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2019年11月

2019年11月22日 (金)

YB-IOTAのQSLカード回収支援

この朝にJA2のG-OMよりメールをいただきました。当ブログにYB-IOTAの記事を続けて掲載しましたので回収中のYB-IOTA QSLカードの中間報告を含めての内容でした。また、別途当ブログを参考にちょうど20年前に交信したNA-028 KL7/DL1YMKの回収報告もいただきました。

DL1YMK Michaelさんはアラスカの島々の地質学を調べるためにご夫婦で赴任、調査されていました。とても丁寧な方ですしまだお若いから、存在を確認できれば確実に回収できます。他にもNA-040からも運用されました。3番目も期待しましたがこの2回で終わりました。G-OMが添付してくださいましたQSLカードの末尾には「QSL after 20 years...」と書いてありました。こういう交流があると3番目があるかもしれません。

さて、YB-IOTAは2005年9月に実施されましたOC-269 YE7P via YB1TCのQSLカードです。G-OMは4月にSASEにて請求されましたがいまだに回収できずとのご報告でした。

このYE7Pは今でいうOC-269P状態でした。2005年3月にYB9BU Kadekさん等により実施されましたOC-268 YB7Mへ初めてドネーション支援を行い成功裏に終わりましたので当事者であるYB9BUから「新しくOC-269 YE7PをYB1TCチームが企画しているので支援して欲しい」と依頼をいただき、ジャワ島からカリマンタン島沿岸のKarimata Islandまでボートをチャーターするとのことでそのチャーター代の募金をしました。

私も初めてのことでしたのでサラリーマン時代の感覚で一口3千円にて当ブログ案内しました。私を含めて28名で117,815円が集まりびっくりした記憶があります。年金生活に入った現在では3千円はきついという感覚に変わっていますが無茶なことをしたと反省しています。ドナー分QSLカードはすべてvia JN6RZMへ送ってくださいました。その半年後の2006年3月のOC-270 YE6Pも同様の支援を行いました。

その後もメール交換がしばらく続きました。

この朝のG-OMからメールをいただきました時には、年に1回ほどYB1TC KardiさんへのYE7PとYE6PのQSLカード支援を行った記憶が蘇りました。メール等を調べますと、昨年6月にDL6JGN Hansという方からサポート依頼を受けましたが失敗していました。それはFacebookのKardiさんのメッセンジャーのメッセージに惑わされていたからです。今回メールを詳細に調べましたらメールアドレスを含むPayPalアカウントなどが見つかりました。g-mailでしたのでおそらく生きていると思います。

G-OMへもメール返信で伝えましたがDL6JGNの件もありましたので、Kardiさんへさきほどメールを送りました。よいご返事が戻ると思います。

OC-270 YE7Pの余談ですが、2007年9月には群馬のJA1MCU真中さんからも回収支援依頼のメールをいただいていました。私が学生時代に前のコールで開局したころに日本で初めての5Band DXCCを取得された憧れの大先輩だったんです。まさか真中さんが私にIOTAの手ほどきを相談されるとは、またQSL回収の支援を求められるとは本当にびっくりしたことを覚えています。残念ながら数年後にSKとなられました。

YB1TC Kardiさんも結婚が遅く、2000年代後半に複数のお子さんを授かれています。Facebookを確認すると2014年くらいにまだ小学生4年生くらいの男児の写真がたくさん掲載されていました。インドネシアの平均寿命も日本と比べるとずっと短いですが、仕事に頑張っておられるようです。彼はインドネシアの貴族(?)出身のようで姓と名の一方しかありません。「Soekardi」のみと言っておられた記憶があります。

まじめな方ですのできっと返信があると思います。Tnx G-OM

【追記】

OC-269並びにOC-270の過去の運用は次の通りそれぞれ2回実施されています。

OC-269 YB7 d. KARIMATA ISLANDS
* 1 Karimata YE7P (Sep 05)
* 2 Serutu YB4IR/7,YB7AM/P,YC7BAO/P,YC7CPN/P(Apr 15)

 

OC-270 YB6 n. SIMEULUE AND BANYAK ISLANDS
 1 Babi
  Banyak isls
 2 Bangkaru
 3 Tuangku
 4 Reusam
* 5 Simeulue YF1AR/6(May 14) YB1BOD/6, YB6LYS/P, YB6PLG/P, YC6JKV/P, YC6LAY/P (Mar 06) YE6P (May 06)
 

2019年11月21日 (木)

