURI」といれてのName検索は空振り。綴りを「GAMAGORI」にて蒲郡市に在住の18局がヒットしました。メールアドレスの有無等を確認して12名に絞り込めました。

この中にJA2RBUさんがおられ、QRZ.comのbiographyに竹島と三河大島の紹介が写真付きでありました。その説明文には竹島はIOTA AS-007と。三河大島はIOTA AS-206と説明がありました。2019年にAS-117と分割され誕生したときにAS-206の中に竹島がなかったため、AS-007の本州に所属と判断され写真を掲載されたようです。

CP JAの中嶋さんから蒲郡市の竹島がAS-206リストに加わった経緯をお聞きして、12局の皆さんにその経緯と、散歩がてら無線機を持っていき「IOTA AS-206 Take Island」とサービスすることをご検討いただくよう同報メールを送りたいと思います。

中嶋さんからは2019年6月のAS-117から分離後にJA2のOMさんが/2で国内向けのSSB運用でサービスされたので間違いなくAS-206 Take Islandと判断してAS-206に加えられたそうです。愛知県内や静岡県浜松市などからは日帰りサービスもできそえです。

ただし、車で直接島へ乗り入れられないようです。5つの神社が祭られた島で有名のようですが、島の周りの海岸からの運用は可能のように思えますが。IOTA AS-206はまだまだニーズはあると思います。IOTA-V/UHFカテゴリも併せてサービスしてくださるとありがたいです。近隣に住まわれているハムはそれこそ散歩ついでのサービスもできそうです。

2025年10月28日 (火)

Cezarさん、VE3LYCのIOTA V/UHFカテゴリList参加

昨日の10月27日はCezarさんから5回ものメールをいただきました。
その1回目はAS-075とAS-105の報告御礼から始まりました。2回目はその回答が数時間後に届きました。素晴らしいスピーディな回答でした。すぐにお礼のメールを送りました。

3回目のメールがあり、この結果に関しての確認でした。私が4年前にIOTA-V/UHFにシフトし、飛ばないアンテナで近隣諸国のIOTAを詳しく調べて見つけ出した報告とを評価してくれました。仁川空港には日本人をはじめ、多くの旅行客が利用するためにVHFを含めたAS-105からの運用促進を夢見ていると報告しました。

4回目のメールにはCezarさんも今年の初めに6mを少し試されたようで楽しかったとの返信がありました。

「6mを楽しんだ」というメッセージにつられ、私の返信メッセージにはもしあなたがVHFにご興味があればIOTAウエブのMatchingシステムを使用し現在のコンファームの状況を確認してみてはどうかと提案してしました。私のしょぼいアンテナでの数少ない6mQSOでは4年前からIOTA-V/UHFカテゴリを開始して41Workedの40CFMであること。G3KMAのおかげでIOTA-V/UHF50を目指して楽しんでいることを伝えました。

Cezarさんの5回目の返信が続き、現在は2016年にIOTA申請者からのデータを受けて処理をするメインの業務を受け持っている。確認してみましょうとのご返事。私はIOTA Ltdが発行する「The V/UHF Listing 2025」リストに国別合計を加えたリストを添付ファイルで返信していました。「The V/UHF Listing 2026」リストにぜひ参加したいとのメッセージが戻りました。

Iota-vhf-2025_20251028085401

とても嬉しいご返事です。「6mもかなりやっている」と数年前にお話しした記憶があります。しかし、よく考えてみるとIOTA Ltdの副社長にIOTA V/UHFカテゴリの申請を薦めてしまった。立場がまったく逆だったことに気づき笑ってしまいました。

現社長のG3KMA RogerさんのHFカテゴリ+VHFカテゴリの申請数の申請料の合計カウントの変更、IOTA-V/UHF50の新設の意思決定により、JAのIOTAチェイサーの皆さんの努力が間違いなく伝わったと思います。Cezarさんにはご自身もIOTA V/UHF Listingに参加していただくとともにこのカテゴリの普及にもいろいろな施策に知恵を絞って広げるご活躍を期待したいです。

昨年のAS-179P AU2K運用にCezarさんが参加されたときにJAから6m運用の声がたくさん届いたと聞いています。この活動も影響したのかもしれません。

 

2025年10月27日 (月)

AS-206 JA2 Take Island 歩いて渡れます。愛知県蒲郡市の竹島へ行ってみませんか?

