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2019年9月

2019年9月30日 (月)

Cancelled SA-100P 3G1DX Pajaros Rocksに関するご報告

IT9YRE、HA1AG等による表題のSA-100P 3G1DXのプランは残念ながら本日中止とDX-World.netに発表されました。

https://dx-world.net/3g1dx-pajaros-rocks-sa-100/?fbclid=IwAR2XZHLPlbBtPoVS7VDMCfbmYkOorMiTm64iOBAGuo6OHS_UQTJr_56j1Ws

詳細はDX-World.netに記載されていますがチリ海軍からの上陸許可が得られなかったとあります。

SA-100Pに関しましてご報告があります。本年2019年7月20日にメンバーのHA1AG Zoliさんからメールをいただき、SA-100Pのプランに対するJAからの支援の可能性を求めて来られました。HA1AG Zoliさん関係では、私がJAグループの窓口となりドネーションギャザリングとQSLカード一括回収と配信の支援を過去に2度ほど行いました。

1回目が2006年4月のSA-095 XR4PI Pupuya Island(上陸失敗)を支援しました。2回目が2008年2月の①SA-018 XR4C Chiloe Islandと②SA-053 XR7W Wagar Islandです。

久しぶりの依頼でした。残念ながら近年の2017-2018年にRT9K/9におけるドネーションギャザリング後の対応を失敗し、JAドナーの信頼を無くしたこと。さらに、PayPal送金の普及、OQRSによる直接対応の発達により、旧来のやり方が古くなったことを理由に個人的に判断しお断りしました。ただし、詳細が決定し発表できる段階でJA各局にドネーション支援をお願いすることをお手伝いする約束をしました。

調べてみますと、4月29日にSA-100P CE1/IT9YREにて仮発表され、6月22日に詳細プランの発表をするとDX-World.netに記載されていましたが、時系列に並べてみますと、チリ海軍以外の面、特に資金調達などでうまくいかなかったのではないかと考えられます。部分的なドネーション依頼はあったでしょうが、全体的に発表がされないままでした。返金するとありますので若干不自然さを感じます。

その結果、「 According to the Chilean Navy it is our humble opinion that the activation of this IOTA Group will not occur in the next few years.」と、世界中のIOTAファンを巻き込むことなくSA-100P運用が萎んでしまいました。

【追記】

SA-100Pを少し調べてみました。

Sa100-1

 SA-100P Pajaros Rocksはチリ国の最北部であるCE1エリアに位置しています。訪問しづらいCE5エリアなどとは異なり本土側に国道も走っており対岸までは簡単に行ける場所と思います。

 

Sa100-2 

国道1号線から西側に徒歩数分で太平洋にでることができます。島までの距離は612mです。泳いでもいける距離です。しかしながら、太平洋側の島は北米大陸、南米大陸ともに地殻移動の関係でRockが多いようです。上陸がとてもたいへんなのです。この島も船からの上陸ができないようです。ヘリコプターによる交通手段が必要のようです。

近くのSA-095 Pupuya IslandはVE3LYC等が潜水服を身にまとって上陸しました。先月のNA-211 Tillamook Rockもヘリコプターによる移動です。Pupuyaの時はチリ海軍の許可の話しは皆無でした。中止決定は費用コストに対する資金不足もあったのではないかと想像します。

2019年9月28日 (土)

NA-211 K7TRI Tillamook Rock, VE3LYCからのメール

9月7日から9日まで実施されました表題のNA-211 K7TRIに関しまして、VE3LYCからの報告をいただきました。1か月ほど前にVE3LYCからドネーション協力の依頼を受け、当ブログに掲載しましたところ、それを見られ協力されたJA局と自主的に寄付されたJA局の54局の協力寄付をいただかれたそうです。残念ながら私はその信号を聞くこともできませんでした。

そのため、VE3LYCより9月15日にメールをいただきました。とても残念がっていました。その中に次の報告をいただきました。「K7TRI
3,291 QSOs logged between 2019-09-07 02:26Z and 2019-09-09 18:36Z」と、3,291 QSOsのうち、40.7%がJAだった。さらにJAドナー54局の内、51局の94.4%が交信できたそうです。ちなみにWのドナー交信率は81.4%だったそうです。

