LoTWによるIOTA QSOマッチングの紹介
IOTAウエブの2020年5月19日付けIOTA委員会からのお知らせに表題の記事が掲載されました。
LoTWによるIOTA QSOマッチングの紹介
公開日:2020年05月19日
Islands On The Air(IOTA)Ltdは、LoTWを介したQSOマッチングの使用を可能にするARRLアプリケーションの実装を発表できることを嬉しく思います。アプリケーションを利用可能にしてくれたARRLに感謝します。これにより、IOTAチェイサーは、クラブログのログに加えて、ログをLoTWのログと照合することでクレジットを取得できます。過去のIOTA運用の時間枠を特定するために、私たちの前には多くの作業があり、これは今後数か月で段階的に導入されます。LoTWとのリンクから生じる操作の初期リストがデータベースに追加され、これらは5月21日木曜日からQSOマッチングで利用可能になります。さらに追加が継続的に行われます。私たちは、IOTAコミュニティーが、彼らが長年求めてきたこの開発を歓迎すると確信しています。LoTW QSOマッチングの手順が見つかります ここで、承認されたアクティベーションに関するメモは ここで。
①QSLカードによるクレジットの追加、②コンテストによるクレジットの追加、③CLUB LOG照合によるクレジットの追加に続く④LoTW QSO照合によるクレジットの追加として4番目が追加されそうです。5月21日から稼働とのことです。
【追記1】
IOTA CP JAのJA9IFF中嶋さんのこの件に関するコメントもご一読ください。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/ja9iff/iota.html
【追記2】
私の場合はDXCCをやっていません。そのためLoTWも使用しておらず理解しておりません。JN6RZMによる過去データは過去に5回ほど厳密にIOTAチェックを実施しております。従いまして、LoTW QSO マッチングを使うことはないと思います。但し、これから行われる島のDXCC Expeditionにおいて未交信のIOTAに該当し、Club Log Matchingを相手側が登録しない場合は困るかもしれません。QSLカード対応です。
また、LoTWを利用されているユーザーはこのシステムの稼働により、簡単にIOTA申請をできると考えられます。この1年半はClub Log Matching提案による新規のIOTA申請提案でしたが、システム的な説明は簡素化でき、IOTAプログラムの本質で提案することになるでしょう。
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コメント
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山本さん、こんにちは。
素晴らしい情報をありがとうございました。
このLotW Matchingで拾ってもらえそうなQSOが幾つかあります。
5/21を楽しみに待ちたいと思います。
これからLotwを始めようとされる方への情報です。
ARRLでは、Lotwを開始するための条件として、申請者とコールサイン(免許状記載内容)とパスポートなどの身分証明の確認を必要ととしています。その確認方法は次の2通りです。
①パスポートや自動車運転免許証等のコピーと無線局免許状のコピーをARRLに直接送る。
②JARL会員である場合、DXCCのフィールドチェッカーに①の現物を見せて、本人確認を得る(この場合、DXCCフィールドチェッカーは、JARLを経由してARRLにE-mailで本人確認を済ませた旨通知することが出来ます)。
投稿: JA6WJL | 2020年5月19日 (火) 13時33分
前田さん、こんにちは
ハムの世の中もFT8が中心になり、IOTAでもようやくClub Log Matchingを理解し始めたところでした。またまたLoTW QSO Matchingが登場して新しいことだらけになってきましたね。気楽にCWでIOTAを追いかける時代から大きく変わってきました。皆さん、全員で勉強しないといけませんね。
投稿: shu JN6RZM | 2020年5月19日 (火) 13時57分
山本さん
Bennyさん(YG9WBK)とのClub Log Matchingの状況をチェックするためにIOTA Webを見に行ってこの情報を知りました。IOTAがどんどん変化(進化)していきますね。良い時期にIOTAを始めたと思います。LoTWでのMatchingは大変うれしい事なのですが、今まではIOTAスルーでしたのでLoTWで拾えるQSOはあまり多くはなさそうです。まずは1エンティティ・1IOTA ref.番号からですね。早速チェックしてみます。
p.s. Bennyさんとは見事にマッチングしていました。先ほどアリガトウ・メールを送っておきました。
投稿: JH1OAI | 2020年5月19日 (火) 16時05分
井上さん、こんにちは
いきなりのビッグニュースでしたね。中嶋さんからすぐにメールをいただきました。2016年6月にClub Log Matchingが提供されるにあたりいろいろあったようです。LoTWに統一すればよいのにとかいろいろな意見がありました。IOTA Ltdの皆様の努力でLoTW QSO Matching提供ができるようになりましたね。Club Log Matchingも含めて積極的に全体の利用を高めることを私たちはそれを楽しみとして活用すればベストであると思いました。
ウォーキング後のシャワーのあと、大好きなキリンのラガーを買ってきて久しぶりに一人ぼっちで祝杯をあげています。(笑い) Club Log Matchingと同様に今回もJA-IOTAの申請者数が世界一になり、二位を引き離すビッグチャンスととらえています。ご協力をぜひお願いいたします。
投稿: shu JN6RZM | 2020年5月19日 (火) 17時49分
おはようございます。
ついに・・・・ですね。反響も大きいようですね。IOTAへの入り口は間違いなく広がりますので、楽しみです。
DXCC Entity = 1 IOTA は問題無いですが、それ以外は確認のうえ手動で紐付けを行うと思いますので、Club Log以上にニーズもあり、IOTA Ltd.チームは益々大変です。運用者の間違えも心配ですし、不正の温床になりかねません。
(現在、DXCCのLoTWには、正確なIOTA情報を有していない)
「LoTW照合されているのに、IOTAマッチしない」と騒ぎたてないよう、皆さん、じっくり進めましょう。(^^♪
投稿: JO1CRA | 2020年5月20日 (水) 07時11分
この2年間にたくさんのJAの皆様へClub Log MatchingによるIOTAチェイシングとIOTA申請を提案しました。「だったらやりましょう」というのは1割もおられない程度です。DXCCで有名な方もたくさん案内しました。LoTW QSO MatchingができるようになったIOTA申請がさらにしやすくなった。「それを待っていた。ではやりましょう」と自ずから言われる方は意外と少ないのではないかと思います。
すでに対象者は70歳代、80歳代、90歳代と後期高齢化に多くの局が進まれています。IOTAの引導を渡す、最後のチャンスにもなるでしょう。
投稿: shu JN6RZM | 2020年5月20日 (水) 11時23分