昨日、IOTA LtdよりAS-075とAS-105の埋め立てに関する質問の回答が戻りました。当ブログに和訳で掲載してご報告をしました。すぐにCP JAウエブのIOTA Directoryを中嶋さんに修正していただけました。Tnx to JA9IFF

CP JAウエブホームの初期画面に、

IOTAディレクトリ修正版

AS-075/AS-105/AS-131/AS-206の対象となる島の修正をしました。

(26/October/2025)

と、AS-206 Honshu's coastal Islands Eastにも別途修正があると表示されました。

AS-206は2018年9月にIOTA LtdからNewsにてNew IOTAの募集があったときに中嶋さんが起案された島リストの確認チェックをお手伝いした経緯があり、追加等の興味がありましたので、製本版のIOTA Directory 2018のAS-117と現在のウエブ掲載中のAS-206と突合しました。

AS-206 JA1,2,7,0 c HONSHU’S COASTAL ISLANDS East (JA1 Chiba Pref: Uki; Kanagawa Pref: Saru; JA2 Aichi Pref: O, Himaga, Hime, Kaji, No, Oki, Saku, Shino, Take, Tsukumi; Mie Pref: Kami, O, Sabaru, Suga, Suzu, Toshi, Ushi; Shizuoka Pref: Hatsu, Mikomoto;JA7 Aomori Pref: Kyuroku; Iwate Pref:O; Miyagi Pref: Aji, Ashi, Eno, Hira, Izu, Kasagai, Kinkasan, No, O, Tashiro, Tsubaki, Yakei; Yamagata Pref: Tobi JA0 Niigata Pref: Awa, Sado)  

JA2愛知県の竹島が追加されたことがわかりました。愛知県の知多湾の東部に位置しています。JR蒲郡駅から徒歩で20分くらいです。無料の駐車場もあります。AS-117からの分割時の2019年6月にGooglemapにてすべて確認していたのですが、こんな島があったんだと驚きました。

詳細はこちらから。https://www.gamagori.jp/special/takeshima

島には車で上陸はできないようです。橋の手前に駐車場があります。無料とネットには書いてありますが季節によっては有料の場合もありそうです。IC-705などを携行して島の周りから「IOTA AS-205 Take Island」を近場にお住いの局はサービスされてはいかがでしょう。

As206-1 As206-2 As206-3

AS-105 Incheon International Airport (仁川国際空港)からのハム運用

昨日、IOTA Ltd副社長のVE3LYC Cezarさんより、AS-105の二つの島の間が埋め立てられ、アジア最大のハブ空港である仁川国際空港が開港しているがIOTAの扱いはどうなるかとの質問に対して、回答が届き当ブログにその回答を掲載し報告しました。

すぐにIOTA CP JAウエブのIOTA Directoryも2025年10月26日付けでupdateされ、「Soman, Yongjong, Yongyuが埋め立てにより地続きとなったため、島名をYeongjongに統一しました。」と超速で変更手続きがされました。

Cezarさんからも反応の確認メールが届きましたので、スピーディな対応に感謝するとともにIOTA-V/UHFへの取り組みも紹介して返事をしました。

仁川空港は以前よりヨーロッパや北米から太平洋地区へ入る関係で乗り換えに使われることをちょくちょく聞いていました。JAからもKH0 Saipanへ仁川経由で云々とお聞きしたりしていました。免許の問題はありますが、待ち時間や一泊宿泊などに無線運用ができないかなと考えるようになりました。残念ながら、韓国の免許制度がよくわかっていません。クラブ局をおいてゲストOPなどを研究してみたいです。

