Club Log Matching/LoTW QSO Matching登録の必要性の一事例
この朝に半年ぶりにDL5ME Marioさんからメールが届きました。メールのタイトルは「Pse help with 6m QSL」です。2016年に6mでJAが大オープンし、6mCWで100局ほどと交信できたそうです。その中の1局からのQSL回収が滞っている相談でした。
「GRID PM51」が唯一の局とのこと。まだ生きておられるようでBuroで2回、SASEで2回請求、QRZ.com記載のメールアドレスへも何度かしたそうで無しのつぶてといつものパターンでした。私も海外局から過去にたくさんの相談をいただきました。いつもDLから貴重な情報をいただきますのですぐに該当局を調べに入りました。
ブログやTwitterなど立派すぎるほどのSNS調べの状況でした。ただし、2017年以降はQRT状態と感じました。160mから430までどのバンドでも大活躍、特に海外のコンテストにアクティビィティが高い鹿児島県の局でした。
まずは該当局へメールを早速に送りました。1週間ほど様子をみて、昨年にIOTA申請をしていただきましたJE6TSP森山さんへサポートの依頼を考えました。さらに鹿児島県のコンテスターJH6QIL楠本さんへも依頼してみようと思いました。宮崎県のJM6CIP甲斐さん等とグループを作られていたと思います。
私もそうでしたが、開局してから無線の熱が増すばかりで徹夜だ、移動運用だ、DXミーティングたと連日連夜のハム生活が5年から10年くらいを契機に興味がストンと落ちてしまうことが多いように感じています。仕事や家族などが変化し大きく影響を与えるようです。学生時代に構築したタワーやアンテナなどを残骸化し、無線機は友達に安く譲ったりでした。
総務省のアマチュア無線局検索を確認しますと、今年の2月に40万ライセンスを割り39万局台に落ちましたが、その現象はスピードアップし、この10月には38万局台に落ち込みそうです。物凄い減り方です。
K3EST BobさんのJCC支援で鹿児島県西之表市や福岡県那珂川市の全局をリスト化しそれぞれ100局足らずでしたがJARL加盟なども合わせて調べるとHF利用は片手で数えられるほどでした。V/UHF利用並びに運用不明が8割強でした。ハム免許状を失うのがもったいない局といってもよいかもしれません。
DL5ME MarioさんはLoTWも利用していないと書いていました。GRIDでSASEを2回も出すほど好まれているのですから、アクティビィティが落ちた、QRTした、病気療養中などになり、ハエがたかるように「QSLカードちょうだい」の請求がそれこそ墓場まで届きそうになる勢いがあるかもしれません。どうぞ、Club LogやLoTW登録によるMatchingシステムにより交信相手に永久にクレジットを得られる体制を作っておかれることをお勧めします。
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