当ブログでAS-117 Honshu's coastal Islandsの分割提案をご紹介しましたが、2週間後にはその結果が判明いたします。ちょうど5年前に表題のAS-200P JA5 Shikoku's coastal Islands誕生がありました。今回、分割成功となれば早速にペディションへ、またNew IOTA獲得を目指すIOTAチェイサーがおられると思います。5年前のAS-200P決定直後の動向を調べてみました。ご一読ください。
まず、My Logを確認しました。5年前の6~7月の私のログにはYB-IOTAとの交信ログが毎日のように記載されています。2014年7月12日にJA5CPJ 14MHzCWにて滝川OMによる小豆島と交信しました。これが私の1st AS-200でした。ハンドルはNaoさん、アンテナは3elと記録しています。小豆島の固定局です。
続いて、7月20日朝にJA5QYR 佐々木OMと7MHzCWにてQSOしています。Nao Islandと記録しています。直島の固定局です。二つともすぐにSASEを送っています。ログ上では交信はあっという間に終わっていました。
電子メールを2014年4月くらいからチェックしてみました。
2014年4月から6月30日まではNew IOTAに関しては何もなく、OC-157 YB8V等のYB-IOTA QSL関連のメールが圧倒的でした。YB9BUやVE3LYCなどともたくさんのメール交換をしていました。そのような中、7月5日に発表されました。すぐに当ブログに転載しました。
Breaking News from IOTA CONVENTION 2014
NEW IOTA REFERENCEs announced !
1) AF-118P CN Los Farallones and Jaegerschmidt, Morocco
2) NA-247P PJ7 St Maarten’s Coastal Islands
3) AF-119P S7 Coetivy Island, Seychelles
4) EU-190P RI1 Viktoriya isl, Franz Josef Land
5) OC-296P Tobi and Helen, T8 Palau
6) AS-200P JA5 Shikoku Coastal Islands
7) AS-201P Sea of Marmara isl, TA Turkey
8) AS-202P A9 Hawar isl, Bahrain
9) AS-203P UA0X Sea of Okhotsk Coast Group
10) EU-191P YO Fericirii island, Romania/Ukraine
11) NA-248P VY0 Nunavut (Devon) Island
JA9IFF中嶋さんから、すぐさまもう一つ追加されますよとのコメントが入っていました。
当時はほとんど意識していなかったのでしょう。AS-200Pの誕生に関しては中嶋さんの努力やサポートがあったことがずっとあとで分かりました。それはAS-200の島リストの詳細レベルでした。AS-117やAS-012の島リストよりもAS-200は相当以上に詳細で充実しています。
続いて、JI3DST舟木さんからもAS-200P追加に対する喜びのメールが入っていました。JA5IU吉松さんからも喜びのメール。すぐに小豆島固定局のJA5DXを見つけてウエブに入植したがまだ受け付けられずと喜びが伝わってきました。JA1EY戸倉さん、JA4-4665 杉原さんからは過去のAS-200運用局情報が喜びの声として早々と届きました。
さらに、中嶋さんからAS-200PのPを取るための手続きとして、新たに在住の固定局が1000局交信をする必要はないのではないかとのメール。G3KMAと交渉されているように感じました。
7月8日小豆島のJA5CPJ滝川さんから返信メールが届きました。一部紹介「メ-ルを見てびっくりしました。まさか、AS-200が付くとは思ってもいませんでした。 皆様のご努力に感謝します」と。
その夜にはJA5QYR直島の佐々木さんからも返信メールが戻りました。「それは朗報です。」と。そしてQSLカードにAS-200をプリントしても良いかと質問されていました。
すこし後にはK3EST Bobさんからもメールが届き、過去に交信された小豆島の局の紹介がありました。7月12日にJA5CPJ滝川さんとSkedを行い、無事QSOできたとのやりとりをしていました。7月20日にALL JA5 Contestに出られるJA5QYR佐々木さんとSkedを行い無事QSO。
7月25日に小豆島にお住いのJA5FOP大石さんからメールをいただく。AS-200サービスにつとめていただくことになりました。8月5日に中嶋さんから連絡がありました。G3KMAからの「AS-200リスト完成と申請画面のプルダウン表示を可能にした」とのご報告をいただく。IOTAウエブへのエントリが可能になったようです。「過去のQSOのクレジットに関しても調べている」とのこと。
8月6日に中嶋さんからのQSPが再度ありました。「G3KMAから過去のQSOはクレジットしない。有効年月日は2014年7月5日以降とのこと。(これは後ほど変更されたと思います。詳細はJA9IFF中嶋さんへ問い合わせください)さらに、JA5CPJ/JA5FOP/JA5QYR各局の7月5日以降の交信数を知らせてくれれば、Provisionalを外すとのこと」でした。素晴らしいG3KMAの対応です。私は感激した記憶があります。
その後、中嶋さんからJA5CPJ/JA5FOP/JA5QYRのお三方へQSPしていただいたり、JA5FOPさんがIOTAコンテスト参加された分のデータに関してのご指導をいただいたり、世界中からvia JN6RZMにてSkedの調整やQSLカード情報を流したり8月お盆過ぎまでメールが届いています。中嶋さんがAS-200の細かい質問への対応もG3KMAを通じて丁寧に対応していただいている記録として残っています。
さて、6月21-24日にドイツで開催のHAM Radio Friedrichshafenイベントにて発表の成否における成功が前提ですが、万一OKとなった場合、いろいろなことが必要のようです。
5大陸からの1000局の交信が大前提です。AS-200時は固定局3局による合算の配慮をいただきました。AS-117では固定局は淡路島と佐渡島くらいです。移動運用では50ワットまで、商業電源の有無、ビームアンテナなどの設置場所の確保などの初回運用時のPを外すための準備が必要です。
まずは2週間後の結果発表を待ちましょう。
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