「IOTA AS-105 Incheon International Airport Yeongjong Isand」にてHFやVHFなどの運用ができれば空港での待ち時間の運用も可能化かもしけません。空港内もしくは空港近辺などになどと考えたりしています。6m用の携帯用リグ持参でWhipや外部アンテナの設置など実現が無理でも夢を見るのも面白いと思います。

ちなみにAS-105はHFでは30年ほど前に交信済みで、VHFは昨年6月に交信してClub Log Matchingでクレジット済みですが、このAS-105の近くにもたくさんのIOTAが存在しています。JAからは結構気軽なIOTA DXpeditionの企画につながるかもしれません。

そのようなことを書いていましたら再びVE3LYC Cezarさんよりメールが届きました。今年の初めにVHFの運用をやったそうです。とても楽しかったとありました。ひょっとしたら来年の「The VHF/UHF IOTA Listing 2026」にVE3LYCのコールサインが掲載されるかもしれませんね。(笑い) 

また、VE3LYCが企画されるIOTA DXpeditionにVHF運用が加わると良いですね。あくまでも希望です。

2025年10月26日 (日)

AS-075 Taipa and Coloane IslandsとAS-105 Yongjong and Yongyu Islands 質問への回答

2025年10月26日午前10時ピタリにIOTA LtdのVE3LYC Cezarさんより表題の質問に関して回答が届きました。早い! PC和訳でそのまま転載いたします。誤脱字や内容の問い合わせはご勘弁ください。

「シュウさんへ

ご提供いただいた資料を分析し、弊社の決定をお知らせする準備が整いました。

(1) コロアン島およびタイパ諸島、AS-075

JI3DSTさんとJA9IFFさんから、昨年既にこの件についてご連絡をいただいていました。残念ながら、当時は非常に忙しく、しばらく先延ばしにし、そのまま忘れてしまいました。いずれにせよ、私たちはこれを分析した結果、AS-075グループには現在、島のカウンターが1つしかないことに完全に同意しました。このカウンターを「コロアン/タイパ」と名付けます。

コロアン/タイパ島から西に位置する陸地までの距離が200m未満になることもあるのは事実ですが、その陸地とは中国本土から約500m離れた横琴島です。横琴島は大規模な埋め立てによってできた島で、現在はかつての小航琴島と大横琴島を併合しています。IOTA規則には、水路の長さと特定のDXCCを結び付ける規定はありません。したがって、コロアン/タイパ島は中国本土から約670mの距離に位置しており、IOTA規則にほぼ間違いなく準拠しています。

分析の結果、横琴島もAS-131に追加されます。興味深いことに、小横琴島はこのグループのカウンターとして言及されたことがなく、以前カウンターリストに含まれていた大横琴島は削除されます。

(2) 永宗島、龍遊島、AS-105

永宗と龍遊島が繋がったというのは全くその通りです。さらに、AS-105のもう一つのカウンターである三木島も、上記の島と繋がっています。以前、韓国名の表記が変更されました。そのため、永宗の新しい音訳は永宗(ヨンジョン)で、仁川国際空港がある島全体の名称です。

上記を踏まえ、Yongjong の名前を Yeongjong に変更し、Yongyu と Sammok の両方を AS-105 のカウンターのリストから削除します。

これらの問題を報告していただき、誠にありがとうございます。

敬具、

セザール、VE3LYC
副ゼネラルマネージャー
アイランズ・オン・ザ・エア(IOTA)株式会社

送信者: Cezar Trifu、VE3LYC
送信日時: 2025年10月25日 午後1時42分」

 

スピーディな対応にたいへん好感を持てます。内容もわかりやすく、これでメリハリが付きました。AS-075に関して一部片目をつぶってこのご報告を了解したいと思います。

