私が考える2019年IOTA ○大ニュース
私が勤めていました会社では毎年12月25日に社内の10大ニュースを発表していました。私個人の10件のニュース、しかもIOTAで10件を抽出できるか下記にチャレンジしてみました。
1番はなんと言っても「AS-206 Honshu's Coastal Islands Eastの誕生」です。
2018年10月からIOTA申請の提案活動をさせていただき、AS-206誕生にちょっぴり貢献できたのではないかと思います。むしろ、AS-206を世界中のIOTAチェイサーへプレゼントできたことのほうが大きいと思います。12月31日現在のクレジット率は9.2%です。すでにコンファーム済でこれから申請しクレジットを1月末までに受けられる方がたくさんおられると思います。
それ以上にAS-206を含めてJA IOTAベディショナーへの支援をたくさんさせていただきました。IOTA Validation TeamのK3EST Bobさんへも随分お世話になりました。これらのベディショナーの皆さんへもIOTA申請を提案し、スムーズかつ有効なIOTAベディションを実行してくださるように願っています。運用するIOTAの選定や特徴などを考慮し、より有効なIOTAベディショニングを実践していただきたいと思います。
2番は「IOTA申請者 JAが世界2位へ(暫定)」でしょう。
日本の人口も2008年をピークに減少を始め、アマチュア無線の免許状付与数もJARLの努力で長い期間43万件をキープしていましたが3年ほど前から減少し始め、2年前には月間1千件減少に突入し歯止めが利かない状態です。来春には40万件を確実に割るという状況です。企業経営において前年比100数%増という計画が当然だった時代から、前期比99.0とか98.0%が許される時代へ変遷するかもしれません。
DXCCはやっておりませんのでどのような状態になっているのか存じ上げません。少なくともIOTAくらいは右肩上がりであってほしいものです。大きな減少の要因はIOTA申請者、さらにハム自体の高齢化でしょう。世界中のIOTA申請者もじわりと減少しています。それを救済する一手がClub Log Matchingシステムの提供でしたが、2019年1月時点のリストでは欧米はそれでも減少傾向です。
JAとイタリアが元気に上昇傾向です。当リストではJAはまだ第3位ですが、2020年1月の新リストでJAは第2位のドイツを抜き去り引き離し、第1位のアメリカに接近します。まだIOTA申請締めの1月末まで数週間ありますのでぜひ「大接近」するよう新規のIOTA申請のご協力をお願いしたいところです。
3番は「6つのNew IOTA誕生」でしょう。
2018年10月に発表されました6つのNew IOTA誕生に続き、2019年6月にも同じく6つのNew IOTAが誕生しました。2014年の11件に続いて5年後の2019年New IOTA誕生は合計で12件となりました。ひとつはAS-206 JA Honshu's Coastal Islands Eastです。
今回の特徴は2018年10月誕生の6件は発表後数か月ですべて運用されましたが、今回の2019年6月の6件はAS-206のみの運用で他の5件は手つかずの未運用のままでプランの噂の風のたよりも起きません。特にOC-298P FO Takakoto Islandは現地局も存在し、交通のアクセスも良いIOTAなのに半年間サイレント状態です。年明けくらいに動きがありかもしれませんね。楽しみです。
4番は「IOTA件数は1200件までの発表」でしょう。
2019年6月22日付けIOTA委員会からの報告にIOTA ltd ManagerのG3KMAよりProvisional IOTAのうち、運用されない41件を見直し、部分的に削減する。そして現在1178件を1200件までに収めると記載しています。原文は1172件とありますが6件を加え損ねています。G3KMAへ連絡し了解済ですが訂正はしないようです。
次回のNew IOTA誕生は2024年です。10件以内程度とルールにあります。単純に1200-1178=22件となります。2024年と2029年の2回で1200に到達しそうです。後は41件の入れ替え分がどのような対応になるかです。
あと12~15年くらいは長生きしないといけませんね。
5番を考えていますが2019年が終わりそうですので私が勝手に決めたIOTA 4大ニュースで終わりします。皆様良いお年をお迎えください。
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コメント
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本年もお世話になりました。
コンディションが最低期のなか、「AS-206誕生」に救われた一年でした。
JO1CRA/7 全QSOのQSL発行も完了し私のミショッン完了です。(^^)/
先日のAS-206アンケートの結果です。
約50件の回答ですが・・・
AS-117から移行済:14.3%
新たに申請済 :12.2%
カード等有申請待:30.6%
-----------------------
カード等入手待ち:10.2%
未交信 :30.6%
1月のAnnual Listings 締め切りでは、現在の9.2%が20%ぐらいになるのでしょうかね。
集計発表に興味があります。
イギリスやUSA東海岸など、残りの40%へのサービスが求められます。
残念ながら常駐局のサービスは期待できませんので移動頼りとなりますね。
アンケートフォーム:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScs4b2sY-J3W-JwrSKH4ip_LzZzd5AJU8g0Yvpx8TjyejSGeQ/viewform
来年もよろしくお願いいたします。
投稿: JO1CRA | 2019年12月31日 (火) 12時53分
こちらこそたいへんお世話になり感謝いたします。本当にありがとうございました。
まだまだAS-206楽しめますね。
さきほど東テレ系のお家について行っていいですかという番組があっていて愛知県日間賀島(AS-206)のホテルの息子が東京で取材を受け、実家の日間賀島のホテル取材をやっていました。なんだか縁を感じます。
投稿: shu JN6RZM | 2019年12月31日 (火) 14時43分