現在のJA局のIOTA申請率は13.2%(1月末)から14.0%くらいです。K7TRIとのJA交信割合が4割を超えていますのでコンディションの関係もありますが、JAをピックアップしてくださった効果がでているものと判断できるでしょう。ドナーの割合、QSO数の割合などとJA有利の状態であったようです。

以上、ご報告いたします。

2019年9月21日 (土)

AS-206 Shino IslandのDX情報

JR2NMA森本さんに依頼をいただき、10月20日運用予定のAS-206 Shino IslandのDX情報投稿ならびに掲載させていただきました。グループの希望はDX-World.netと私のブログでよいとの判断をされ、私がお勧めした425DXnewsは希望されませんでした。1か月前の9月20日に当ブログとDX-Worl.netのMM0NDX Colさんへメールにて依頼し掲載しました。

Colさんからもお礼のメールと掲載しますよという返信が届きました。まもなく、Facebookに投稿されました。

As206-shino-island-2

この朝もDX-World.netの本サイトを確認しましたが掲載されていませんでした。DX-World.netの掲載基準があるようです。昨年もAS-036 JE6HCL/6 Oro Island(小呂島)を船の欠航の多い島でしたので、港を出たことを確認して1泊2日のプランをその朝に投稿しましたがこのAS-206と同様にFacebook掲載、DX-WOrld.net未掲載に終わりました。Facebookで全体に伝わるのかなという疑問が残りました。

AS-206はProvisional IOTAからPが取れたばかりでまだまだクレジット率も25%未満どころかもっと低いレアの部類です。しかしながら文中にあるとおり、日本時間の日中のみの運用であること、JAの移動運用は50ワットでこのコンディションではNA/EU、特にEUには届かないなどの判断をされたのではないかと思われます。425DXnewsは差別なくすべて本文に掲載されます。文面の中にHoliday styleと明記されます。

AS-206が雑魚扱い?、いえJAの昼間だけのビームアンテナ未使用の50ワット運用がランク落ちしてFacebookのみのPR?、という疑問が少し残る投稿でありました。

2019年9月20日 (金)

AS-206 JJ2ONH/2, JR2NMA/2, JG3DOR/2, JG1LFF/2 Shino Island plan on 20th Oct 2019

お盆明けの8月20日に名古屋のアクティブYL局であられますJR2NMA森本さんからローカルと誘い合わせて愛知県篠島へ移動運用へ行くとの情報が入りました。

森本さんは愛知、岐阜、三重などの移動運用にアクティブなYL局で国内のみならず海外交信も楽しんでおられます。大阪のJP3AYQ眞田さんに依頼されて森本さんのIOTA100取得支援を2018年に実施することでお知り合いになりました。2018年の1年間に近場のIOTAペディションに頑張ってくださり、すでにIOTA申請条件をクリアされたと判断しましたのでJP3AYQ眞田さんへお返ししました。が、まだ未申請の状態です。そのような折、せっかくAS-206となった篠島へIOTA移動運用へ行かれることになりいろいろな調整をさせていただきました。

森本さんは一昨年の5月に同じ愛知県日間賀島(ひまかじま、当時はAS-117)からも名古屋ローカル局と移動運用をされました。Club Log MatchingもAS-117 JR2NMA/2 Himaga Islandで登録の協力をしていただけました。

2019年4月に篠島を予定されていましたが10月20日にずれたそうです。ちょうどAS-117が分割され新しくAS-206となったためにDX情報も掲載したいとの相談をいただきました。

ちなみに一昨年のAS-117 JR2NMA/2は長崎県大村市のJA6WJL前田さんのアドバイスでHimagaではなく、Himaka Islandが正式名であることを教えていただきましたので、AS-206分割時にJA9IFF中嶋さんへお伝えして「AS-206 JR2NMA/2 Himaka Island」にて訂正、さらにClub Log Matchingへも移行してくださいました。森本さんご本人へも伝えました。

英文のDX情報は次の通りとなりました。

Yoshi JJ2ONH, Kaori JR2NMA, Ryo JG3DOR and Masa JG1LFF will be active as each
callsign/2 from Shino Island (AS-206) starting around 01-0730 UTC on 20 October
They will operate CW, SSB on 80-6 meters. QSL via each call on QRZ.com.
 

