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2012年5月28日 (月)

OC-249 YB8XM/P 2012operation感想

2012年5月26日27日に実施されました表題のペディションはあっという間に終了したようです。私はYB8XM JoppyさんへOC-157 Banda Islandへのペディションのお願いを10年くらい前からメールでお願いしておりました。彼のQTHはBanda IslandのおおもとになるAmbon Island OC-070であったことと、ゆういつのOC-157 YE8V実行のメンバーの一人だったからです。

Joppyさんのメールはいつも1行メールでした。昨年の2月にOC-070からQRVすると1行メールが届きました。その時は自分のQTHからなぜQRVしないのかと少し不思議に感じていました。2012年の今年2月もOC-070から出てくるとのメールをいただき、IOTA-chasers Forumへも投稿しました。結果として短時間の1時間程度、夕方と夜11時過ぎのQRVを2日実施して終わりました。詳細をいろいろ求めましたところ、リグの調子が悪いことを教えてもらいました。さらに、リグは25年前に発売されたTS440Vとのことでした。

そこで新しいリグを贈呈しようと申し出ました。リグの送り方、送料、関税の問題などなどクリアしなければならない事項がたくさんありましたが、いずれチャレンジしなければならないことと思いました。ラッキーなことにJP1EWY服部さんがご自分が使っていたFT-847を無償提供、郵送費持ちとのお申し出がありました。たいへん心強いお申し出でしたが、無償ほど高いものはないとの観点でJA有志より寄付を募り安く譲っていただくこととしました。なお、28名より8万円強のドネーションが集まりました。

いろいろ大変なことはありましたが、中略しまして、4月末に無事に届きました。Joppyさんは関税とインドネシア国内の輸送費を立替えてもらいました。また、残念ながらリグ本体を支える固定材がなかったため、たくさんのクッションを入れたにも関わらずリグの一部が壊れて届きました。しかし、4月27日にAmbonとFukuokaを21と14MHzでテストしましたが、完動しました。また、当初よりJoppyさんはコストを下げるために一人で行動すると言っていました。いつものYB流の大勢で行くIOTAペディションではないと考えていました。

また、ドネーターのコールとハンドルを刻印したプレートを発注し、FT-847へ貼りつけさせていただきました。さらに、ドネーターの方にはYB-IOTA wanted listを作成協力を求め、作成後にJoppyさんへ送付し、ペディションの決定資料としていただきました。

5月の連休明けにJoppyさんより、OC-157 Banda Islandは船の関係で往復に2週間かかってしまう。飛行機の場合は6人乗りでチャーターとなりコストが見込めない。そのため、OC-249 Aru Islandsを5月25日から28日の間でお願いしたいと言ってきました。ドナーの皆さんへ配信し、確認をとっている5月13日にJoppyさんから早く結論が欲しいとのメールが届き、OC-249 Aru Islands Wamar Islandで決定しました。2002年に同じ島でペディションが行われ4人のオペレータで実施されました。

YB9BU Kadekさんからメールが届き、QSLマネジャをするような雰囲気でした。また、Kadekさんも同行するようななんともはっきりしない感じでしたので、メンバーの調整をしているものと判断しました。JoppyさんとKadekさんへはさらなる詳細情報を求めましたが、25日当日を迎えてしまいました。IOTA-chaser Forumへ投稿した分が425DXnewsに掲載されたようです。DX worldの方はよく分かりませんがこれも同じような感じですが、勝手に「Kadekとそのグループは云々」と書いてあり、私もこれを見てやはりKadekもいくのかと思ってしまいました。

ところが、5月25日はまったく出てきませんでした。そして、翌26日午後7時に21260にいつものもぞもぞが聞こえてきました。QSBとQRNがあり、明確にコールが取れませんでしたが、RZMをコピーしたとバックがあり、JN6RZMをりターンしてくれました。その後は呼ばれる局数も少なく、クラスターのspotを15分ほど止めておきました。そして、CQがかなり多くなりましたのでSpotをあげさせていただきました。ところが、まばらであり、コンテストで皆さん忙しいと思ってしまいました。丁度1時間後の8時に一時QRTしました。

この時のオペレーションに対し、2局よりJoppyさんのリグの音がひずんでいるようだとのレポートをいただきました。土曜日はふたたび、21260に出たり休んだりのオペが続きました。多分11時を過ぎて14260に出るだろうと予測しましたが、強い睡魔に襲われて就寝しました。

翌朝に確認しましたら、予想通り11時30分くらいから15分ほど14260に出たようでした。ところが日曜日も朝から夕方までQRVがなく、数通の問い合わせメールをいただきました。なぜと思い、425DXnewsを見ましたら、私がOC-249の投稿者になっていました。多分電源が確保できず、暗くなりがけでなければ配電がないのでわないかなどと返信しました。その予想は当たっていたようで27日午後6時20分すぎにCQがではじめました。

一人での行動ですね。そのため発電機など持参できなかったのでしょう。ところがこれでも1時間ばかりCQ連発状態でありました。アメリカのRick K6VVAからは雨霰が降るようにメールが送ってきました。かなり真剣で、絶対に交信するという勢いがありました。アンテナは何かからはじまり、なぜ一人で行くのかなどこちらも真剣にメールを返しました。英語ですから勝ち目はない討論のようになりましたが、真剣さは十分でした。心が折れそうな場面もありましたが、Rickとの討論の最後に、YOU are most excellent about communicating with us here in the USA, and I thank you very much for all your FB efforts, Shu !!!という嬉しい言葉をいただきました。

珍しいIOTAと交信してQSLを得ること、ドネーションを集めて珍しいIOTAへ行ってもらうこと、それ以上に積み上げられた行動のうえで、海外の方と情報交換ができる素晴らしさを体感しています。

どうぞ、Joppyさんのオペレーションに関しまして、ご意見をいただきたくお願いいたします。

なお、USAチームもドネーションを募ってSpiderbeam系列のアンテナを提供しようなどと話し合いました。実現の可否は別ですが、報告いたします。

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コメント

山本さん
おはようございます。

想定外のことが沢山起きたことでしょうが、本当にお疲れ様でした。

Spiderbeamの件は、良いと思います。
USAチームも動いていただけると良いですね。

これからも前向きに、ちょっとだけ頑張りましょう。

宮嶋さん、おはようございます。
多くの局がそうであるようにRick K6VVAも出てきたIOTA局を撃ち落とすだけの感覚であったようです。10年前に1回だけの運用のOC-249は少しずつ積み重ねて実現した訳です。しかしながら、アメリカまで飛ばす力がなかった訳です。Joppyさん側から見たら、そんなに大きなコストをかけずに2泊3日のホリデースタイルでJAのShuさんと一部の方にサービスすればまずは一安心という感覚だったのかもしれません。いずれにせよ、Rickとの討議はたいへん有難かったです。
私の役徳はnewでもないOC-249を実現するために、ますます英語による交渉力に磨きをかけたというところでしょうか。(笑い) 多分、普通ならばここまでできないと思います。楽しくやりましょう。

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