YB-IOTAが動き始めるかもしれません

YB9BUが6年ぶりにFacebookのMessengerを通して連絡をいただいたことはご報告の通りです。数日前の夜中にBali島は震度7.1の地震に見舞われたそうです。さらに翌日に右足を骨折したとのメッセージが続きました。ベッドの横に座っている写真を添付してくれました。

JA6WJL前田さんのブログにOC-237 YE1AR/Pを求める記事がありましたのでYE1AR Budiさんへ連絡しましたが11月14日に終了してしまいました。その後に返信があり、「(YB4IRが使用しているミニマルチのHX52A)アンテナの詳細や購入方法を教えて」と返事がありました。ミニマルチのウエブを紹介するとともにYB5NOFへ寄贈したHX52AをYB5QZが保管しており、譲ってもらうよう提案しました。

YB5QZからは「現在、YC5RAが保管しているので近日中に連絡して返事する」とのことでした。それをYE1ARへ伝えますと、「私が欲しいのではなく、友人が欲しがっている」との返事でした。この件は主体者が変更になったためここで一旦保留することにしました。

Next OC-237のために、私が2013年頃に作成しましたNusantara Awardのための「Indonesian Islands List」を確認してみました。

Ybiota-list-0

YB-IOTAの59IOTAごとにIOTA Directoryに掲載された島ごとの運用コールサイン、年月、QSL infoを掲載したエクセルリストです。私と私にご協力をいただきましたJA Friendsを中心に配布したり、世界中のIOTAチェイサーへ使用していただくために作成し、59件のYB-IOTA運用を達成する目的で使用していました。2015年4月のOC-274 YB4IR/8 YB8RW/Pにより全YB-IOTA完成者が世界中で続出しました。

しかしながら、現在も2015年以降も追加してYB-IOTA別のさらに島別に運用局一覧を追加記入を継続しております。

Ybiota-list-1 1947年3月以降、2019年11月までのIOTA Directoryに記載された すべてのYB-IOTA運用を記載しています。この表はそのうちの2013年1月以降の月別のYB-IOTA運用件数です。最盛期の2014~2015年は毎週のように21260/14260/14040などでYB-IOTAの運用がされていました。

当時はYB5NOF、YB9BU、YB8XM、YB3MMを中心として、続いてYB4IR、YB8RW、YF1AR(now YE1AR)などが盛んに運用してくれました。インドネシアの定年は50歳からと思えるほど50歳代の運用でしたが、60歳代中盤を過ぎると体力知力が衰えてペディションから遠ざかるように感じます。2016年以降はYB-IOTA運用は激減してしまいました。

上記のIndonesian Islands ListのOC-237 Java's Coastal Islandグループを照合しますと、車で行き来できるのはJava島の北西部にあるMadura Islandです。2006年にJava島とMadura大橋にて繋がってからは毎年のようにOC-237 Madura Islandの運用が行われました。近年は少し停滞しています。Java島側のSurabayaに住んでおられますYB3MM Adhiさんへ昨晩お願いのメッセージを送りました。

YB3MMはNusantara Awardをはじめとしてインドネシアのアワードを数多く発行してくれています。2012年にYB3MMとW2FBよりNusantara Awardへの協力依頼をいただき、ベースとなるIOTAの促進にもつながりますので協力を開始しました。多くのJA Friendsにも申請の協力をいただきましたが、いろいろなこのアワードの不都合を提案しましたが、対応していただけないままに終わりました。

2017年10月にYB3MM Adhiさんが福岡に来られました。福岡空港に出迎えその足で太宰府天満宮へ参拝に行きました。その後、6エリアの若手IOTAチェイサーのJE6HCL佐治さんとJE6HID畠山さんに参加いただき大宰府Meetingを行いました。

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Adhiさんの訪問は私にNusantara Awardを再開を提案する目的でしたが、Adhiさんが大学時代を過ごした名古屋のお話や畠山さんと同級生などと楽しい時間を過ごしました。

YB3MM Adhiさんへは昨年9月にG3KMAが発信したIOTA Managementニュースの「IOTA new誕生」などの記事を知らせて、ぜひともYBからもNew IOTAがないか調べていただくようにお願いしました。

昨日にJA6WJL前田さんがOC-237を望まれていること、ここ一年にIOTA申請提案を行い23局が新規登録をしていただきましたので、AdhiさんがMadura Islandへ行ってくださるならば22局全局にお知らせして参加いただくようにしたい旨をお伝えしました。この朝に確認しましたらメッセージが開封されていました。返事待ちとなりました。Adhiさんの住まいからMadura Islandまでハイウエイで片道1時間程度です。 