10月20日のみの運用ですが、5名にて運用されます。1名は残念ながらまだDXはやっていないということで外すことになりました。とても残念ですが、その方が国内と交信された場合もAS-206として有効でありますので数回お願いしましたが無理でした。

AS-206はIOTAクレジット率25%未満であるため、IOTAとして認めてもらうためにはエビデント(証明)をIOTA Ltdへ提出する必要があります。何のことはありません。該当島の名称が(可能ならば英語表記が好ましい)看板や石碑などにあるその前で全員で撮った写真のファイルと簡単な英文のアンケート形式の電子メールです。

上記のようなDX情報へ掲載してくださるとIOTA Validation Teamから代表者へメールが届きます。とても簡単です。

本日、DX-World.netへ依頼します。おそらく425DXnewsへも転送されると思います。6mのV/UHFもされると思いますので直接メール等でリクエストなさってみてください。

気軽にAS-206ペディションへ出かけていただき、可能な限りIOTAチェイシングを楽しむ私たちで、このようなIOTA Ltdに承認されて対応をこまめにしていきたいと願っています。

As206-shino-island

2019年9月13日 (金)

Change to IOTA Programme Rules, provision E.1.2

IOTAプログラム E.1.2が変更されました。「Fair Play」を基本に置き訴えています。IOTAウエブのIOTA委員会からのお知らせ(IOTA Management News 11-Sep-2019)に掲載されました。

https://www.iota-world.org/ja/management-news/941-change-to-iota-programme-rules-provision-e-1-2.html

To clarify its position on the conduct of operations put on for the IOTA Programme the IOTA Board has updated the text of provision E.1.2 in the IOTA Programme Rules as follows:

IOTA Management attaches importance to the maintenance of fair play as far as is practicable. From time to time a set of circumstances occurs where official intervention is considered justified. One such case is where there is seen to be apparent intentional unfair, even discriminatory, treatment of people in the making of contacts or issue of QSL cards or QSO matches. An example of this is where an expedition to a rare IOTA group follows a clear practice of discriminating against contacts with non-participants in the IOTA Programme or, post-event, of deleting them from the log. In this regard the cardinal principle to be followed must be that it is immaterial whether the contact is a known participant or not in IOTA. Failure to observe fair play in cases like this is sufficient justification for rejection of the operation for IOTA credit on grounds of it bringing the IOTA Programme into disrepute. All participants are asked to have regard for our long established tradition of acting in accordance with the best of ham spirit.

G3KMA, 11 September 2019  

よく考えられた素晴らしい文章です。IOTA LtdのHam spiritにおける遵法主義の遵守と対応に感謝します。

NA-211 K7TRIの出だしのクラスターレポートにK6VVA Rickさんが「IOTA NA-211 Tnx ATNi 970」と書き込んでいましたので、CQ HRALをK7TRIもやっているのかと勘違いしました。安心しました。K6VVAが斬新で新しい試みをされようとしましたが、全世界共通で考えるともっと大きな視野で見た結果ではないかと思いました。Rickの考えも素晴らしいアイデアだと思いました。

実際に私のオペレーションに置き換えて考えましたが、この悪コンディションでは俗称アパマンアンテナではとても厳しい状況です。全員がビームアンテナなどの高性能アンテナをお使いならばまだしも、私のような超リトルピストルではほとんど意味がない施策だと思いました。

恥ずかしながらご紹介しますと私のIOTAチェイシングは「相手のアンテナとコンディション任せ」のアマチュア無線です。そんなアンテナでもより奥深くIOTAを楽しむ方法を模索しています。

