K6VVA Rickとの友情とアパマンハムの苦悩(NA-152オペレーション)
NA-152 K6VVA/KL7 Sarichef Islandのペディションも28日早朝の18088のQRVを最後に
3日間の予定を終了しました。私は28日昼過ぎにQSLmgrのN6AWD FredへSASEを投函しました。
今年に入りRickからはC6AVAペディションに関するメールが次から次と届き始めました。
私は残念ながら開局19年になりますが、まだC6Aとは交信したことがありません。
Rickへも私のアンテナでは無理だからと何度もお断りしました。当日もJAのIOTAフレンド
からはC6AVA Rickが何度もJN6RZMを呼んでいたと聞きましたが、現実にまったく聞こえずホールドアップ状態でした。
Rickが帰宅後には彼の要求で私のアンテナの写真や回りの景色などなどを送って彼のコンサルティングを受けるほどでありました。しかし、具体的解決策はありませんでした。もちろん、この南側のベランダの高さ120cm幅700cmの空間に世界中が簡単に聞こえて簡単に交信できるアンテナがあればと思うほどでありますが、マンションでアンテナを上げている現在のものでもたいへん贅沢なのであります。多くのアパマンハムのなかでは本当に贅沢な上げ方と思っております。
そして、6月にはいりRickよりNA-152 Sarichef Islandのプランが届きました。お互い
交信できないであろうという雰囲気ではありましたが、Rickの熱意はたいへんなものでした。熱いメールを数通いただきました。本当に火傷をしそうなくらいでした。
私が動じないため、Rickはこんなメールを送ってきました。私のQRZ.comに掲載している
過去のIOTAペディション支援リストに間違いがあると言ってきました。
(8)NA-178 K6VVA/6 South East Farallon Island 16-18 Feb 2006 です。
長い間掲載していましたので、文字間のスペースが欠落してくっ付いているとの指摘でした。
「そこまで親しみを感じてくれているのか」と思い修正するとともに、多くのJAにNA-152を
プレゼントできると考え、30USDを少ないですがPaypalで送金しました。
6月25日初日は夕方から14040でK6VVA/KL7が聞こえ始めました。1930JSTまでQRVしていましたが、何回呼んだことやら。もう恥ずかしくなってしまったり、諦めたり、がっかりきたり、我がアンテナを恨んだり(笑い)、とうとう諦めてしまいました。翌朝26日にもレポートがあがりましたが、まったく聞こえず状態でした。
26日は夕方14040で待ちかまえましたが、まったく出てきませんでした。JO1CRA四十物さんやJE2VFX音部さんからもレポートのメールをいただきました。なんとこれがきっかけのヒントとなるとともに、やはり私が交信できないとRick K6VVAのアクティビィティに悪影響が出てしまうと自分自身に鞭打って、夕方から夜にかけて丁寧にワッチしていました。
26日は夜の10時30分に10115に出てきました。普段は10時に寝てしまうのですが、いただいたメールが参考になりました。しかしながら、最初から呼びますが、まったく歯が立ちません。JAのみならず世界中からのパイルです。そうこうしているうちに11時も大きく回ってしまい普段ならば夢の中の時間でした。
11時25分過ぎにパイルが止まったような感じがし、RickからJN6RZMのリターンをもらいました。「ああっ、取れてしまった。もうやめたいとも思っているのに」と思ってしまいました。
JN6RZM JN6RZM Shu Shu Shu TU TU TU TUとRickは打ち返してきました。相当嬉しかったようで彼の肩の荷がおりたことを強く感じました。
27日もあと1QSOを求めてチャレンジしましたが、14MHz/18MHz/7MHzでは信号を確認できコールしましたが、まったく歯が立たずの結果となりました。
すでにこのアンテナではIOTA chasingは限界に近いと判断しております。しかし、Rickの活動も支援しなければならないという状況であります。
【追記】
Rickより御礼のメールが届きました。返りついてすぐに送ってくれたようです。
Hello, Shu:
I am now home from the lonnnnnnnng trip to and from NA-152.
Solar Condx were NOT very good to EU and NA, but out of 2,100 Total QSOs, I am pleased to report 770 JA QSOs in my K6VVA/KL7 IOTA NA-152 log ... including JN6RZM - hi :^) So more than 1/3 of all NA-152 QSOs were with "JA" !!! Only 1 QSO was SSB - all others were "CW". Solar condx were not very good, but propagation MUCH better to JA from NA-152 than from C6AVA NA-048 and NA-054 over the Polar Path route from there.
You were not very strong signals - I hope you can move your antenna to the top of your apartment building, Shu !!!
これ以降は固有名詞が数件でてきました。かなりビートをかけられ妨害にあったようです。そのため、省略します。
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JAに対して好意的にサービスしてくれた、Ericに感謝です。
そこで、次につながるドネーションをと思いましたが、
彼のサイトからのPayPal連携では「JAからの送金」が拒否されてしまいます。
http://www.k6vva.com/iota/na154/index.html
直接、PayPal初期画面からログインし、送金先に「 iotaexpdpp@k6vva.com 」を
指定すればOKです。
https://www.paypal.jp/jp/home/
ご参考まで。
投稿: JO1CRA | 2013年6月30日 (日) 03時36分
有難いですね。単なるQSLカードをもらうという関係ではなく、貴方のペディションをあたたかく見守りますよ。ずっとお付き合いしましょうという気持ちですね。Rickはそれがとても分かる人です。多分、帰宅したらすぐに私にメールがくるだろうと思っていましたら、案の定、NA-152に関する長いレポートをいただきました。いつも素晴らしい情報なのですが、今回は後半部分はJAからのビートを掛けて妨害されたことが書いてありました。固有名詞まであがっていましたので、その部分は掲載できませんでした。Rickも堪忍袋の緒がきれたようで、ログから削除すると書いていました。
私のアンテナは屋上にぜひ上げるべきだとアドバイスがありました。それができるならば20年もこんなスタイルではやっていませんよね。(笑い)
でも飛ばないからいろいろな飛ばす工夫や楽しみ方を見出して頑張っています。
私以上に優秀なJAの方はたくさんおられます。でもなぜかRickはいろいろなことを相談してきます。この関係は一朝一夕には作れないと思います。その様な関係を作れるJAの方がたくさん出てこられることを望んでおります。
投稿: JN6RZM | 2013年6月30日 (日) 08時09分