さあ、どうなりますやら。他にOC-237希望の方がおられましたらご一報ください。

2019年11月16日 (土)

YE1AR Budiさんの動向を分析する

11月13日の朝にJA6WJL 前田さんのブログにこのような記事がありました。

http://blog.livedoor.jp/ja6wjl/archives/1952507.html 

前田さんは長崎県大村市で半世紀にわたってDXCCを楽しまれておられます有名なハムですが、今年の春に長崎県で唯一のIOTA申請者でしたJR6CSYさんからIOTAの面白さや申請の方法の手ほどきを受け一気にIOTAを始められた局で大活躍中です。YE1AR Budiさんが11月14日までの予定で運用するOC-237を探し求めておられました。

YE1AR Budiさんは数年前までYF1ARのコールで多くのYB-IOTAから運用され、私たちにもたくさんのYB-IOTA newをプレゼントしてくれました。個人的にも交流をしていました。2019年5月にはYBのYL局がAA Contestのアワードが届かないとのことで、JARLへ連絡したりして支援をベースに情報交換を続けていました。

13日の朝に私からYE1AR Budiさんへ「JA6WJL Yasu-sanが貴方の運用するOC-237と交信を求めています。至急に連絡をして欲しい」とメール並びにFacebookのMessengerにてメッセージを送りました。

前田さんへその旨を伝えますと、「FT8とSSBのみのクラスターレポートが同行局分を含め1~2件レポートされているだけです」とのことでした。

運用予定日の11月14日を過ぎた15日朝にBudiさんから「Mini Maxi Yagi」というタイトルの返信メールが届きました。内容は5バンド2エレメント八木Mini Maxi Yagi製のアンテナの入手方法の紹介をできますか? というものでした。

すぐに次のように理解しました。YB5NOF Johnさんへ、YB4IR Imamさんへ、他1局の計3局へ和歌山のミニマルチアンテナ製のHX52Aのことを知りたがっているとわかりました。5年ほど前に重さ9kgで5バンドの2エレ八木をJG1UKW宮嶋さん等に協力をいただき提供もしくは斡旋しました。

Budiさんはおそらく今回OC-237から数名の若手ハムを引き連れて間違いなく運用されましたが、FT8で数局しか交信できなかったほどコンディションが思うほどよくなかったのでしょう。アンテナのビーム化を考えて、おそらく親しいYB4IRへ相談したのではないかと思いました。

話しは2012~2013年くらいに遡りますが、YB5NOF Johnさんと知り合い親しくお付き合いさせていただきました。JohnさんもYB-IOTA DXpeditionをたくさんなさっている有名なペディショナーです。ところが郵便事情が悪く世界中からSASEの戻りが悪い評判でありました。丁寧に説明、対応しなんとかYB5NOFからのQSLカード支援ができ、そのおかげで提案していましたOC-208 YB8P Peleng Island Banggai Islandsを2013年5月に実行していただけました。

引き続いて同じ5エリアにある超レアIOTAのOC-122 Tambelan Islandの提案を行い、再び口説きました。ただし、OC-208時に持参したトライバンド3エレは持参できないとのことでした。その旨を当ブログで説明しましたところ、多くのJAフレンドと海外局の計41局からドネーションをいただき、HX52Aアンテナを寄贈しOC-122 YE5Tにて運用プランが決定しました。

ところがYB5NOF Johnさんの奥様が体調を壊し、ペンディングになってしましました。2013年秋のことです。

助け舟を出してくれましたのがYB4IR Imamさんです。彼は他のハムの友人と一緒にミニマルチのHX52Aを選定してくれました。JG1UKW宮嶋さんのご協力でYB4IRへHX52Aを届けることができ、2014年8月にOC-122をYB4IR/5にて運用してくれ、世界中の多くのIOTAチェイサーへNew IOTAをプレゼントしてくれました。その後もYB4IRはHX52Aを使用してたくさんのNew IOTAをサービスしてくれました。

一方、YB5NOFはOC-075 YB5NOF/5でローカルIOTAのサービスのみで機会を失い隠居されてしまいました。寄贈したHX52AはYB5QZへ預かってもらっていると聞いていました。