埋め立てられたエリアを考えてみれば、60年前までは我が家の前の道路も百道海水浴場でした。さらに、西暦1200年頃は500メータほど山側に元寇防塁が構築され、我が家は完全に海の中でした。つまり、埋め立てられた土地はその島のIOTA番号に属することになりますね。二つの島が埋め立てて繋がった場合はA島とB島がAB島、もしくはA/B島の名称でIOTAリスト上で管理されると理解しました。ただし、おそらくIOTA番号のない大陸と繋がったらIOTA番号は無くなると思います。

JA9IFFさん、JI3DSTさんも質問をされていたようです。私のタイミングが良かった回答のようです。

【追記】

当記事のコメントにCP JAのJA9IFF中嶋さんからコメントをいただきました。さすが仕事が早いですね。(笑い)

山本さん、中嶋です。

IOTAディレクトリの島リストを以下の様に訂正します。
AS-131 Dahengqinを削除、Hengqinを追加
AS-075 Coloane, TaipaをColoane/Taipaに変更
AS-105 Sammok, Yongyuを削除、YongjongをYeongjongに変更
---------------------------------------------------------------------

下記、URLからご確認ください

https://jim0836.wixsite.com/iota 

なお、AS-206 Honshu's coastal Islands Eastにも追加変更があったようです。AS-206からIOTA DXpeditionを企画される方は要チェックです。

 

2025年10月25日 (土)

IOTA AS-075 と AS-105に関しての質問をIOTA teamへ送付しました。

当ブログにここ1か月ほど前から投稿しましたAS-075 XX9 Macau IslandsとAS-105 Yongjong島とYongyu島(仁川国際空港)の埋め立てに関して島の形状の変化や島同士がくっ付いてしまい、今後のクレジットの扱いに関して質問を送りました。DX-World.netに2026年にXX9のペディションの情報がはいりましたので少し慌てました。IOTAに該当するTaipa Islandなどの詳細がまだ不明でしたので本日中に作成し送りました。

IOTAウエブの初期画面に掲載されているinfo@・・のメールアドレスへ送りました。一般的な質問はこちらへと各Check Pointへの送付を指示されていましたがとりあえず発信しました。

メッセージの要約です。
私のIOTAチェイシングライフ28年も続いていることのお礼と4年前からIOTA-V/UHFカテゴリを中心に楽しんでいること。特に6m利用のため、中国や韓国のIOTAを中心に事前事後に調べて楽しんでいることを伝えました。

その中でAS-075 XX9 Macau Islandsが21世紀に入り、Coloane島とTaipa島の間が完全に埋め立てられ、新しい街が出来上がり一つの大きな島になっていること。その西側の中国大陸との間に南北に200m前後の水路が沿っていますが、GoogleMapなどで検索すると180m幅の箇所が存在しています。

また、AS-105 Yongjong島とYongyu島の間も完全に埋め立てられて繋がり、そこにはアジア最大のハブ空港である仁川国際空港が21世紀初めに開港しています。現時点でもAS-105のクレジットされているリストを拝見すると両島で15%ほどのクレジッターが存在しています。云々とお伝えしました。

追伸として2005年頃にG3KMA Rogerさんへ直接メールをお送りし質問しました。AS-077 Hirado(平戸) IslandとIOTA Directoryに記載されていましたが、実際には平戸大橋で繋がっており約400m離れていることを証明し、AS-012の九州沿岸島へ移動させていただいたことも付け加えました。

ものの3分もたたないうちにM0OXO Charlesさんから返信がありました。メッセージ送信のお礼とすぐに対応します云々とのこと。この対応は素晴らしいですね。自動配信を疑いました(笑い)が、私のハンドルも書かれていましたので間違いなくきちんとしていました。 

後はご返事を待ってみましょう。

【追記】

10月26日の朝にメールチェックでメールボックスを覗いてみると、午前2時41分にIOTA Ltd副社長のVE3LYC Cezarさんからの返信メールが届いていました。

