OC-248 T8 Sonsorol IslandへのHF無線機供与について
表題の件、とても楽しみにチェックしております。その経緯をご報告いたします。
OC-248 T88SI Sonsorol Islandの運用が2002年2月に実施され、残念なことに私は交信し損ないました。以来、情報のアンテナを高くあげておりました。T88SIを運用したイタリアの局から「FacebookにSonsorol Islandのグループ登録ができるよ」と教えていただき、7~8年前からSonsorol Islandに書き込まれる情報を入手していました。当初はイタリアの皆さんが2回目のOC-248はいつやるかでした。
ところが現地の皆さんもいろいろな情報を書き込まれました。当初は電気ガス水道もなく、土人が住んでいてIOTA DXペディションは欧米にやってもらわなければ無理と思っていました。JA1に住むOMさん、確かかいさんと言われる方がツアーを組むので参加しないかなどのお誘いもいただいたりしました。結果として催行参加人数に足りず実行されませんでした。
ローカルのT8/V6などへよくペディションへ行かれていますJA6EGL三宅さんにも相談しましたが、SonsorolやTobiへのコストが高すぎるとの回答でありました。
FacebookのSonsorol Islandへの書き込み者はAsanumaさんやKintaroさんなどの日本名の方が書き込みされています。戦前の日本領時代に現地の方と日本人との子孫のようです。ほとんどが英語ですが、ときとして日本語がでてきます。
この10月22日の書き込みは次の通りでした。
「Laree Tahase Xavierさんが投稿をシェアしました。
管理者
· 10月22日 23:40 ·
Thank you Ambassador KARASAWA and Japan Embassy 🇯🇵 for your great contributions to our small islands. どうも ありがとう ございます.」
Laree Tahase Xavierさんがパラオ日本大使館の柄澤大使から太陽光発電パネルをプレゼントされその御礼を投稿されたものです。パラオ日本大使館のウエブも紹介していました。パラオ日本大使館の報告に「数か月以内にHF無線機を提供する云々」と報告されていました。ビックリしました。
https://www.palau.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
このパラオ大使館ウエブの新着情報2021年10月22日「日本のUNDPを通じたソンロール島及びプロ・アナ島の学校への5kwの太陽光発電システムの支援:第6回引渡式の実施」の中の柄澤大使ご挨拶文章が紹介され、下から9行目に「また、「我々の支援はここで終わりません。今後数ヶ月の内に、ソンソロール州の人々にHF無線機も提供する予定です。」とも述べました。」とありました。
HF無線機とありますのでアマチュア無線機だと考えられます。おそらくSonsorolやTobi IslandはT8の中央からのアクセスが厳しいために7MHz~14MHzを使用しての緊急使用、並びに教育用として使用されるのではないかと思いました。VHFが付いているリグだと良いのですが。
KL7RRCで有名なIOTA DXペディショナーのN3QQ YuriさんもV73RRCを実行するときに地元のマーシャル諸島にHF機1台、V/UHFハンディー機を10台ほど寄贈していました。H44IOTAのときもありました。
前述のLaree Tahase XavierさんへのFacebook投稿へ御礼とご支援したい旨をコメントしました。よく考えると彼はFacebookへの投稿者であってHF無線機にタッチする主体者なのかまだ分かっておりません。
現在、毎日上記の大使館の新着情報をチェックさせていただいております。パラオ日本大使館、UNDPなどがかかわっているようですが、JARLやメーカーも協賛しているかもしれません。動向があればご報告したいです。
Sonsorol IslandはIOTA OC-248です。先ではOC-296 Tobi Islandにも関わってくる可能性があります。
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