YB8XM Joppyへのアンテナサポートの意義
表題の件、次の通り中間報告をいたします。
2008年くらいよりYB8XM Joppyとメール交換をするようになりました。
彼の住まいであるOC-070 Ambon IslandよりもっとQRVして欲しいとお願いしていました。
OC-070からは常時オンエアできないようで、年に2回ほど2月や5月などにQRVして2~3日のサービスを実施していただいた。1990年代より彼は単独でIOTAサービスを実行していました。私はOC-157 Banda Islandと交信しておらず、常にJoppyにお願いしていました。
2012年2月にOC-070 Ambon IslandからのQRV時に心をこめてOC-157のお願いをしました。OC-157 YE8TはJoppyのグループが過去に実施していました。ようやく話に乗ってくれましたが、彼の使っているTS-440Vはすでに25年前の製造であり、調子が良くないとの返事でありました。
JAの有志に相談しましたところ、中古のFT-847を無償かつ送料持ちで支援したいとの申し出がありました。そこで、JA有志に寄付をお願いし、有料の低価格で買い取りJoppyへ送付することとしました。なお、寄贈品のパネルを貼りつけて送付しました。送付方法、YB側の国内送料、輸入税などはじめての体験をさせていただきました。
Joppyへは数年にわたって、OC-157 Banda IslandとOC-271P/OC-272P/OC-273P/OC-274Pを実施していただくことで2012年4月に送付しました。
Joppyは5月中旬にOC-249 Wamar Islandのペディションを実施したいと申し出てくれました。私はすでに同じJoppyが単独で実施しクレジットを受けていたため、JAの有志の皆さんに確認していました。そのメールにはOC-157 Banda Islandを計画したが、Ambonからは2週間に1回の航路となっており、船だと2週間+数日、行きは船の利用で帰りは飛行機をチャーターすることも可能だがたいへん高コストであるとのことでした。
JA有志の意見をまとめているうちにJoppyよりOC-249 Wamarの手配をもうしなければならないとのメールが届きました。見切り発車になりましたが、私がメールでOKを出してしまいました。
2012年5月26日と27日に21260で2回交信できましたので、まずまずと思っていました。QSLカードもYB9BU Kadekからドナー分をまとめてvia JN6RZM宛へ送ってくれることになりましたが、ところがJA有志でも交信できなかった方が見切り発車したために出てきました。
DL5ME Marioからもメールが届き、YB8XMまたはYB9BUへドネーションを送りたいと申し出がありました。JAチームの行動を知っていたのです。また、K6VVA Rickからは「どうして聞こえないんだ。どんなアンテナを使っているんだ」と、アメリカ人らしい矢継ぎ早く突っ込んだ質問がきました。事情を説明すると、「なぜもっとアンテナに力を注がないのか。折角のペディションがNAには電波が届かないじゃないか」と討論になってしまいました。
また、JA有志以外の方からも直接PaypalでJoppyへ送金したい、もしくはYB9BUへOQRSをやってもらうよう依頼してほしいなどの意見がありました。
そこでJoppyやKadekへPaypal受付の依頼をしましたが、現在はPaypal accountを登録するときに合わせてCredit cardが必要となっています。そのCredit cardを作ってもらうよう依頼しましたが、見事に断られました。インドネシアでは個人がCredit cardを持つという風土ではないようです。Jakarta近辺ではあるかもしれませんが、海外の旅行者使用分の金額を書き換える事故があったり、Credit cardの作成料や年会費などが相当高いのではないかと推察します。なにせ日本とインドネシアの物価は1/15~1/20ほど違います。
KadekはEMSで集めたお金を送ってほしいと言ってきました。しかし、これを使うにも送料が1500円ほどかかります。また、現金を送ることはできないと思います。
そして、8月末にJoppyよりOC-271P Babar Islandへ11月初めに行く、Jakartaからも2-3人来るようだとのメールが届きました。大きな問題点があります。2010年4月にIOTAプログラム変更があり、新規に実施されるProvisional IOTAは5大陸を含む1000局との交信を達成しなければならないとなりました。残念ながら、ほとんどのIOTA chaserが認識されていないと思います。また、1000局を1000交信と勘違いされていることも多いようです。
過去のJoppyの運用スタイルを調べましたが、SSBオンリーである。21MHz中心である。14MHzと21MHzのDPしか使っていない。さらにYB8XMと以前のコールYE8XMを調べると600-700QSOsであることが分かりました。
すぐにJoppyへSpiderbeamを寄贈するのでwebで調べておいて欲しいと伝えましたところ、Babar IslandもBanda Islandと同様にAmbonから2週間に1往復の航路であるとのこと。そのため、帰りはSmall aircraftを使用したい。それには1.2m10kgまでの手荷物しか載せられないとのことでした。しかし、嬉しそうにSpiderbeamの件の配慮に御礼をいただきました。
その後JA有志より、SpiderbeamよりHex-antenna、SteppIRなどが良いのではとのアドバイスをいただきました。webで資料を取り寄せ調べました。さらにJK1EBA長谷川さんのIOTA AS-147の記事を見つけ、たくさんのアドバイスをいただきました。昨晩にはSpiderbeamのUserであるVK6YS Wallyへ質問し、また最初のアンテナに対する討論をしましたK6VVA Rickからもアドバイスをいただきました。
その間、9月17日にIOTA-chases Forumにドネーション支援依頼の文書を掲載しましたら、3名がすぐに挙手してこられました。その内のお一人、W5GAI Skipが再度文章を作成していただいて、Forumに掲載するとともに、ご自分の友人にメール送信をしていただけました。W3URのDairy DX newsや425DXnewsにも掲載の協力をいただきました。
Joppyから先週にメールをいただきましたが、Surabayaにいるようでした。近々にJoppyと調整し、決定させていただきます。ドネーションもJA有志から400USD、さらにEU/NAからも300USDほど届きました。YBの輸入税、国内送料、帰りの飛行機の荷物超過料などまだ見えない部分がありますが、今週末に決定し、10月1日にドネーション受け付けを締め切ってオーダーへと進めます。
OC-271Pの成功、YB8XM 2013への進展に関し、ご理解のほどをお願いいたします。
追伸 1000局超の交信はかなりたいへん。現状では無理ではないかと思います。
これが失敗するとOC-271P以降のプランも消滅します。
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