話しを戻します。YE1ARは数年前にYB4IRと同行してIOTAサービスを行ったり、すでにHX52Aの手軽さと性能は知っていると思います。今回のOC-237ペディションがうまくいかなかったようでビームアンテナを検討し始めたようです。そのような理由で私のBudiさんへのメールには「YB5QZがYB5NOFに寄贈したHX52Aを保管していますので借りるとか安く譲り受けるなと相談して欲しい」と提案しました。

この朝にYE1AR BudiさんからYB5QZへ連絡するとのメールが届いていました。

2013年に36局のJAフレンドと5局の海外局にドネーションをいただき寄贈したHX52Aですが、私の判断で動かす提案をしましたが、どうぞご理解くださいますようお許しをお願いいたします。

【追記】

2013年秋にYB5NOFへ寄贈しましたHX52Aの寄贈にご協力をいただいた皆さんは次の通りです。海外を含めてほぼ全員が6年後の現在でもIOTAチェイシングを楽しんでおられることが証明されています。

7K1CPT Yama、7K3EOP Nori、JA1EY Don、JA1BPA Icko、JA1GHH、JA2AYP Masa、JA3FGJ Tosy、JA3UCO Koh、
JA4UQY Hiro、JA5IU Yoshi、JA6BLX Soe、JA6CBG、JA6FIO Sai、JA6TMU、JA6TNY Toku、JA7BWT Aki、
JA7DHJ Tak、JA7DOT Etsu、JA7EJO Sam、JA9GPG Shige、JA9IFF Jim、JE2VFX Yoshi、JE3GUG Eiichi、
JF4VZT Yuu、JF6WTY Haya、JF6XQJ Moto、JG1UKW Toshi、JG3LGD、JH1QVW Kazu、JH2IEE Ogi、JH4GJR Toshi、
JI3DST Take、JI3MJK、JK1TCV Kazu、JM2LEI Nori、JN6RZM Shu、JO1CRA Hide、JP1EWY Nob、JR0DLU Ohr

 

SP5APW、N6VR、N5UR、UA0AOZ、VE6VK、W5BOS & DX-World.net 

2019年11月14日 (木)

YB9BUからのメッセージが届く

2019年11月13日にYB9BU KadekさんからFacebookのMessengerにて2回目のメッセージが届いていました。返信をしましたが同時チャットはできないままで、挨拶のみに終わりました。6年前に課題を残したままになってしまったYB9BUです。彼からのQSLカード未収の局もおられたと思いますので情報を可能な限り提供します。

Yb9bu-1

これがFacebookのYB9BUの画面です。前回のメッセージに報告しました通り7年前にJAフレンズのご協力により提供しましたIC-706mk2は落雷のために3年前に燃えてしまったそうです。2012年にKadekさんより依頼をいただき寄贈したものですがまったく不発に終わってしまったと言ってよいでしょう。JA31名、DX8名から支援の中古リグ寄贈とドネーションをいただきました。金額にして67,600円集まりました。

ICOM福岡営業所へ持参して持って行き、大阪で全面パネル等の修理、オーバーホールをしたうえで航空便SALにてPower supplyとともに2012年11月に送付しました。領収の証憑書や寄付者の明細などなど保存していますが、2013年9月の突然のメールを最後に6年間連絡が付かなくなってしまいました。多くのYB-IOTA DXpedition運用の期待をしましたが、YB9BUは糖尿病とのことで治療に入っていたようです。残念ながら大きな期待を裏切った結果となってしまいました。

上記のFacebookを確認しますと、近年はBaliで開催されます無線関係のミーティングに出席するなど健康回復に努め進んでいるようです。現在でも通院加療されているようです。

その様な中、沈黙の6年間の前半3年間の中で、YB3MM、YB4IR、YB5NOF、YB8RW、YB8XM等の活動により、59件のYB-IOTAすべて運用されました。2015年4月に実施されましたOC-274 YB4IR/8 & YB8RW/Pにて多くの局がYB-IOTAを完成されたと思います。

さて、YB9BUから再び中古リグ提供依頼のお話しが出てくる可能性もあります。しかしながら上記の約40名の支援者はほぼYB-IOTAは完了され、ニーズはほとんどないと思います。私も随分と投資してしまいました。6年ぶりのメッセージに戸惑いを感じています。さらにJA局でもvia YB9BUからのQSLカード未回収が多だあるかもしれません。

