近年の南米チリのIOTA運用はVE3LYCなどの外国勢と新しくチリで免許を取得したSA-018 Chiroe IslandなどのResident局の運用が目立っています。2000年代のCE-IOTA運用は複数のグループが競い合って運用する時期がありました。そのために秘密裏にプランが進められ情報開示が直前にあったりしていました。
その中で個人局として多くのIOTA DXpeditionを実施ししましたMarcoさんCE6TBNがとてもフレンドリーに付き合ってくれました。2010年には現地の日本企業に就職し、CE1TBNとコールサインを変更されました。メールによる情報交換がFacebookに変わり、最近はFacebookでときどきお会いする程度になっていました。
今月に入ってCE1TBNから新しいコールサインCE1EWに変更されていることがわかりました。QRZ.comのCE1EWを拝見しますと、2020年10月に立ち上げていましたのでコール変更をして4~5か月のところでしょう。さらにBiographyには過去のIOTA DXpedition情報が一覧になっていました。すべてClub Log Matching登録がされているようです。じっくり拝見するとIOTA DXpeditionを復活してくれそうなイメージです。
CE1EWのQRZ.com Biographyに掲載されていますMarcoさんのIOTA DXpeditionと私のログと突合しましたら、
●CE6TBN/7 Chiloe Is. SA-018 Oct. 2001
●CE6M Mocha Is. SA-061 Jan. 2003
●3G1P Pan de Azucar Is. SA-085 Mar. 2003
●3G2D Damas Is. SA-086 Nov. 2003
●CE6TBN/8 Riesco Is. SA-091 Jan. 2004
●CE6TBN/8 Wellington Is. SA-032 Jan. 2004
●CE6TBN/7 Chiloe Is.SA-018 Jan. 2005
●CE8A Rennell Is. SA-094 Feb. 2005
●CE6TBN/p Mocha Is. SA-061 Feb.2005
●CE6TBN/7 Asension Is. SA-043 Mar. 2005
●XR7W Wager is. SA-053, Feb. 2008.
●XR2T Damas Is. SA-086 Oct. 2014 と、12IOTAも交信できていました。
びっくりです。私のアパマンアンテナでこんなに交信できていたとあらためて驚き、そして感謝するしかないと思いました。残念なのはSA-095 XR4P Pupuya Islandが上陸できずに失敗したことです。(その数年後にVE3LYCが上陸し運用されました)
Marcoさんとは本当に親しく情報交換をさせていただきました。彼はいつも言っていました。チリの北部に位置しているIOTAは高速道路バスですぐに移動して船で比較的簡単に移動できると言っていました。15年くらい前の話です。チリの南部は高速道路がつながっていないので不便と言っていました。いまでもお願いすれば移動運用をやってくれると思います。
ひとつ懸念がありますが、Marcoさんがお嫁さんをもらえたかが気がかりです。
IOTAスコアの上位のOMさんはすでにCE-IOTAを完了されている局もおられると思います。私は次の6つを残していました。
SA-031 CE9 Wollaston & Hermite Islands
SA-050 CE8,9 Antartica Chilena Province group
SA-083 CE0 Salas y Gomez Island
SA-095 CE4 O'Higgins / Maule Region Group
SA-100P CE1 Arica and Parinacota/Tarapaca Region group
SA-101 CE0 Alejandro Selkirk
久しぶりに初心に戻ってMarcoさんに相談してみましょう。
【追記】
2017年1月に実施されましたXR7T Ascensiión Is. SA-043 Jan. 2017とFacebookのMessengerで現地とやりとりをしていました。JAからも数名の参加者を紹介し7MHzSSBやCW、14260などでトライしていました。ここ数年間でJAのIOTAチェイサーが70名ほど増えたのでMarcoさんのIOTA DXpeditionにも期待していると伝えました。
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