Club Log Matchingで永久にクレジットデータを提供して欲しい
今年初めにIOTA-YB Needed List 2020を作成しました時に参加者20名の中からOC-269 Karimata IslandsはYE7Pと2005年9月に交信していますが、未回収なので未交信扱いにしてレポートしますというご報告をいただきました。
このOC-269 YE7Pは私のハムライフを大きく変えるほど、そのサポートに熱中したIOTA DXpeditionでした。前年にサポートを行ったYB9BU KadekさんがOC-268 YB7Mを実施され成功裏に終わりましたので、YB1TC Kardiさんを紹介してくれました。OC-NewのKarimata Islandのプランを相談されていた関係です。資金支援依頼をJA1QXY花崎さんのホームページでお願いしましたところJA有志30名から支援がありました。
リーダーのYB1TC Kardiさん、メンバーのYB0ETC PriさんやYB5QZ Antonさんなどとも交流を図ることができました。特にリーダーのYB1TCとは6月から実施された9月、そして12月くらいまでは3日に2日くらいはメール交換をして交流を深めました。その後の2006年にもOC-270 YE6P Simeulue Islandに続きました。
交流は続きました。特に新しくIOTA申請をなさってOC-269 YE7PやOC-270 YE6Pと交信済みでQSLカード未回収局のご支援で10年近くつながっていました。その中でKardiさんは50歳くらいで二人の子供を授かったので頑張らなくてはと家族写真を数回送ってくださいました。また、仕事の関係でQSYも何回かされたと思います。そして、QSLカード回収支援も滞り疎遠になりつつありました。
2020年1月からYB1TC探しを行いました。見つかりません。YB5QZ AntonさんやYB0ECT Priさんにも協力を求めましたが、所在は見つかりませんでした。OC-269 YE7Pのときに勘違いでvia JN6RZMがアナウンスされたり、ログのエクセルファイルが届いた記憶があります。QSLmgrは引き受けないと考えていましたのでお断りしました。そのおぼろげな記憶に残るエクセルファイルも探しましたが完全にアウトでした。
OC-269 YE7P、OC-270 YE6P並びにOC-237 YE1PのログとQSLカードはYB1TCとともに完全に不明となりました。
QSLカードを受領しクレジットも受けているので関係ないという局も多いと思いますが、多くのお金が動き、時間もたくさん使い、帰路には事故もあり丸一日海上を漂ったという危険な状況もありました。私も全精力をかけてご支援しました。
15年後の現在においては、ベディショナーが帰路の空港でネットにつないで簡単にClub LogやMatchingの登録を済ませられ、約30日後には交信された全員にクレジットのためのデータを提供できるようになりました。さらに15年後でもClub Log Matchingでクレジットを得られます。
もう一度、OC-269やOC-270のような支援をしなさいと言われた場合、もう無理ですね。貴局ならばどちらを望まれますか? やはりClub Log Matchingに登録して半永久に利用できるように望まれるのではないでしょうか。スマートに行きたいですね。電子ログに保管されていれば数時間で登録できます。ご協力を。また、機会あるごとに私も英語版マニュアルを活用して普及に努めたいと思います。
【追記】
中嶋さんからの情報によりますと、今週に入って広島県、神奈川県、そして岡山県から新規のIOTA申請があったそうです。おそらく3局ともにClub Log Matching/LoTW QSO Matchingを利用しての申請だと思います。詳しくはIOTA CP JAホームページの「2020申請進捗」をチェックされてください。毎日のメンテナンスで嬉しいたいへんさでしょう。
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