国際送金とQSLカード(YB編)
一昨日2014年3月10日にYB3MM Adhiさんより、メールが届きました。JAの方が半年前に送付した郵送SASEに対して、QSLカードが戻らないとの問い合わせへの返答でした。
その回答の中に「Please note that enclosing USD $ is very very dangerous here. Therefore NEVER NEVER enclose money.」という強烈なセンテンスがありました。
要はこの方はPaypalを利用されておらず、USDを封筒に入れて送られたものでした。そのサポートをして欲しいと言うメールでありました。すぐにこの方へ①3月末までのPaypalアカウントの取得、②3月末から4月初めに実施されますOC-219 YB3MM/8との交信、③OC-219 YB3MM/8のPaypalによる請求と事故分の同時回収の3つを支援開始しました。
1994年にJN6RZMのコールで20年ぶりに再開局しましたときにUSDをGSと言って盛んに使ってSASEとして同封されている習慣が新しくできていることに驚いた経験があります。学生時代に開局しましたころは90円のIRCを大切に大切に使っていました。
徐々に慣れてきますとUSDが有効な地域と危険な地域が分かってきたりしました。しかしながら、紙幣を送ることは各国の郵便法では禁止されていますので、没収あるいは盗難にあっても文句は言えないという状態のため努めてIRCやIBRSを利用し続けました。
1997年からIOTAを楽しむようになり、DXCCとはかなり異なった海外局との交流が可能となりました。2004年にOC-217 Kangean Islandと交信したく、YB各局へ声掛けをするようになりました。そこで知り合いましたのがYB9BU Kadekさんです。もう10年になるんですね。
清水の舞台から飛び降りるつもりで、100USDをYB9BUへ国際為替(JP取り扱い)で2004年6月16日に送金手数料1,000円の合計11,934円を送金しました。このドネーションは翌年3月にOC-217 YE3KとOC-268 YB7Mに使われました。ドネーション結果に大満足しました。
時代は少しずつ変わります。2005年は引き続き、SA-032 CE6TBN/8やOC-269 YE7P、OC-175 DX0ST、OC-208 DX0TICとドネーション支援を続ける中で、JAからの協力者が加わってこられました。ある意味ではこの活動がIOTAアクティビティを変化させ高めたかもしれません。
転機がきたのが、2006年4月です。一つは国際為替の値上げです。それまでの1,000円が、2,500円へ上がりました。OC-270 YE6PとOC-161 YE6Nのドネーション送金のために郵便局へ持参し、2,000円負担が5,000円負担となってしまい「これはたいへん」と思いました。
さらに追い打ちをかけたのが、2007年5月に実施されたOC-189 3D2RIのウクライナチームへの送金でした。2,500円の国際為替が当時ウクライナへは使えませんでした。三菱東京UFJ銀行へ相談にお伺いし、一回当行よりニューヨーク銀行へ振り込み、さらにニューヨーク銀行からウクライナのキエフ市のある住所へ送金できました。なんと送金手数料は7,000円。ある意味ではショックでした。(笑い)
いきあたりばったりでドネーションをお願いしたため、送金手数料はすべて自前でやっていました。その高騰には頭を痛めていました。そこにPaypalが登場してきました。SA-053 XR7Wへの支援でした。2007年12月にHA1AG Zoliさんへ初めてPaypal送金を行いました。
この時はPaypalアカウントを取得すると言う感覚ではなく、メールで相手のメールへ送金証明を送るという感覚でした。いまだに私自身、いつPaypalアカウントを取ったのか分かりません。受信したZoliさんも私からのメールを開けたら、そこにURLが表示されており、それを呼び出して、Zoliさんの口座を知らせるとそこに入金されるというものでした。
今から考えるとたいへんシンプルでありましたが、盗難も顧みずよくやったものです。500USDを送金しましたが、1USDが110円くらいでしたので55,000円くらいの送金でした。しかし、Paypalの手数料はどうなっているのか当初の頃はあまり分かっていませんでした。
長い間、集まったドネーションを送るのみしかPaypalは使用していませんでした。しかしながら、その後もYB9BUやG3KHZ、YB8XMへは2,500円の国際為替を使用して送金している記録が残っています。多分、2008年から2009年くらいに、Paypalアカウントを個人で管理するシステムにレベルアップしたものと推測できます。
一昨年2012年の春から夏にかけて、YB9BU、ならびにYB8XMへPaypalによる送金の提案をしました。そのため、クレジットカードの準備とPaypalアカウントの取得を提案し続けましたが見事に断られました。理由はクレジットカードを使う風習がないとのことでした。
インドネシアではクレジットカードを使えない、使わないと思っていましたが、首都ジャカルタの局が数局ほどPaypalアカウントを保有していることに気づきました。そこで、YB9BUへはしつこくお願いを続けました。
2012年はじめにはOQRSがPaypalにより確立しはじめていました。その後CLUBlogが稼働しました。そこで、YB9BUに配慮いただいたのが、QRZ.comにYB9BUの取り扱い一覧の掲載とQSL+SAEは従来どおりYB9BU送付で、返信料2USDをYB3MMのPaypalアカウントへ送金する方法でした。YB9BUは現在も続いています。
昨年2013年10月にYB8XMがOC-157 Banda Islandプラン調整中に前述の国際為替2,500円のお話しをしました。そのうえでPaypalアカウントの取得の必要性、便利性を伝えました。やっとの思いで、YB8XMはデビッドカードを登録してくれました。2USDを試験的に送りましたが、入金できずに新しくクレジットカードを取得することになりようやくYB8XMのPaypalアカウントが完成しました。
現在のYBにおけるQSL発行者などのPaypalアカウント保有局は次の通りです。
YF1AR(ただし、QSLはN2OO) YB3MM YB4IR YB8XM YB8BRI YB9BU(ただし、本人は持たず、YB3MMが代行)
皆さんのご協力をいただき、ここ1-2年でYB局によるPaypal送金が固まり、間違いなく前進していると思います。YB Bureau = JARL Bureauと同じくらいの機能を要望される方も多いですね。まずは第一段階を上がったような気がします。
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