2019年6月22日に次の6つのIOTAが誕生しました。
AS-206P JA0,1,2,7 Honshu's Coastal Islands East
AS-207P R0K Chukchi Sea Coast Centre group
OC-298P FO Tatakoto Atoll, Tuamotu Islands
OC-299P V6 Yap East group
OC-300P T31 McKean and Nikumaroro Atolls, Phoenix Islands
SA-101P CE0 Alejandro Selkirk Island
AS-206はJAの各運用者の素晴らしいオペレーションにより7月30日にPが外れAS-206としてクレジットを受け付けられるようになりました。IOTAルールに基づいた5年に1回の概ね10個以内のIOTA誕生というIOTA Ltdの施策は今回は2018年10月14日と2019年6月22日の2回に分けてそれぞれ6件ずつ計12件の新しいIOTAが誕生する結果となりました。(2件得しました)
昨年10月発表時には1か月も経過する頃には6つの新IOTA運用の見込みが発表されていましたが、今回6月発表分はJA分を除いて少し出足が悪いように感じています。残り5つの中ではOC-298Pが最も近い位置にあると思われます。
過去に4回ほど運用実績がある。現在、FO5RHが住んでいて運用している。250人が住む有人島であり、飛行場が存在するなどの理由です。French Polynesiaは昨年10月にOC-297 Morane Atollが18番目のIOTAとして誕生し、すぐにVE3LYCによりTX0Mにて運用されました。それに続く19番目のFO-IOTAが今回OC-298 Tatakoto Atollとして誕生しました。
FO0CLA Tatakoto(Apr 2000)
FO5RH Tatakoto(Resident)
FO8AA/P Tatakoto(Apr 2015)
TX5TES Tatakoto(Jul 2010) の4つの情報を集めてみました。
たくさんのFO-IOTAを回られたようです。このQSLカードは表面だけですが、FO0CLA Tatakoto Atollと明記されていますので、OC-298へシフトできると思われます。
固定局のFO5RHのQSLカードの両面らしき画像を見つけました。2006年4月の10MHzCWオペレーションです。島名が手書きです。OC-066 TuamotuはOKかもしれませんが、Tatakotoはいかがでしょうね。リグはIC-706、アンテナはVerticalとあります。FO5RHの新しいQSLカードや情報をお持ちの方はアドバイスいただければありがたいです。
FO8AAはRadio Club Oceanianという名称のクラブ局でした。残念ながらOC-066 Tatakotoを印刷されたQSLカードはネットでは見つけられませんでした。
2010年に日食をTatakoto Atollにて観測できることを記念してFO5RHがTX5TESのコールを使用して運用したようです。詳細が次にウエブに掲載されていました。 https://www.qsl.net/fo5rh/
リグはIC-7000に、アンテナも数種類、160mを含めて準備しているようです。2010年頃のFO5RHのリグ、アンテナ、QSLカードなどが記載されていました。また、このTX5TESで2000QSOs超の交信とあります。
いずれにせよ、2019年6月22日以降に5大陸1000局との交信が必要です。
19個のFO-IOTAを確認しましたがFO/JN6RZM (例)のようにJAからのIOTA DXpedition運用が数多く実行されていました。
【追記1】JAからのペディショナー一覧を作成しました。こんなにたくさんJAから行かれていたんですね。驚きです。FO/JAコールでない分に未だJAがおられるかもしれませんが時間の都合で断念します。
OC-264
OC-050
FO/JI1JKW Rurutu
OC-152
FO/JA8BMK Tubuai
OC-114
FO/KH0PR Raivavae
OC-051
OC-063
FO/KH0PR Mangareva
OC-027
FO/JI1JKW Hiva Oa
FO/JI1WTF Marquesas Islands
FO/JI1WTF Hiva Oa
OC-067
FO/JH7UJN/P Bora Bora
FO/JI1JKW Raiatea
FO/JI1JKW Huahine
FO/JI1JKW Tahaa
FO/JJ8DEN/P Maupiti
OC-046
FO/JA2ZL Moorea
FO/JJ2NYT Tahiti
FO/JR2KDN Tahiti
OC-057
FO/JJ8DEN Maupihaa
OC-066
FO/JA4GXS Rangiroa
FO/JI1JKW Tikehau
FO/JI1JKW Rangiroa
FO/JI1JKW Fakarava
FO0MEX Rangiroa
OC-298P
OC-113
OC-297
OC-094
FO/KH0PR Napuka
OC-052
OC-131
FO/JA3EZJ Manihi
FO/JI1JKW Manihi
FO/KH0PR Ahe
OC-062
FO/KH0PR Pukapuka
OC-238
FO/KH0PR Reao
【追記2】JA9IFF中嶋さんからたくさんの情報をいただきました。
2007年12月交信のカードですね。表面ではTatakotoの表記はありませんが、裏面では見事にTatakoto Atollの説明文まで印刷されていました。
2010年9月交信分のTX5TESの裏面です。うえのFO5RHとまったく同じ様式です。
FO0CLA Tatakoto Atollです。中嶋さん曰く「FO0CLA -> FO5RH にコールサインが変更になった様です。どちらも同一人物」と。FO0CLA=TX5TES=FO5RHの同一人物でした。名前をご確認ください。
【追記3】JK1TCV栗原さんからも資料をいただきました。
2006年3月と12月の/QRPによる交信です。Tatakoto Atollが手書きです。OC-066 TuamotuではOKでしょうがOC-298 Tatakoto Atollでは?。いずれにせよ1000局の1局に新規に貢献してください。
同一人物には驚きました。皆さんの情報を集約するとおもしろいですね。
【追記4】2019年6月22日にOC-298Pが誕生したと同時にWB2YQH BobさんがFO5RHへ依頼してサービスしてもらったそうです。クラスターレポートを確認してみました。6月22日以降分です。
Callsigns YY/MM/DD UTC FREQ Remarks Reporter
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FO5RH 19/06/25 2034Z 14023.4 Heard in NV and TX W3LPL
FO5RH 19/06/25 0228Z 14023.3 W7FW
FO5RH 19/06/25 0228Z 14023.4 W7F
FO5RH 19/06/25 0222Z 14023.3 Heard in OH W3LPL
FO5RH 19/06/25 0213Z 14023.4 AA9L
FO5RH 19/06/25 0213Z 14023.4 OC-298 NEW slow CW but ok sigs VA3DXA
FO5RH 19/06/25 0151Z 14023.4 OC-298 Tatakoto WB2YQH
FO5RH 19/06/25 0138Z 14023.2 Alain on Tatakoto Atoll W4DKS
FO5RH 19/06/25 0135Z 14023.4 K0MD
FO5RH 19/06/25 0134Z 14023.3 Tnx Alain 559 in NH W1EBM
FO5RH 19/06/25 0133Z 14023.4 W0EXT
FO5RH 19/06/25 0125Z 14023.4 Thanks new country first call K6BFL
FO5RH 19/06/25 0122Z 14023.3 N2RC
FO5RH 19/06/25 0118Z 14023.4 Heard in AZ W3LPL
FO5RH 19/06/25 0053Z 14053.4 Heard in NV and AB W3LPL
1/3がHeard reportです。6月25日のみで止まってしまっています。Alainさんを目覚めさせましょう。
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