NA-244P 4A5D Provisional IOTAから5大陸と1000局到達のチャレンジ
当初の案内で3月29日から31日の間に2日間それぞれ3時間ずつの運用と発表されたために、欧米局が盛んにIOTA-chasers Forumにて情報交換の投稿が始まりました。まずは交信できたの報告の確認に入りました。NA、EUを中心にレポートがあがり、AFのEA8局に続き、われらがJA5CEXさんのASからのレポートが上がり4大陸となりました。途中でドイツの局が勘違いされて全大陸の1000局と窓口のEA5GLへ発信されました。
勘違いと判断し、7大陸と間違って伝わると困るので、IOTAルールを貼りつけて5大陸1000局ですよとIOTA-chasers Forumにご愛敬で投稿発信しました。SAかOCのどちらかで5大陸完成を待っていたところVK5GRがレポートし「5大陸完成」を確認できました。初日3時間の予定はEA5GLのおかげで3時間運用を軽く超えました。Club Logに掲載されましたが51QSOsのままで就寝しました。
2日目の朝を迎え、すぐにClub Logを確認しました。
Log to search: 4A5D
612 QSOs logged between 2024-03-30 03:07Z and 2024-03-30 20:09Z
7時間のオペレーションで612QSOsです。運用バンドは14/21/28MHz、モードはFT8のみ。2日目も初日以上の時間をかけていただければ1200QSOsは軽く到達できると思われますが、3バンド運用のために1局で複数交信がはいると1200QSOが単純計算で1/3の400局となってしまいます。このあたりがProvisionalから正式IOTAになれるかのカギと思われます。
過去の経験上では初日と同じ時間運用だと1000局は厳しいと見たほうが良いでしょう。でも過去に未到達はありませんのでお情けで切り上げるかもしれません。(冗談) 実際に昨年11月に実施されたOC-299 V62Sのクラスターレポートと追記に比較しました。
この朝の最も驚いたことは25件のメールが届いていたことです。IOTA-chasers Forumからの配信ばかりでほとんどがNA-244 4A5Dの件でした。コロナで停滞、低迷したIOTA DXpeditionにおいてNew IOTAのProvisional IOTAからの運用であり、物凄いフィーバーを感じました。やはり世界中の多くのIOTAチェイサーが積極的に楽しんでいることがわかります。
この機の2024年6月に予定されていた5年ごとのIOTA New誕生が保留され延期されたことは間違いではないかと提案したいです。コロナ明けだからこそ、待ち望んでいるNew IOTAを動かす必要があるのではないかと考えております。
残り1日のNA-244Pからの運用ですが、ぜひとも1000局交信達成を実現して欲しいです。
【追記】
クラスターレポート比較
NA-244 4A5D 0328zから開始 2115z 初日終了 18時間運用 44件のクラスターレポート 14/21/28MHzFT8のみ
OC-299 V62S 2251zから開始 1457z 初日終了 16時間運用 95件のクラスターレポート 14/21MHzCWのみ
単純に比較しても「厳しい」と感じます。1000QSOsは届くかな、1000局はちょっと?
結論としてJAからも積極的に交信するしかないです。できれば2バンド交信までで止めおいた方がよいかもしれません。
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