AS-152 RI0Q 2021の深堀りをしてみる
QRZ.comのRI0QにはすでにAS-068 RI0B 2020に代わってAS-152 RI0Qへ進みつつあると8月25日の投稿記事でご紹介しました。すぐにJF7RJMさんが唯一ドネーションをされた記録が残っています。以来、QRZ.comからのRI0QへのJAからの訪問者が急増したように日章旗のフラッグが立っています。
2015年から2018年まで実施しましたIOTA-R0 Wanted Listの内容を簡潔にお伝えします。
まずは過去のAS-152 Activationsです。
2000年9月にR0/UR8LVにより初めて実行されました。その後リストの3番目と4番目が一緒に2回目の運用を2002年3月に行いました。3回目は2016年3月にUA9OBA等がキャタピラ車のWhipアンテナを使用しR3CA/0のコールにて14MHzSSBのみの運用が最後です。
RQ73QQはR7AA Vasilyさんが2019年7月にAS-063 R63RRCと抱き合わせのプランで企画しましたが近隣ではありましたが中止となってしまいました。おそらく、7月であったためにスノーモービルは利用できませんし、渡島する船の調達ができなかったと思われます。平均的に5年に1回くらいのペースでベディションが実施されていることになります。
次にIOTA-R0 Wanted List 2018からのニーズです。2年前の要望です。
参加61名中、41局が未交信とリクエストしてあります。ビーム利用局はほとんど済んでいる傾向にあります。私の経験としてはほとんどが比較的設備が小さいように感じました。アパマンアンテナでは過去3回は弱くてほとんど聞こえませんでした。2016年3月のR3CA/0は複数のIOTAからWhipに14MHzSSB運用されましたが全滅でした。
UA9KDFによるプランは2017年2月にスノーモービルで4つのIOTAをRT9K/9にて企画しましたが、故障や天候不順でAS-005のみに終わりました。同年10月にEU-190 RI0Fにチャーター船により成功し、2018年に船による4つのIOTAベディションRI0Bに成功しました。そして、2020年に再びスノーモービルによりAS-068 RI0Bを成功させました。その18分間のVideo画像がありました。
https://legendsarctic.com/novosti
ロシア語ですが、画像では素晴らしいたいへんな行動と感じました。初回の失敗をすべてクリアできたのでしょう。まさに準備万端と言ってよいと思います。AS-152 RI0Q実行に対する自信を感じさせます。AS-152 RI0QプランはAS-068 RI0B 2020とほぼ同じ機材になると思われます。FT8も加わっていますのでFT4も積極的にやるのではないでしょうか。
2021年2月~3月に実行できるでしょう。RRCの活動で北極海のIOTA DXpeditionが20年に1回くらいの運用感覚でしたが、5年に1回、2~3年に1回となってきました。ありがたいですね。後は資金調達のみでしょう。
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