My IOTA contest 2011
さきほどIOTAコンテストが終わりました。7月30日(土)の午後9時から31日(日)の午後9時までの24時間でした。エントリ部門は12時間もあります。
以前より思っていましたが、ヨーロッパのフィールドデーコンテストの感覚です。それは、IOTAはイギリスのRSGBが管理している通りヨーロッパを中心に盛んです。アメリカはむしろIOTAに関しては後進国になるでしょう。感覚的には無線クラブで集まって近くの離島にバーベキューへ行くような感じです。日本の午後9時はイギリスの正午になります。土曜日の朝から出かけて島へ渡り、アンテナの設置や宿泊のためのテント張りや食事の準備を行い、正午からQRVを楽しむという感じです。日曜日は正午に終わり後片付けして帰宅すると言うパターンです。
そのため、日帰りや朝一番に引き上げるために12時間部門が設けられていると聞いたことがあります。
今回の結果は私は44局に終わりました。すべて呼びまわりです。IOTA newは残念ながらありませんでした。開局して15年になりますがこのアンテナで海外から呼ばれたのはわずか1回のみです。土曜日にJR0DLU/1大堀さんよりskypeで呼ばれチャットのなかで過去のIOTAコンテストの傾向を調べました。
2010年、2009年、2008年ともに私のアンテナではEUは土曜日の夜のうちに交信できていました。日曜日の朝も聞こえてはいますが、ほとんど取れていない傾向でした。そのため、土曜日は最初からEU狙いを行い、EU-140 OG5A、EU-129 DM6V、EU-020 SA1Aの3局が日本時間の11時までに交信できましたが、後はまったく日曜日も含めて駄目でした。聞こえても飛びませんでした。ただし、7MHzでNA-144 W6UX/Pが取れたことが印象的でした。そのため12時半には就寝しました。
日曜朝は5時前に起床しました。土曜日も5時前に起きてEU-073 IK7XIV/Pを見つけましたが交信に至らず、これを狙っていました。ところがEUが開けたのはほんの20分くらいでした。EU-052 SZ8Lがリアル599で入っていました。私はADXOのIOTA QRVリストをパソコンの画面に開いて運用しています。たいへん便利です。しかし、思ったところはなかなか出てきませんでした。出てきてもほぼ聞こえないのが私の場合普通なんです。
午前中は朝早くからオセアニアばかりでしたが、昼前から近場を拾い始めました。2011の特徴は、BYの台頭でしょう。年々、BY'sのIOTAペディションが目立っています。CWのオペレーションもたいへんスムーズにほとんどがこなしています。AS-158などは個人コールを使っているせいか、5~6局出ていました。日曜日の夕方には14CWと14260の近辺はBYだらけの感がしました。
今年はJA8、JA5そしてJR6沖縄と交信することができませんでした。AS-117が2局、AS-012 JA6LCJさんのみでした。中国の勢いを感じるとともにJAのペディショナーのIOTAコンテストへの参加拡大を考えなければならないと強く思いました。また、VK本土やBV台湾も交信することができませんでした。
さて、つぎはIOTAコンテストの申請です。
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