AS-017 JO1CRA/JS6 Okinawa Honto Island QSLカードについて
一昨日に表題のQSLカードの写真を掲載しましたところ、ご本人のJO1CRAさんからお礼のコメントをいただきました。コメント欄にあります。
「こんばんは。 JS6移動のQSLを取り上げていただき、ありがとうございます。 QSO数が少なかったので、これで日の目を見て成仏できます。(笑) とは言え、ヨーロッパを中心に OQRS での有償QSL請求が8件もありました。 今月のリスティング締切りに申請頂いたのか「Credited activations of AS-017」にも掲載されました。 ご利用頂き嬉しいです。(中略) 今後、沖縄本島以外からの運用を探したいと思います。」
毎晩9時30分から歯磨きをするのですが、直前に届きましたのでコメントの返信を書いているうちに、あることに気づきました。私はAS-017沖縄のクレジットは27年前に済んでいました。一昨年5月にIOTA-VHFを開始したときに意外とIOTA AS-017としてルールに則ったQSLカード入手が難しくJR6RL/6とJR6RLを50MHzCWにてとりあえず交信済みにしておきました。
6mのAS-017 コンプリート局はなんと1年後の2022年5月にAS-017 JH7IPR/6 伊平屋島(Iheya)でした。
すぐにIOTAウエブのAS-017を確認しました。
意識はしていたのですが沖縄本島(Okinawa Honto Island)と表現するのが正解であることに気づきました。日本に復帰前のKR6/KR8などの分もすべてOkinawa Hontoになっていました。ところが2018年発行の最新の製本版のIOTA DirectoryのAS-017を確認すると「Okinawa Islands」と表現されており、Okinawa HontoやHontoという文字はありませんでした。判断しづらいため島名をOkinawa Hontoにまとめられたようです。
そのためにAS-017 JO1CRA/JS6 Okinawa Honto Islandでの運用に対し、海外局が反応し8局のOQRS/SASE請求があり、IOTAウエブのAS-017 にもCRAさんが意識しなくて登録されたと考えられます。
私が20数年ぶりにIOTA-VHFで簡単にAS-017は取れると思いうまくいかなかったのは現実に沖縄本島から運用されている局がQSLカードに「Okinawa Honto」または「Okinawa Honto Island」と印刷していないためだと思いました。JA側はOKINAWAと印刷しておけばAS-017であると思いますが、海外局は宮古も八重山も大東もOKINAWAなので判断がつかなかったのでしょう。そこにJO1CRA/JS6 Okinawa Honto IslandのQSLカードによる救いの手が差し伸べられたと判断します。
実際にIOTA AS-017のQSLカードとして使ってもらうためには「Okinawa Honto」と入れなければ海外のIOTAチェイサーは使わない、使えないということになると思います。沖縄本島resident局や移動局がすでに印刷済みのQSLカードをお持ちならばパソコンのプリンターで印字すればよいです。(Tnx JO1CRA)
いまNHKニュースで九州沖縄版の天気予報をやっていますが、「おきなわほんとう」あるいは「おきなわほんとう地区」と説明しています。
【追記】
JO1CRAさんのコメントが二つ続いています。とても重要な内容と思います。沖縄本島の表記を現地運用の皆様がQSLカードにしていないために海外からIOTA DXペディションを実施した説明などを説明しておられます。IOTA申請者の量が世界一位ならば質も世界一位に近づけましょう。
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