KL7RRC/PのClub Log Matchingしらべ
コロナ禍の影響で本年はブログのIOTA記事のソースを見つけることが大変です。また、記事のソースを見つけても調べ事や画像作成など行いますと2時間から6時間くらいかけることもよくあります。最近は特に新しくIOTA申請をされた局向けにお役立ち情報の掲載を心掛けています。
本日は、N3QQ Yuriさん等が実行されましたKL7-IOTAに関するClub Log Matching調べです。特にIOTA申請を薦められてClub Log Matching+LoTW QSO Matchingを1回やっただけで申請を完了された局向けのお話しです。
2017年10月に実施されましたEU-190 RI1F Victoria IslandはコールサインはRI1Fですが、Club Log MatchingのためのLogname on Club Logが「RI1F/EU-190」と登録されたために、交信局側の電子ログにRI1Fと入力され、そのままADIファイルを作成して登録するとLogname on Club Logは「RI1F」と登録され不一致の判定がされてしまいました。
IOTA CP JAホームページでは次のように対応を求めました。
RI1Fのみならず、RI0B、YB4IR、YB8RWに関しても追加して同様の対応を求めてくださいました。これは運用側が複数の運用、特に同じコールで複数のIOTAを実施されるときにファイル管理を行うために枝番を付けることが原因です。
本日、次のウエブに出会いました。
https://www.dxtrophy.com/kl7-log-s
KL-IOTAのClub Logが格納されていました。特にKL7RRC/Pはたくさんありましたので、JA9IFF中嶋さんがしっかり対応しておられるLogname on Club Logを「KL7RRC/P」において調べてみました。裏を返しますと、最近Club Log Matchingだけで申請されている局は上記の不一致でたくさん運用されたKL7RRC/Pを逃しておられるのではないかと考えました。Club LogのStart to Endも補記しました。
Callsign IOTA Ref. No. Island name Logname on Club Log Logname on LoTW
KL7RRC/P NA-158 Kalgin KL7RRC/P/NA-158 526 QSOs logged between 2016-07-08 12:17Z and 2016-07-11 00:08Z
KL7RRC/P NA-233 Ogliuga KL7RRC/P/2009 5,415 QSOs logged between 2009-06-10 20:44Z and 2009-06-17 14:56Z
KL7RRC/P NA-234 Chuginadak KL7RRC/P/2018 2,254 QSOs logged between 2018-05-25 04:58Z and 2018-05-27 22:36Z
KL7RRC/P NA-235 Chirikof KL7RRC/P/2010 5,793 QSOs logged between 2010-07-20 06:03Z and 2010-07-31 20:57Z
KL7RRC/P NA-240 Pingurbek KL7RRC/P/2012 1,648 QSOs logged between 2012-05-11 05:22Z and 2012-05-13 17:58Z
他のNA-039、NA-150、NA-210、NA-232はコールとLogname on Club Logが一致していましたので省きました。
申請されるときにClub Log Matchingのシステム任せのままですとこの現象がおきているかもしれません。まずは該当の局がおられましたらチェックしてコメント等にレポートしてくださいませんでしょうか。私の場合は全部QSLカードにて申請済みや未交信のために直接確認がとれませんのでご協力ください。
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