PC和訳で
「シュウさんへ
ご連絡いただきありがとうございます。ご指摘いただいた問題について調査を進めており、近日中にご連絡いたします。」と、

丁寧で紳士的な対応でありがたいです。彼の住む、トロントのブルージェイズのMLBワールドシリーズの初戦勝利も影響しているかもしれません。

1997年にHFでIOTAチェイシングを本格的に開始し、AS-075もAS-105もすぐに交信しクレジットを得て、25年くらいまったく関心を無くしていました。2021年にIOTA-V/UHFカテゴリにチャレンジを開始し、アパマンアンテナの6mCWでは厳しいために近隣国のIOTAをほじくる様に調べ始めました。特に仁川空港は最近まで埋め立てて造られたこと、IOTAの島につながっていることをほとんど認識していませんでした。

「島を調べてみる」、これもIOTAチェイシングの楽しみ方のひとつと強く思います。

 

2025年10月23日 (木)

IOTA-VHF AS-133 XU7RRC Ta Kiev Island plan

昨日、Facebookに表題の運用プランがDX-World.netから投稿されました。すぐにDX-Worldを確認しました。特に気になったのがサフィックスのRRC(Russian Robinson Clubが主に使用しています)が気になりました。

2025年11月25日(火)-12月2日(火) の運用プランです。WW Contest CWの期間も含んでいます。ウエブには40-10m運用とあり6mはないようです。オペレータはコールサインが新しく一新されたため、以前からお付き合いしていましたロシアのRRCメンバーの判断ができませんでしたが、QRZ.comで確認しましたら100%新しいメンバーでした。ただし、QSLmgrがRZ3EC 旧友のEugeneさんでした。

さらに設備はAntennasがHY-GAIN AV-640、Transceivers YAESU FT-891+acom-1000でした。アンテナを調べてみるとAV-640の640は6mから40mまでの意味のようです。6m-40mノンラジアルでなかなか性能の良いバーチカルアンテナのようです。思わず「おいおい、6mも運用できるではないか」と思ってしまいました。Eugeneさんを通して6m運用を頼んでみようと思いました。

JAからのIOTA-VHF AS-133クレジット済みはJA1FGBさんとJA6WJLさんのお二人が2001年1月に交信されたXU7ABWでした。この時期に6mでJA-XU交信が可能なんだと思いました。たまたまかもしれませんが、最近お隣のベトナムから50MHzCWとSSBで強力な信号を送り込んでくる3W9T等の11-12月のクラスターレポートを詳しく調べました。「3W9T 24/11/27 0909Z 50313.4 FT8 JJ4DQY-9 」とパスがありました。

後は一週間の運用の中で6mパスが出やすい時間帯などをお知らせすることでしょう。設備が上記の1セットだけなのか複数セットなのかがわかっていません。チームメンバーは6名ですので2~3セットにはなりそうです。メールで確認したいです。また、上記の09z前後にパスの発生確率が高いと連絡したいと思いますが、どなたでも結構ですのでアドバイスをいただけませんか。

【追記】

XU7ABWとの50MHz交信は2001年11月にもありました。期間的にはなお良しです。

2025年10月22日 (水)

5年間未申請者のリスト削除と退避

2025年10月21日のIOTA CP JAウエブに今期3局目の新規申請者JR0JKVさんが掲載されていました。新しい参加者の存在はとても嬉しいです。おめでとうございます。いつもの癖でQRZ.comや無線局検索にてその存在を確認させていただきました。

毎年毎期、この時期にはHFカテゴリの新規申請者は二けたを軽く超えていましたが、2月開始の1月末締めのIOTA年次リストにおいて、2026年1月末の年度では二けたはとても厳しい状況が予想されます。Covid19の影響でハムの活動が萎んでいましたが、少しずれてその影響が出ているようです。