2019年9月 9日 (月)

NA-211 K7TRI Tillamook Rock (2nd day operation)

レポートを書きたいのですが残念ながらまったく入感いたしません。9日朝に14023で出ていますがほとんど北米止まりです。N3QQは18MHzのFT8をやっているようです。14MHzのパスが開かないようですね。滞在時間もかなり短くなってきた雰囲気です。

 

2019年9月 8日 (日)

NA-211 K7TRI Tillamook Rock (1st day operation)

2019年9月7日 0227UTCに10110にてW5BOS Lannyさんがクラスターへの1stレポートをあげました。その後はご承知の通り40/30mCWにて運用が続いています。JAとは40/30mCWにて夕方から午後8時過ぎくらいまでの間にレポートが上がりました。ブログコメントをはじめにメールや携帯電話にも「交信できた」との報告を数局よりいただきました。その多くは両バンドで交信されたようです。

夜中に20mCWにてEUからのレポートが入っています。この朝からは20mCWを大いに期待して運用を待っていますが、20mのバンドオープンがしないのだろうと某OMさんよりご意見をいただきました。

そこで、彼らがレンタルされたアーバンアンテナを確認してみました。8月16日の記事にこう書いてありました。「16 August 2019 - Important News! This is a two element beam down to 20 m, operating as a rotatable dipole on 30 and 40 m.」とあります。

このアーバンアンテナは20/30/40m用で30/40mはローターリーダイポールとして、20mは2エレビームの仕様だそうです。

JAの皆さんからも(40/30mは、)とても強かったと複数の方からレポートをいただきました。そして、第一日目の20mCWはコンディションが悪く、2エレビームでもアジアにオープンしていないようです。残り2.5日くらいの運用ですが、コンディション上昇を期待しましょう。今晩も40/30mで奮闘してくれるでしょう。

【追記】

2基による運用ですが、この大砲はどのバンドで使われているか、そしてもう1基のアンテナはマルチバンドバーチカルですので、その判断もポイントかと思います。

2019年9月 7日 (土)

突然のAS-206 JR0ZDE/0 Sado Island運用

昨晩からJI3DST/0 AS-206 Sado Islandの舟木さんが運用を開始されました。昼過ぎまで台風13号の強い吹き返しで洗濯物も干せない状況でアンテナをベランダから振り出すことができませんでした。夕方に同じAS-206 Sado IslandからJR0ZDE/0のクラスターレポートが上がり始めました。総務省の無線局検索にて「新潟県佐渡市」「あいびすアマチュア無線クラブ」が判明しました。

ところがQRZ.comには未登録、そしてJARL未加入、もちろんjarl.comもありませんでした。

IOTA CP JAホームページでも、次のIOTAから運用する場合、上陸証明などの証明書をIOTA LtdのValidation Teamへ提出しなければAS-206としてクレジットを受けられませんと紹介してあります。IOTAクレジット率が25%未満のものです。

AS-030  20.6% 硫黄島
AS-036  23.3% 壱岐・対馬
AS-043  22.1% 伊豆諸島南部
AS-056  18.4% 男女群島
AS-067  20.8% 宇治・草垣諸島
AS-194P  0.0% 尖閣諸島
AS-200  24.3% 四国沿岸
AS-206P  5.0% 本州沿岸東日本 

大昔は郵送でRSGB IOTA Committeeへ送らなければいけませんでした。ご安心ください、事前に運用プランを送っておくのがベストですが、現在はDX情報に掲載すればよくなっています。さらに、運用後の事後でも1か月以内を目途にIOTA Validation TeamのK3EST Bobさんからアンケート形式のメールが届きます。必要最低限に準備すべきものは佐渡島から運用している写真を撮っておくことです。Sadogashimaなどの文字が入った看板の前で全員並んだ1枚があれば十分です。しかもメールの添付ファイルで結構です。

表題のJR0ZRE/0に関しましてはメールアドレスが不明ですのでK3EST Bobさんを悩ますことになるでしょう。交信されましたお相手もQSL infoがJARL経由でもダイレクトでも現状では送ることができません。どなたかぜひサポートしてあげてください。

