2024年7月のOC-241 IOTA DXpeditionが終了した後もQSLカード回収の支援を続けています。昨夜、交信済みの6局のコールサインをYB9BUへ伝え、郵便事故を回避する目的でそれぞれのSASEが届いたら私に一報をお願いしました。
7月10日のこの朝、YB9BUからのメッセージが届きました。
「YC9MFD と YD9LAU が私に Qsl マネージャーとして文書とログシートを確認する前に、Qsl カードを私に送らないでください。
これまで通信はありません - 検証操作が必要なため」 とのことです。
これは、リーダーのYB9MKFが病欠したための対応です。YB9BUのQSL発行システムは、ペディショナーがYB9BUへメールや電話で依頼します。DX情報には「QSL via YB9BU」で発表されます。ペディション実施後にログ(メモ帳)がYB9BUへ送られます。YB9BUは受領後にQSLカードの枚数やデザインを決定、調整し発注します。ペディショナーはその後にQSL印刷代金をYB9BUへ支払うという流れです。
リーダーのYB9MKFの病欠で7月6日開始になったようです。YC9MFDとYD9LAUはYB9BUとは直接依頼をしていないようです。従って彼らのログ到着をもってことを進めたいのではないかと思います。交信局数があまりにも少ない場合や、自分たちで印刷するなどなどの変更の可能性もあるかもしれません。現時点でYC9MFD、YD9LAUからYB9BUへは連絡はないようです。
しかし、世界的に考えればすでにYB9BUへ請求SASEを送られた局もおられる可能性は十分にあります。ここを考慮して欲しいですね。
【追記】
JH2RMUさんからQSL回収に関してのサポートの依頼をいただきました。大船に乗ったと申し上げたいところですが、YB9BU Kadekさんからの指示待ちです。7月6日(土)の午後3時過ぎと午後6時過ぎから21260にてYC9MFD/9がOC-241からサービスをしてくれました。感覚的ですが、50から200QSOs くらいではないでしょうか。このQSO数とYC9MFDとYB9BUとは全く知り合いではないこと。古くからの友人であるYB9MKFが参加できなかったことで変化がおきるかもしれません。
YB9BUは世界的にもYB-IOTAの第一人者と認められています。私がIOTAを始めた1997年以前からIOTAチェイシングとIOTA DXpedition、そしてYB各局のQSLmgrを受けていました。そのやり取りはペディショナー側がYB9BUへ事前に連絡し、運用事後にログをYB9BUへ届ける。受け取ったYB9BUは交信局数などで印刷枚数を判断し、QSLカード印刷を発注する。QSLカードが届く前後にペディショナーが印刷代を支払うという大まかな流れです。
2013年11月に実施を熱望していましたOC-157 Banda Neira IslandへYB8VとしてYB8XMチームが運用してくださいました。ところが、QSLmgrを請け負われたYB9BUが翌12月に入院し、連絡ができなくなりました。何度かの交渉で一度だけ繋がりドナー50名分のQSLカードを2014年6月20日に相当に無理してvia JN6RZMにて送ってくださいました。ところが、国内と海外局のQSL1枚ずつのコールサインにミスがありました。
入院中のYB9BUに連絡できず、リーダーのYB8XMに何度も相談し、QSL発行をしていただくことになりました。PayPalやOQRSの整備をお願いして年末にはすべて処理できたと思います。ドナーの皆さんのご協力があったからこそ、実行できました。
5年ほど経過して、突然にYB9BUから連絡が届きました。肝臓の治療で迷惑をかけたとのこと。世間の悪評も確認されたようですが、やはり命には代えられません。そこで、YB9BUのQSLing分に関してJN6RZM経由で発行することの協力を依頼されました。当ブログで毎月1回ほどその状況を報告し、世界中にアナウンスしました。2023年も1件、実行しました。まだ続けているような、そうでないような感じです。
私が理解できたことは、決してYB9BUはお金のためにやっている訳ではありません。リクエスターがNew IOTAのクレジットを得られることに喜びを感じておられるから継続されていると思います。残念ながらGS送付が多く危険なためにIRC2枚をお願いしています。現実的には2GSより安くなってしまいましたね。最悪の場合でもJA分QSLカードをすべて私に送ってもらうことも可能と思っています。もちろん、最後の手段ですが。
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