IOTA400 申請
JH4DYPさんのブログで「IOTA400を達成した」との情報が入ってきました。
DYPさんはホームが鳥取なのですが、横浜に単身赴任をされ、ここを往復されるIOTAチェイサー(?)です。はてなが付いたのはDXCCでは有名な方で、たまたま今年1月22日に東京の水道橋で開催されました第1回IOTA meeting in Tokyoで参加されお知り合いになりました。
国内の有名なDXerとのお付き合いも多くなさっておられますが、氏のブログを見させていただきますと最近はIOTA>DXCCの様相となりIOTAの話題も多くたいへん楽しいブログを運営されておられます。私もときどきコメントを入れさせていただいており素晴らしい内容です。
鳥取ではビームを使われていますので、私も追っかけているIOTA局をどんどんと交信され、ビームとベランダアンテナとの差を感じている次第です。こればかりは私の方がアンテナへ力を入れていないので仕方がありません。(笑い)
私のIOTA400申請時はちょっぴり思い出話がありますので紹介します。
2002年の1月でした。毎年、RSGBから発行されますIOTA years listは1月末に締め切られます。2002年はIOTA400がぎりぎり到達するか否かの状況でしたが、1月にはいって、EU-020 SI1SSA、EU-056 LA/DL5ME、SA-024 PY1NEZ/2と順調に回収が進み、1月23日に399番目のAS-160 BI4Fが届きました。福岡からIOTA JA check pointを担当されるJA9IFF/1中嶋さんの住まれる横浜まで1月31日届ける期限は3日前の1月28日到着分までと気をもんで待っていました。
1月28日の会社からの帰宅時には神頼みで戻りましたが、机の上にSA-091 CE7AOY/8のカードが届いていました。思わず「やった」と叫んでしまいましたが、IOTA400どんぴしゃりで翌朝送付しました。たいへん嬉しかった思い出です。
ところがところがたいへんな出来事が待っていました。確か2002年は2月1日が金曜日、2日土曜日、3日日曜日でした。1日の夜か2日の朝に中嶋さんより、「送っていただいた52枚のカードのうち、2枚がIOTAにクレジットできません。ついては2月4日月曜日朝一番にRSGBへ報告しなければならないので3日の日曜日午前中までに追加分があればメールで知らせていただくとともに、至急追加分QSLをお送りください」とのメールをいただきました。
2日の朝にメールを返信し、「今から結婚式出席のため、出かけますので戻ってから対応します」とご返事した記憶があります。マイナス2になってしまいましたがその前日の2月1日にOC-039 ZM8CWが届いていましたので配達のある2月2日土曜日にカードが戻るか否かの勝負でした。
私の住まいは福岡市早良区西新というところで当時から西新地区の最も北にありましたため、郵便配達が午後5時ころになっていました。結婚式から戻って16時くらいから数回ポストを覗きにいきました。5時半を過ぎても郵便受けには新聞しか届かず、諦め気味でした。
6時になって玄関側から道路を覗いていましたが、すでに辺りは真っ暗でした。
なんと、赤いバイクがライトを付けて走ってくるのを見つけました。藁をもすがる気持ちでエレベータへ飛び乗りました。そして郵便ポストの前で神頼み状態でした。郵便局員が玄関外側から間違いなく我が家のポストに放り込むのを確認し、ポストを空けました。「頼む! 届いてくれ」という強い気持ちでした。
私がSASEで使用している洋1号の封筒が郵便物にまぎれていました。「ヤッター」と叫んでしまいました。ON4QMからの返信です。その時は「まさか」と思いました。
その「まさか」はゼロか1と思っていたところになんとOC-094 FO0DEHとOC-062 FO0DEHと2枚のIOTA QSLカードが入っていました。
すぐにJA9IFF/1中嶋さんに「2枚マイナスでしたが、3枚送り401となりますが、一つ減らしても結構ですからIOTA400のアワードをよろしくお願いします」とメールを送らせていただきました。
郵便局員に感謝、ON4QMにも感謝、JA9IFF/1中嶋さんにも感謝という私のIOTA400申請でありました。
今年はわずか6件に終わりそうです。650くらいをぼちぼちやっている感じですが、いろんな体験をIOTA chasingとあわせてIOTA supportingを楽しまさせていただいております。
過去に30名くらいの方のIOTA申請をお手伝いさせていただいております。今年はJA1KEB釘本さんと7K1CPT山田さんのご支援を行いました。すでに8月にIOTA100を東京ハムフェアにて申請済です。申請に関しましてご不明点などあれば気軽に一報をいただければありがたいてず。
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