佐渡島などの固定局運用においても同じ扱いになると思います。

NA-211 K7TRI Tiilamook Rock landed

霧が出て少し遅れていますが、日本時間午前5時40分に第一回目の島への到着した写真がK7TRIのQRZ.comに投稿されました。3枚uploadされました。

予想した通り島の東側にある階段の途中の機械室の屋根の上に降りたようです。ヘリは小型ヘリコプターです。何回も往復するのでしょう。

日本時間の9月7日正午までには運用開始できるのではないでしょうか。

  Spotter    Freq.       DX         Time               Info                                   Country
W5BOS-@  10110.0  K7TRI     02:27 07 Sep  NA211 TILLAMOOK ROCK    United States

10MHzCWにて0227UTCにクラスターデータがW5BOS より上がりました。このW5BOS Lannyさんこそ、21年前にNA-211 W5BOS/7 Tillamook Rockから運用した人です。

私も15年くらい前から「再度のNA-211の提案」で知り合い、以来お付き合いしています。LannyさんはKL7-IOTAsの1st Activatorでも有名です。

 

2019年9月 6日 (金)

NA-211 K7TRI Tillamook Rock 天気

いよいよ日本時間2019年9月7日(土)の早朝から運用開始します。上陸前の最後のメッセージがウエブに書き込まれました。https://k7tri.weebly.com/

天候もヘリコプター2機で運搬するようで波よりは風の方がポイントになるようですがほとんど問題ないようです。Windyで確認しますと4日間同じような天気が続くようです。気温は17度、湿度が95%と出ています。VE3LYCのメッセージには霧が出ているとありますが大丈夫のようです。

Na211

むしろ、JA側の台風情報の方が気になりそうです。

KL7RRC/Pグループの過去の運用の特徴は出初めの初日は24時間連続で運用されますが、2日目で運用時間は初日の60%くらいになり、3日目は初日の30%くらい、4日目は10%くらいの私の過去の感覚でいます。3~4日目は運用よりも散歩やレクレーションの方が多いように感じています。私はこれで数回のKL7RRC/PやV73RRCを取り逃がしました。

ところがVE3LYCによる運用は徹底して初日、2日、3日くらいまでは14MHzCWオンリーでしかも24時間に近い運用をします。これは世界中のIOTAチェイサーに万遍なくサービスするという考え方です。3日目後半くらいから10MHzCW、18MHzCW、そして14MHzSSBの傾向であり、徹底して高効率運用でNew IOTAを世界中にサービスするという姿勢です。

Club Logのログサーチのバンドモード表にQSO数が2と入っている場合(Dupe)は、やはり該当局に対しあまりオペレーションがお上手ではないと思っているようです。またQSO数の多いのも常習性が高いようで極力避けて欲しいとの願いです。

今回は4名で2基を運用します。VE3LYCの意見が採用されるならば14MHzCWは4日間常時運用に近くなるでしょう。パイルアップの中で交信しても後から不安になって同じバンドモードでもう一度交信したくなる場合は録音することでしよう。私の場合はこちらのコールバックが不完全コピーならば堂々と聞き返しています。多くの交信で聞き返しを上手にやっております。

いよいよ数時間後に迫ってきました。

2019年9月 5日 (木)

なんとか交信できたNA-210 KL7RRC/P Sledge Island

8月29日から運用を開始し9月1日に終了しましたNA-210 KL7RRC/Pとの交信はほぼ可能性10%程度の無理だと判断していましたが、なんとかログサーチにヒットしていました。アパマンアンテナのレベルをご紹介する目的でご報告します。

2019年8月29日午前11時頃に14040でレポートが上がり始めました。JAからもありました。当ブログで運用開始の予想などを掲載しました関係でJAのOMさん方からも午後に入って無事交信の一報が入り始めました。この間、クラスターには14CWのレポートは掲載されますが、私のアンテナでは全く不感状態でした。そのため夕方のコンディション上昇を期待し早めにウォーキングへでかけました。