2000年頃に旧RSGB IOTA CommitteeのIOTAルール改正で、「5年間未申請局はリストから削除する。本部のデーターベース容量の確保のために別媒体へ移し保存する」という理由にて実行されました。当時は本部の各種施策も次から次と実施されました。1年かけて別角度でIOTAチェイシングを楽しむIOTA Marathonなど積極的に参加した記憶があります。

数日前にYB9BU KadekさんがFacebookにIOTA MarathonにかかるIOTA peditioner部門の表彰状としてIOTA2000のアワードを懐かしむように投稿掲載されていました。私も調子に乗って、4年後にも続けて実施され取得したIOTA2004のIOTA chaser部門の銅賞のアワードを「私も持ってるよ」とコメントし、旧友との交流を深めました。

Iota2004-award

残念ながら2026年1月にも30局くらい5年間未申請のルールによりリスト削除されそうな予想をしています。プラス3マイナス30くらいで激減状態となるか。

過去にもCP JAの中嶋さんに相談して、一度IOTAリスト削除された方の復活に関して、別媒体に保存されている申請データを復旧支援をしたことがあります。その説は中嶋さんにたいへんお手数をかけたと記憶しています。30局も復活依頼がくるとパニックになるでしょうね。(笑い)

なお、JA1UAVさんはHFとV/UHFともに申請されていますが、HFカテゴリはアップデートは滅多になく、V/UHFカテゴリは毎年アップデートされておられ、このことにより5年間未申請対象とはなっておられないようです。

待機データから復旧も可能ですが特別なケースでしょうか。データが完璧に残り、ファイルの互換性などなど経過年数が長いほど不可能に近くなるかもしれません。IOTA Ltdも何年保存、経過年数時点で破棄とかなどは聞いたことはありません。

 

2025年10月 7日 (火)

AS-105 Yongjong(永宗島)、Yongyu(龍遊島)の確認をしましょう

二つのAS-105の島であるYongjong(永宗島)、Yongyu(龍遊島)の間を埋め立てられて造成された仁川国際空港という見方よりも、韓国最大の仁川国際空港は二つのIOTA AS-105の島の間を完全に埋め立てられてくっ付いた島であること。仁川国際空港内で例えばハンディトランシーバーで運用すればIOTA-V/UHFでも簡単に運用できますが、IOTAクレジットは不可ではないかと考えます。

昨日の記事に対してすぐにコメントをいただき、二つの島でクレジット済みのIOTAチェイサーもおられることがわかりました。完全に合体した二つの島Yongjong(永宗島)とYongyu(龍遊島)の間の仁川国際空港からのIOTA運用は島の部分からの運用はまだクレジットを受けられています。Wikipediaにははっきりと記載されています。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%81%E5%B7%9D%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E7%A9%BA%E6%B8%AF

IOTAウエブのAS-105を調べYongjongとYongyu Islandを抽出しました。

Verified activations of AS-105 9件中2件が該当

HL0A Yongjong
HL5ZEB/2 Yongjong

Credited activations of AS-105 42件中6件が該当

D90HC/2 Yongyu
D90ID/2 Yongyu
DS0DX/2 Yongyu
HL0A Yongjong
HL2UOK Yongjong
HL5ZEB/2 Yongjong

トータルするとクレジットを受けられる51件中8件の15.7%が該当することになります。また、同じコールでも他の島から運用されているケースももちろんあります。

私個人分も気になりましたのでQSLカードを探し出し確認しました。

「JN6RZM HL50T/2 AS-105 YOUNG HUNG Island 08-08-1998 00:55:00 21 QSL Accepted 1」とHFではセーフです。

まだ申請をしていませんがVHFカテゴリ分でも、

「JN6RZM 6M6M AS-105 Yonghung 23-06-2024 05:08:00 50 CW Club Log Active 削除」と大丈夫でした。

ぜひ、現在のAS-105のクレジット状況をご確認ください。代替の交信やQSLカードなどの有無も必要になるかもしれませんね。
 

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