IRC利用に関する体験談 (2017-12-15)
JA3のOMさんよりQSL回収のアドバイスを求められました。その中にEU-126 OH9AA/Pがありました。2017年5月末にSAE+1IRCで送ったが戻らないし、メールの返信もないとのこと。
俗にいう「焦げ付き回収」の支援は華やかではありませんが、調べる過程でなぜ回収にいたらなかったとか、どのようなオペレータでどのような運用が行われたかをあらためて認識させてくれます。
「あれっ、DL5ME Marioさんのオペではないですか」が調べ始めた第一声。2010年8月に交信したQSLカードを探し出しました。
「あれれ、ドナーにJN6RZM」と叫んでしまいました。7年前のペディションですがすっかり失念していました。Marioさんは北欧を中心に多くのIOTAペディションを行っていますが、確か、この島はとてもハイコストのために支援を求められたことを思い出しました。MarioさんはJR1DLU/1大堀さんと親しく、ドイツでよくアイボールされています。大堀さんがMarioさんのシャックを訪問されたときにJN6RZM作成のIOTA番号入りマップが大きく拡大され貼ってあったそうです。IOTAマップのソフトや情報入手ができない時代です。
これが発展してJA1QXY花崎さんのご努力でQXYウエブに全マップが格納され公開されています。
一昨日にDL5ME宛へJA3のOMさんのEU-126回収のお願いを含めて久しぶりにメールを送りました。タイミングよく、OC-179 Duff IslandsのスポンサーにDL5MEが追加されていることに気づきました。ならば、私のメールを見ていると確信していました。
この朝に返信が届きました。「確かに6月にJA3のOM局からSAE+1IRCを受け取っています。料金不足のために7月にビューローへ回しました。」とのこと。さらに「賢明なあなたならば事情をお相手へ説明していただけると確信する」とありました。
そうだドネーションを送った理由が背後にありました。
当ブログの2017年10月23日 (月)発信の「IRCは使えるかの質問」
https://jn6rzm.cocolog-nifty.com/iota/2017/10/irc-4ae4.html にIRCの使える情報を書きましたが、現実には不足分を手出しで送ってくれている可能性があると理解しました。
EUはほぼ使えると思っていましたがIRCを使う場合、必ず本人またはQSLマネジャに事前確認をされることをお勧めします。そうです。「肩身の狭いIRC」になってしまいました。
Marioさんから12月10日のご自宅に積もった雪の写真が届きましたので、お返しに南側ベランダから写してMy WX sunny and blue skyとアンテナのこの写真を送りました。
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