帰宅後のシャワーで気持ちを一新し、ワッチに入ると微かに聞こえますがとても交信できるような強さではありませんでした。夕食を挟んでワッチを続けましたが信号は弱いままでした。午後8時過ぎにJA1BPA鈴木さんによる7025のレポートが上がりました。ワッチすると14CWより強く、コピーも可能ですがすぐにパイルになってしまいました。しばらくしてJAとのパスからNAの西海岸のパスに変わってしまい終わってしまいました。

私は29日は以上で終わってしまいましたが、ローカルのJE6HID畠山さんは午後11時台に7011で交信できたとコメントをいただきました。問い合わせると7MHzのモービルWhipとお聞きして二度びっくりしました。

30日は早朝からワッチするもJAとのパスが得られませんでしたが、午前9時過ぎから入感し、JAもちらほらと拾っていました。1時間ほど経過した午前10時台に信号があがりJAからのコールも多くなりました。私のアンテナではノイズ多し、QSBも激しくコピー不安定の状態でした。しばらくしてCQを出し始めましたのでチャンス到来と思い、14040.5の1.5upで3回ほどコールしました。

少しタイミングが遅れて「RZM 599」をコピーしました。599 BKを返し、少し間をおいてJN6RZM JN6RZM BKを送りました。なんとそれっきりで完全コピーの交信に失敗したようでした。

それ以後の30日と31日は同じタイミングでワッチを重ねましたが、前日や前々日との運用時間とは異なりバラバラの感じを受けました。さらに運用しない時間も目立って多くなりDX-World.netに報告されたように土曜日まで(JAでは日曜日まで)を現実に感じるようになりました。

結果として、8月29日午後8時過ぎの7025と30日午前10時過ぎの14040.5の2回のみのチャンスで終わってしまいました。30日の14MHzCWの「RZM 599」のみに1割程度の望み薄の希望を残して終了しました。

昨年5月のNA-234 KL7RRC/P Chuginadak Islandは私のために2回目のペディションをやってくれると思うほどでしたが交信に仕損じてしまいました。またまたダメかと思っていました。

昨晩、JA3UCO細川さんから「KL7RRC/P/2019ではなく、KL7RRC/Pでログサーチが稼働している」と連絡を受け、すぐに確認しました。

Kl7rrc-na210-log-search

救いの神がいました。

N3QQ Yuriさんとは2008年のNA-234 KL7DX Chuginadak Islandペディションからかなり密に情報交換をさせてもらい親しくしていましたが、ここのところやや疎遠となっていました。すでに次のNA-211 K7TRI Tillamook Rockへの行動へ進んでいますので、終了後にお礼を含めてメールをしてみたいと思います。

Poorなアンテナによる、さらにPoorなOperationの紹介でした。しかしながら、これでもIOTA750が見えてきそうな気もしてきました。とても優秀という言葉は似あっていませんが。

2019年9月 4日 (水)

NA-211 K7TRI Tillamook Rockまでの行程

https://k7tri.weebly.com/  当ウエブの行動報告を確認して地図にプロットすると次のようになります。

Oregon-1

N3QQはアラスカから9月3日にSeattleに戻ります。VE7NYはマップ外になりますが、もっと北側のVancouverから車で出発し、SeattleのN3QQと9月5日に合流します。ここから車の台数は分かりませんがPortland International AP経由でVE3LYCとKO8SCAを拾ってTillamook Rockが見えるSeasideへ。APでの滞在時間は1~2時間と思われますが走行時間は4時間48分と表示されました。渋滞が無ければ4時間15分と表示されました。Sea Sideの本土からはヘリコプターでひとっ飛びです。

そして、9月6日から9日までが運用時間と発表していますが、これは現地時間と思われます。Pacific Standard Timeに属し、Los AngelsやSeattleが位置しています。日本とは-17時間の差異です。

