NA-152 KL7OH Sarichef Island info
昨日からのDX情報で表題のQRVが掲載されましたので調べてみました。
1. KL7OHについて
Chuckは1952年生まれの58歳です。NA-152 Sarichef Islandへは3回ほど彼自身がQRVしたとあります。ノビス時代のコールWL7ADGを使って1回目1978年9月から10月に。第2回目は1979年6月から1981年4月まで。そして第3回はKL7OHの新しいコールにより1983年6月より1999年2月まで。RSGB IOTA webのNA-152を確認するとKL7OHのみでクレジットが上がっていますので第1回と第2回のWL7ADGは全くクレジットを受けていないことになります。と、言うよりノビス級では思ったほどのQSO数を得られていないのではないかと思われます。第3回目は16年間になりますので、ちょこちょこ出張していたのではなく、滞在していたのではないかと予測します。それはクレジット率15.0%より概ね判断できます。
2. Sarichef Islandについて
典型的な陸継島です。海に浮かんでいるタイプではなく、しっかり見ないと島か陸地か分かりずらい島です。島は長さが7.3kmの北東から南西へ細長い島で標高6mです。1816年ロシアの探検家オット・フォン・コッツゲンが発見し、彼が尊敬するロシア帝国海軍中尉のGavril Sarychevの名前から命名したそうです。中央にShishmaref Airportがあります。島の北部はShishmaref town(シシュマレフ)があり建物が100件ほど確認できます。Shishmaref High Schoolも確認できますので、宿泊設備、電気、水、食料などは現地で十分に調達できるものと判断できます。
3. その他
8月1日より15日の2週間という長さですので意外と簡単に交信できそうです。
残念ながらGoogle Earth/Google Mapともに積雪状態の写真になってしまいます。
全体が積雪ですが、左下は飛行場の一部です。Shishmarefの街です。建物が100件近く建っているようです。真ん中あたりにShishmaref High Schoolが見れます。また、黒っぽい建物は日が低いために影が伸びているものです。
NA-152 Hunting and Chasingのお役にたてば幸いです。
【おまけ】2010-2011のspotです。
VA7D 18116.0 KL7OH CHUK YOU SHOWED2328 18 Jan
KB3R 18125.0 KL7OH 5/9 Chuck 2235 18 Jan
NH7* 18150.1 KL7OH calling Ore.. 2227 04 Jan
*1Q 14070.5 KL7OH BPSK-31 2222 22 Feb
KE7F 14070.0 KL7OH th Chuck 2240 04 Feb
AE5@ 21330.0 KL7OH correction on call 2238 24 Nov
N7S* 14288.0 KL7OH 5/7 in UT Sorry Charlie, 0012 20 Nov
W4A 14266.0 KL7OH solid in atl 0033 09 Oct
XE2* 14266.0 KL7OH Charles, cq cq 0007 09 Oct
N8D* 14266.0 KL7OH ALASKA 2354 08 Oct
N1Y 14265.9 KL7OH 57 in MA 2347 08 Oct
残念ながらCWモードはありません。14/18/21MHzのSSBやPSKです。
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