OC-209 YB8UTI Talaud IslandとOC-210 YB8ROP Sangihe IslandとのSkedに想う
4年くらい前にYB3MMアディさんから依頼を受けNusantara Awardのご支援をしているときにOC-209 Talaud IslandとOC-210 Sangihe IslandからYC8UTIなど、YC8ROPなど複数以上のYB局が開局し、YB3MMに加わってその近辺の島からオンジエアが始まりOC-209とOC-210のサービスが始まりました。
話をその3年前、トータル7年前に遡ります。
2011年1月22日に東京水道橋において、IOTAミーディングを開催しました。
https://jn6rzm.cocolog-nifty.com/iota/2011/01/iotaiota-meetin.html このなかに、JA3UCO細川さんのご報告があり、「半ば諦めていた、2010年年初から半年をかけて回収した13年前交信のOC-209 YC8TZRのQSLカード」の紹介が掲載されています。
OC-209 YC8TZRは1997年に1年程QRVしてQRTしてしまったためにQSLカードの回収がとても困難になっていました。その後のQRVもなく、OC-209 Talaud IslandとOC-210 Sangihe IslandはとてもレアなIOTAでした。
その3年後にYC8UTIやYC8ROPが出現し、上級ライセンスも取得されYB8プリフィックスとなり、現在も積極的にQRVされていました。
2017年11月にOC-209 YB8UTI Iwanさんへ連絡をするとすぐにSkedに応えてくれました。JA6のY-OMともすぐに交信に成功しました。ところがClub Log MatchingにはOC-209 YC8UTI、YC8UTI/Pのみ登録済、さらにY-OMはマネジャのYB3MMアディさんから紙のQSLカードもOQRSで入手されました。
IOTAウエブではYC8UTIとYC8UTI/P分は受け付けられていましたがYB8UTI分が受付られない事態がありました。おそらく中嶋さんに相談されて対応が終わっていると推測します。7年ほど前は難関のOC-209でしたが、いまではMatchingも整備されるほどイージー化してきました。
一方、OC-210 YB8ROPもSkedを開始しました。3年ほど前にW2FBと協力してNusantara Awardのニューのための活動を行いました。その関係で上記のUTI局と同じようにMatchingシステムにOC-210 YC8ROP/Pなどが登録されています。
一昨日にJA3のOMさんから午前中にOC-210 YB8ROPとSkedをお願いしたいと依頼がありました。12月中の希望でしたのですぐにFacebook Messengerにて依頼を送りましたが、このMessengerの過去分を確認してたくさんのチャットをしたことを思い出しました。
すぐにYB8ROP Onaldさんから返事がきて対応しました。「FT8 20mで04zにやりましょう」にびっくりしました。
そして、昨日の朝に別のJA3のOMさんからOC-210 YB8ROPのリクエストがメールで来ましたのでFacebook Messengerで送ると、10分後に「10z FT8 20mでいかがでしょう」と戻ってきました。
片方は13年間も焦げ付いた紙のQSLカード、昨日と一昨日分はネットで午前中に依頼したら午後にはSked実施です。格段の差が顕著にでてきました。これにClub Log Matchingが整備されれば即日にIOTAポイントを獲得することも可能になってきたようです。
13年 VS 即日と、「紙QSL vs Club Log Matching」と置き換えたほうがよいですね。こまごまと書きましたが、新しい時代を確実に迎えたと実感しています。
偶然にもすべてJA3のOMさんばかりでした。
【追記】
新しくQRVを開始したYB8UTI IwanさんやYB8ROP Onaldさん等は英語ができる世代が台頭してきたということも言えそうです。
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