現地で9月6日の朝9時から取り掛かり上陸、運用開始を正午と仮定した場合、日本時間では9月7日午前2時取り掛かり、午前5時から運用開始と現地時間を日本時間へシフトできます。もちろん多少時間は変化しますが、9月7日の早朝から開始と認識しておけばよいのではないかと思います。

また、VE3LYCの運用スタイルは一人で運用する場合は開始日から数日は14040にて寝ずの運用を行います。3日目くらいから少し仮眠時間を設けて4日目くらいからは14260や7/10/18MHzを混ぜるようです。今回は他に3名のCWオペレーターが参加しますので少し変化すると思われますが、とにかく14040付近で徹底して世界中のすべてのIOTAチェイサーへ サービスするという心構えのようです。

N3QQ Yuriさんも今度はお水が18.99USDもしないので安心して運用されるでしょう。(笑い) 冗談はさておき、N3QQ Yuriさんは今回の功労者です。7年間も粘り強く交渉してくれました。以上、ご参考ください。

2019年9月 3日 (火)

N3QQ Yuriさんの不満?

この朝にアラスカのNA-210 KL7RRC/P Sledge Islandを終了し、NormからSeattleに戻る途中のN3QQ YuriさんからFacebookに投稿がありました。

Kl7rrc-water 

メッセージは
「Yuri Sushkin
10時間前 ·
Nome Alaska water costー Ted Stevens Anchorage International Airportからシアトルに旅行中です ー 友達: Alexey Antipov」 です。
 
「Normにおける水の値段」という書き込みです。写真では明確に分かりませんが3リットルから5リットルくらいの容器です。18.99USDですから2,000円少々+消費税。飲み水、料理用水、4日間、4人で現地購入されたのでしょう。同じく食料やガソリンなども目の玉が云々。6日滞在予定が3泊4日になった要因かもしれません。

N3QQ YuriさんはNA-210に続いてNA-211 K7TRI Tillamook Rockへ参加します。W7 Oregon stateですので水は18.99USDということはないでしょう。それぞれのドナーリストをカウントするとKL7RRC/Pは55ドナー、K7TRIは182ドナーでした。JAは前者10局、後者54局という現状です。あまりにも不均衡でYuriさんに少しの不満がこの写真ではないかと思ったりします。

QSLmgrのN7RO Dickさんへ今日、明日中にでもYuriさんからログファイルを、もしくはNormかAnchorage Airportからログファイルを送られたことでしょう。OQRSが間もなく立ち上がりますので少しずつで結構ですのでご支援をお願いいたします。

なお、過去のClub Log登録コールサイン名を参考にするとおそらく「KL7RRC/P/2019」になると思います。

【追記】

JA3UCO細川さんのコメントで教えていただきました。

Log to search: KL7RRC/P
3,814 QSOs logged between 2019-08-29 02:50Z and 2019-09-01 02:48Z
Callsign to check:
JN6RZM

Band CW Phone Data
20 1

KL7RRC/P」にてログサーチ可能です。私のアパマンアンテナでもなんとかログヒットできました。TNX JA3UCO OM
 

DX Trophy のURLに「IOTA JN6RZM」のリンクが登録されていました

この朝にいつもお世話になっていますJO1CRA四十物さんから下記のメッセージが届いていました。

Jo1cra

すぐにURLを確認しました。

https://www.dxtrophy.com/?fbclid=IwAR0Nod02kP9Jz0lzjIgju9GKrSJoGAMGunmAF6aeBHKYwSrjYoe_fWOYbng

Dx-trophy

DX Trophy自体はDXやIOTAに関するパネルや楯などの販売業です。その初期画面に世界的に利用されるウエブのアイコンが作成し登録されています。ここからDXやIOTA情報のサーフィンに便利と思いました。その中に「IOTA JN6RZM」というのがありびっくりしました。

JN6RZM IOTA Supportingのブログにリンクしてあります。近年、記事の作成に長時間かかるようになっています。そろそろ閉店も考えていたところですが辞めづらくなりますね。依頼したわけではありませんが、そのご厚意に感謝します。

