50watts vs 500watts の比較(JE6HCL/6 vs DU1IST/9)
この朝にVE3VHB Mikeよりメールが届きました。6年前に知り合いお付き合いしているカナダ東海岸のIOTAチェイサーです。6年半ほど前にIOTA-chasers ForumにJA-IOTA固定局とのSkedを紹介したところAS-008など8つのJA-IOTAとのSkedに参加されてきました。
6年半の間に数回ほどSkedを実施しましたが現在残っているのがAS-036 壱岐対馬、AS-056 男女、そしてAS-067宇治・草垣の3つになっておられました。現在のIOTAスコアは962で死ねまでに1000到達が目標と言われていました。
当ブログでAS-036 JE6HCL/6 小呂島の運用情報を入手されワッチしたところ40mでわずかばかりのレポートだった。ところがOC-174 DU1IST/9は強力な信号を東海岸へ送り込んでくれた。500ワットのリニアを使っているようだが、なぜJAのペディションは50ワットなのか。
すぐに小呂島運用の現状を伝えるとともに日本国内の移動運用は50ワットまでに制限されている法律であることを説明しました。以前にも彼に説明した記憶があるような気がしますが、やはり諸外国はペディションでリニア使用は当然の感覚であり日本が異常と言われます。
私が開局した昭和40年後半ころの話題として「日本のような密集地ではインターフェイスが発生しやすいので制限されている」とよく言われていた記憶があります。「現実にスプリアス電波をばらまいて走っている車載運用も云々」とよく聞きました。
平成5年に100ワットで再開局するときもベランダ設置型のAPA-4ではTVIなどがとても心配しましたが、以来4半世紀運用していますが問題は皆無です。テレビやラジオ、インターフォンなどの性能向上によるインターフェイス対策が強化されているのが現実です。
一つ前の記事のDU1IST/9のQSLカードにも「RIG: IC-7600 + IC-PW1 500W」と記載されています。同じ日本人が海外にでると500ワットが使えて、国内移動だと50ワットまでというのは時代に、また世界に取り残されているような気がします。
ちなみにAS-036 JE6HCL/6 Orono Islandはバッテリー2本のみの運用です。現地で商業電源を貸与できませんでした。
前にも同じような海外からの意見をいただき、当ブログに書いた記憶があります。
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