Kadekさんはまた無線をしたくなるでしょうか。現在の身体ではIOTA DXpeditionへ行ける状態とは見えないようです。OC-022 Bali Islandのみからですが3年間未運用とありましたのでリグは無いようでした。QSLカード回収のご要望のある方はご一報ください。なお、QRZ.comのYB9BUを参照してください。

2019年11月 1日 (金)

6年ぶりのメッセージ from YB9BU Kadek-san

2019年10月31日の午後にFacebookに友達登録の依頼をひとついただきました。

しっかりと見ると長い名前の中にKadekという文字を見つけました。すぐに詳しく確認しますと「YB9BU Kadek-san」であることが分かりました。躊躇なく、すぐに友達登録のOKをしました。その後、メッセージが滝のように流れてきました。2013年10月のメールメッセージをいただいて以来の6年ぶりの意思表示です。

YB9BUは「インドネシアのIOTAのオーソリティ」と言われるほどYB-IOTAの普及に努めた人物でした。私は1997年にIOTAを始めましたがすぐにYB9BUと親しくなり、かなりの数のメール交換をしました。初めてドネーションを送ったのもYB9BUでした。複数のYB-IOTAサービスへも応じてくださり、QSLマネジャとしても世界中のIOTAチェイサーへ貢献してくださいました。IOTA Directoryにも写真入りで紹介されています。

インドネシアのアマチュア無線機器のサプライや電子メールのサプライヤーの脆弱性などなとたくさんのインドネシア事情を多くのメール交換にて教えてくださいました。2003年頃にYB9BUの自宅が火事となり、VE3LYCの音頭で「HELP Kadek基金」が開設されました。私がアジア地区の集金係に指名され、JAをメインに一桁飛びぬけた募金額収集に成功しました。無線以外のいろいろな体験もさせていただきました。

また、数多くのYB-IOTAフレンドを持つことになりました。YBと並んでH4やP29もIOTAの宝庫です。H4やP29はイギリスなどの植民地であったためにいまだにEUからのペディションに頼っています。YBも自力でオランダの支配から独立した力を持つ国であり、IOTAプログラムのお陰で59個のIOTAすべてがインドネシア人により実行され、4年前にすべてのYB-IOTA交信完成局を輩出できました。

YB9BUは2012年9月に日本のご友人JE9局から譲ってもらった無線機器が落雷の影響でパワーサプライが壊れてしまったこと、またTS-100くらいの移動機を探しているとの相談をいただきました。JAのIOTAフレンドにご相談しましたところ、隠岐島のJR4CLN局より中古のIC-706mk2とパワーサプライ機を譲ってもらいました。前面パネルの修復を含めICOM大阪にてオーバーホールをして同年11月27日にYB9BU宛へ送りました。

この時もJAフレンドより志しをいただき、メンテナンス費用、YBまでの送料に当てさせていただきました。

ところがYB9BUと急に連絡が途絶えました。糖尿病による入退院の繰り返しと、電子メールのシステムがおかしくなりメール連絡が困難になってしまいました。IC-706の到着などが分かったのが翌年の2013年10月にYB9BUからいただいた「JAフレンドにお礼のメールを送りたい」というメールでした。現実にはこれが最後のメールとなっていました。

その後はW2FBやYB3MM Adhiさんから聞くだけの情報となってしまいました。

 

2019年10月31日のFacebookのMessengerでは、少し元気を取り戻しているが糖尿病の治療を続けていること、たいへん申し訳ないが頂戴したIC-706mk2は3年ほど前の落雷により燃えてしまったと書いてありました。

「I.m not QRV since 3 years ago after the terrible lightning in our city. All of the radio's (included ur beautiful IC-706) are burned.I,m very shocked and sad for this situation Shu-san.Again very sorry for ur IC-706 .....」

そして、まだ無線をしたいようで写真入りの免許証、免許状のコピーを送ってくださいました。

糖尿病の治療で大変のようです。

まずはご報告いたします。

【追記】

6年間音信不通でしたが、ひとつのメッセージで6年前の関係に戻すことに躊躇しています。再びリグを調達して欲しいと言われるかもしれませんが、JAから寄贈されたリグが2度ともに落雷で壊れたことになりました。QSLカードの未回収などが残っているかもしれませんね。

残念ながらYB-IOTAフレンズが継続してIOTAサービスを継続して欲しかったのですが、年間50~60回くらいのアクティビィティは年間数回ほどに激減してしまいました。このままでは一部のIOTA chaserが交信できたらそれで終わりというIOTAプログラムになってしまいとても残念です。

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