世界的なURLにJAのブログをリンクさせたのはやはり珍しいと思います。日本語を各国の言葉に翻訳して利用されているようです。

2019年9月 2日 (月)

IOTA申請の提案活動、残り38名は変わらず

2019年6月22日にAS-206 Honshu's Coastal Islans Eastが誕生し、約1か月ほどAS-206の5大陸1000局獲得によるクレジット受付支援活動を行いました。2018年10月から2019年1月(第1期)、2019年3月から6月(第2期)の提案活動期に続いて2019年7月20日過ぎから8月末の第3期にかけて約30局へメールによる提案活動を実施しました。

結果は表題にありますとおり、Wの268件に続くJAの230件と残り38件の状況は変わらずゼロ件でした。残念です。1期2期と3期との違いはAS-117分割支援の新しいIOTA誕生のための協力依頼がなくなり提案力が下がった感じを受けました。また、IOTA申請者ゼロ県を無くす、全県を複数の申請者を目指す目標から外れてハム局数が多い地区である東京・神奈川・埼玉・愛知などを対象に行った結果でもありました。

また、この期間にIOTA申請をされた方の支援にも時間をとりました。地元ローカルのIOTAチェイサーと繋がった方はご活躍を感じます。

メール返信の回答も結構多く感じましたが、「検討する」「やりたいとのご返事の後、音信不通」などに陥ってしまいました。「DXCCにいろいろコストがかかるのでIOTAまでは回らない」などのご返事もありました。近い将来か遠い将来か分かりませんが未来のIOTA申請者かなあと思いますが、コールなどの経験年齢から、再度のメールをお送りするなどのフォローもしました。

一方、Club Log Matchingを登録されてどのくらいのIOTAがヒットするかヒヤリングして答えを貰うこともありますが、DXCCをかなりやっておられても300前後のマッチングが多いようです。もちろん、QSLカードを探しチェックすれば上乗せされる方も多いですが、なかなか400には乗らない感じのイメージです。半年もIOTAチェイシングに集中すれば50件くらいのプラスは得られる感じです。

世界1位のWの268に追いつくという感覚でいろいろなことを見ていますが、今週6日から始まりますNA-211 K7TRI Tillamook Rockのウエブのなかに、最初のページの最下段にFlag Counterがあります。

https://k7tri.weebly.com/

K7tri-visitors-20190902 

2019年9月2日午前8時くらいの数字です。①US 372、②JP 223、③DE 147、④CA 100、⑤IT 98、⑥GB 53、⑦SE 50、⑧FR 40、⑨AU 29、⑩ES  24となっています。偶然といえば偶然ですが、IOTA申請者数の順位と酷似しています。地元Wが圧倒的で、VEが4位ですが、やはりJAの勢いを読み取ることができます。

先日も書きましたがNA-211 K7TRIへのドネーション局数では第一位はJAです。

本年3月にIOTA CP JAホームページに国別の順位表が掲載されました。

K7tri-2

2019年2月1日現在ではW、DLに次いでJAは第3位です。ここに中嶋さんにお願いしまして構成比を入れていただきました。2018年の構成比は11.8%です。2019年は13.2%、そして3月以降に14名が新規に申請していただきました。概算ですが、構成比は14%近くになっています。これが20%、25%と1/4に到達すればJAの呼ばれる割合も高くなると思います。

例えばCQ EUの場合、上記のDL、I、G、SM、F、EAなどが対象となります。JAもHL、BA、UA0、BV、VR2などを含めたCQ ASをペディション局から出してくださると良いと思いませんか。

もう一つ加えますとIOTA100未満との回答も数局からいただきました。IOTA100に届いていない局がかなりおられます。私は一番良い位置にいると再度お願いしています。数か月頑張ってくださると初期のIOTA100達成が可能です。

IOTAの面白いのはグループや島の分け方を理解することです。そういう意味ではDXCCよりかなり奥深いものを感じますし、これを調べるとますますIOTAの魅力を感じさせられます。よくここまで作られたプログラムだと感心することが多いです。

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