12個の最新New IOTA (2018/2019)を検証する
IOTAプログラムには5年に1回New IOTAを10件以内で誕生させるというルールがあります。G3KMAによるIOTAマネジメントNewsでは1200で打ち切るとあります。現在は1,178件です。差は22件ですが、Provisional IOTAにおいて運用可能性が見いだせない分を削除扱いする案もあるようです。あと、3回ほど10件ずつ増やされると考えられます。
まず、前回の12件から見てみます。2018年8月31日にNew IOTAの募集が開始されました。その年の10月14日開催のRSGB Conventionにて先導して6件のNew IOTAが発表されました。そして、翌2019年6月22日ドイツで開催のHAM Radio Friedrichshafen 21. - 23. June 2019にて残りの6件が発表されました。
2018年10月14日
(1) EU-192 SM – Kataja Island (Finland/Sweden)
(2) OC-297 FO – Morane Atoll (Tuamotu, French Polynesia)
(3) NA-249 KP3 – Puerto Rico’s Coastal Islands
(4) NA-250 KL – Yakutat County Group, Coastal Groups (Alaska)
(5) AS-204 R0F – Kuril’skiye Island North
(6) AS-205 R0X – Bering Sea Coast East
2019年6月22日
(1) AS-206 JA0,1,2,7 Honshu's Coastal Islands East Japan
(2) AS-207 R0K Chukchi Sea Coast Centre group, Chukotskiy Avtonomnyy Okrug, Russia
(3) OC-298 FO Takakoto Atoll, Tuamotu Islands, French Polynesia
(4) OC-299 V6 Yap East group, State of Yap, FMS
(5) OC-300 T31 Mckean and Nikumaroro Atolls, Phoenix Islands, Central Kiribati, Kiribati
(6) SA-101 CE0 Alejandro Selkirk, Juan Fernandez Archipelago Chile
12件の運用状況です。1stグループ6件のうち、早いものは10月14日に決定して同じ10月中に運用されたものから2019年6月には1st Activationが終了しています。2ndグループの6件はAS-206を除くと企画が遅れ、AS-207は新型コロナの影響を受けずになんとか運用されましたが、オセアニアの3件は島への上陸どころか入国もできない状態になってしまいました。
EU-192 OH10X(Feb 2019)、OJ9A(Jul 2019)
OC-297 TX0M(Dec 2018)
NA-249 KP4/EI9FBB(Oct 18)、KP3RE(Feb 20)、KP4/AA7CH(Feb 20)
NA-250 K7Y(May 19)
AS-204 R26RRC(Jun 19)
AS-205 R205NEW(Jun 19)
AS-206 JR7DXE/7(Jun 19)、JA7ZRY/7(June 19)、JH2RMU/2(Jul 19)、JF1CCH/0(Jul 19)、JQ1SUO/0(Jul 19)、
JO1CRA/7(Jul 19)、JG7PSJ/7(Jul 19)、JI3CEY/0(Jul 19)、Others
AS-207 R207RRC(Apr 2020)
OC-298
OC-299
OC-300
SA-101 CB0Z(Feb 2020)
OC-299 Satawl AtollプランはVE3LYCが本年初めに企画しましたがコロナ禍でペンディング状態です。https://v6iota.weebly.com/
5年という時間は長いようで短いものです。2018年8月31日にNew IOTA募集が開始された訳ですが、5年後のスケジュール案をシミュレーションしてみますと、①2023年8月 New IOTA募集開始、②2023年10月~2024年6月 New IOTA発表となります。
前回はJA9IFF中嶋さんのお手伝いをさせていただき、AS-206 Honshu's Coastal's Islands EASTをJAに実現することができました。中嶋さんが作られました案はAS-117を3分割でした。太平洋側をAS-117のままにし、日本海側をAS-20XP、瀬戸内海側をAS-20YPという案でした。
IOTA Ltd側の考えは「JAはコールエリアの管理がしっかりしている。そのため、コールエリアを分断する線引きはできる限りしない」という考えでした。上記提案では青森県や山口県、そして和歌山県が分断していました。結果は見事にAS-206はJA0/1/2/7の4エリア、AS-117はJA3/4/9の3エリアで分けられました。
例えば山口県は日本海側と瀬戸内海側に島があります。また富山県・石川県と福井県のJA9などのエリアの中を分断する区分は海外からは理解しづらく混乱させるためにしないということです。
2014年はAS-200 Shikoku's Coastal Islandsを誕生させ、2019年はAS-206を勝ち取りました。2024年もすぐきます。JA-IOTA Newを得られるでしょうか。JAの皆さんで知恵を出し合って行動してNew IOTAを得られないものでしょうか。NHKのチコちゃんに叱られますよ「Don’t sleep through life!」と。
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