3Y5X Bouvet IslandのIOTA番号は?
昨晩にJA7のOMさんからメールが届きました。私から勧められているIOTA申請をやろうとしてClub LogがうまくいかないのでQSLカードを確認したら738枚を見つけ出したとのご報告です。あれっ、23年もIOTAをやっています私のスコア721を軽く上回っているではないかと思いました。その直後に再度のメールが届きました。「AN(南極)の11件が漏れていました」とのこと。合計しますと、749という状況でした。
再度返信しまして750で優秀の楯というアワードをいただけると伝え、ぜひClub Log Matchingを利用し申請していただくようにお願いしました。
この朝にそのJA7のOMさんからお電話をいただきました。表題の3Y5Xの質問です。JF1ISTさんが唯一日本人で参加されたBouvet Island、ISTさんに拾ってもらいましたと、少々興奮気味で何度もJF1ISTさんに感謝されていました。
ここ2年間に新規のIOTA申請提案をしていますが、DXCCを上がられた局などがIOTA申請へ進むケースが多くなり、このような問い合わせがちらほらとあります。「3Y5X ブーベはIOTA申請に使えるか」という質問です。同じようなケースはたくさんあると思います。私の方法をお知らせします。
まず、2001年1月1日以降の交信の場合はQSLカードに「島名」が絶対に必要です。2000年12月31日以前は島名がなくてもその島名に存在する住所などが印刷されている。またIOTAウエブの該当IOTAの「Activations」の中にコールサインが記載されていれば承認されます。
IOTA CP JAホームページ初期画面の左端の「IOTA ディレクトリ」より日本語版IOTA DIRECTORYを確認します。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/ja9iff/iota.html
83ページ中37ページにBouvet Islandが掲載されています。そのIOTA番号がAN-002であることを確認します。
このIOTA DIRECTORYはアウトプットしてシャックに備えておきたいものです。
続いて、この3Y5XがIOTA AN-002として受け付けられるか調べてみます。IOTAウエブを使用します。https://www.iota-world.org/ja/
①初期画面の「IOTA情報」から2番目の「IOTAグループと島」を選択しクリックします。
②テキストフィールドのボックスにAN-002と押して検索マークを押します。
③最下段にAN-002の主要情報がでてきますので、AN-002をクリックしていただきます。
④画面が変わり、「Group information」、「Islands」、「Activations」のタグが並びますのでActivationsをクリックしてください。
⑤見事にAN-002 3Y5XはIOTAクレジットを受け付けられることがわかりました。
その他として、ではClub Log Matchingでヒットするかを調べます。調べるよりチェックを実行したほうが早いことは事実です。
同じウエブの初期画面でログインしていただきます。「自分のIOTA」→ 4番目の「承認された運用」→ 検索のためのテキストフィールドにAN-002とエントリします。該当コールサインがでてくればClub Log MatchingはOKです。AN-002の場合は「ANY」と出ますのでチェックをされてください。
なお、ご参考として2020年9月13日現在の3Y5XのClub Log登録状況です。
Log to search: 3Y5X
47,558 QSOs logged between 1989-12-28 21:28Z and 1992-01-07 18:03Z
少なくとも長期滞在はできないと思いますので1989年12月、1992年1月を含む2回以上の運用がされているようです。
この要領で他にもコールサインから知りたいIOTA番号、またIOTAとして受け付けられるかを調べる方法を記載しました。
« 2020年のMy IOTA supporting活動は国内向け中心で海外向けは大幅減少 | トップページ | 戻ってこられましたJA3AER 荒川OM、IOTA申請復活されました »
コメント
« 2020年のMy IOTA supporting活動は国内向け中心で海外向けは大幅減少 | トップページ | 戻ってこられましたJA3AER 荒川OM、IOTA申請復活されました »

山本さん、おはようございます。
少々時期を逸したコメントですが、AN-002の3Y5Xの件です。
当局はこの局とのQSOで、Club Log MatchingによりAN-002のクレジットを得ています。
AN-002は、当局のBlogでも話題にした1 IOTA=1 DXCCです。
そのため、Club LogのマッチングをかけるとDXCCとしてMatching結果が反映されます。
ですので、この場合はCPにQSLの提出は必要ありません。(実際提出しませんでした。)
投稿: JA6WJL | 2020年9月16日 (水) 10時21分
続いてのコメントをありがとうございます。
いえいえ、反応を聞かせていただくことは少し遅れてもとても嬉しいですよ。ブログの内容は実話です。いまIOTA申請にようやく重い腰を上げられ奮闘されている方からのご質問です。最近は電話がかかってきます。電話でご説明しても画面説明はなかなかコピーできませんので、電話が終わってメールで送りますと言って切りました。
待てよ、回答をお一人だけにメールメッセージを作って送るだけではもったいないと思いました。ブログに固有名詞を省略してその解答を書いた次第です。願いは同じ疑問を持った局へのサービスも含みました。DXCCを上がられて、IOTAをやるやらないと考える中でもし「3Y5X」をお持ちの局がIOTA番号はANの?と知りたくなった時にGoogle検索すればおそらく当ブログの当メッセージがヒットするように仕掛けた次第でございます。二兎を追うもの云々という言葉がありますけども、一石二鳥、いえ三鳥、四鳥を狙った次第です。
20年近くJN6RZM IOTA Supportingを毎日投稿していますと、IOTAを少しでも興味を持って検索されるとヒットするという具合です。長くなりました。
投稿: shu JN6RZM | 2020年9月16日 (水) 10時54分