YB QSL 未回収 防止策の提案
今年に入りYBからの未回収QSLの相談が続いています。JAのみならずUSAやEUからも続いています。昨日もQSL印刷で有名なIT9EJW Alfioさんから未回収の相談を受け、なんとか解決の方向へ向かいましたが、Alfioさんが喜んでくれたことを紹介します。
JAを含む海外からYBへ請求する往路とYBから返信される復路がありますが、OQRSをYB側も採用することが多くなってきましたので往路の事故は激減していると思います。今回相談いただきましたのはすべて復路の事故です。
YB側もすでに返信を終えて「すべて完了」と思っていたところ、届いていないと言われて困惑しているケースが出てきています。再度送付する場合もありますが、ペディションで多額のコストをかけているのにさらに再送費用を負担させられると堪ったものではないと思われます。
私が復路事故の情報を入手しましたのはYB4IR、YE4IJ、YB8BRIの3局です。YE4IJは無理してお願いした分が事故に遭いがっかりされていました。YB8BRIは再送付に応じてくれましたが、数が多くなるとたまらないでしょう。YB4IRは理由はどうであれ、再リクエストすれば送るという姿勢です。
往路に関しましては、SASEを送る場合、送付封筒の右下コーナーに切れ目のカッティングを入れる。送付用封筒には「HANYA BARANG CETAKAN 」(印刷物のみ)と表に朱書きし、返信用封筒には「TIDAK BERISI UANG」(金銭類無し)と朱書きすることをW2FB直伝の方法を実行しています。
もちろん、返信用封筒もあらかじめ右下コーナーカッティングを入れています。
復路に関しましては、YB8BRIへは以前より復路事故が多いと感じていましたので上記サンプルを送ることにより次の写真がYB8BRIより返信してきました。
1月に報告しました通り、右下コーナーカッティングを実施していただけました。JA2AHさんのサポートでしたがちょうど2週間後に無事到着したそうです。
YE4IJ Irfanさんもショックを受けていましたが、再度、封筒の右下コーナーカッティングを行って送付のご協力をしていただくようお願いしました。
YB4IR Imamさんへも右コーナーカットの提案をしました。それをAlfioさんに伝えましたら喜んでくれたのです。つまり、送るという返事だけでは再び事故が起きないとも限らないからです。ただし、YB4IRが実行するかは不明です。
そこで復路事故の防止策の提案ですが、
①返信用封筒(SAE)を送付する場合は送る前に右下コーナーカットを実施する。
YBに限らず全てカットしておいても良いかもしれません。
②OQRSで請求する場合はPaypal Memoに「Please cut the lower right corner of your return envelope」と伝える。
を、実行していただけませんか。たくさんの方に協力いただければ効果は高くなると思います。皆様にご提案いたします。
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